1
/
5

法人初!エンジニア採用を始めた理由と、医療業界の課題への挑戦

クリニック運営、農業、未病予防事業、発達支援事業、保育園事業、開業医コミュニティの運営など、幅広く事業を展開する医療法人社団梅華会では、このたび初のエンジニア採用を行います。

「なぜ医療法人がエンジニアを!?」

今回は、その真意に迫ります!


なぜ、医療法人がエンジニアを必要としているのか?

医療業界は、他の業界に比べてまだまだアナログな部分が多いと言えます。政府は、オンライン診療や電子処方箋の普及を促進するなど、医療業界においてもDX化を推進していますが、現場では未だに手書きの書類が多く存在していたり、病院間や取引業者とはFAXでのやり取りが当たり前であるなど、課題が多く残されているのが現状です。医療業界におけるDX化が遅れている一因として、医療分野においてはプロであるものの、デジタル分野の知識を持つ人材が乏しいことがあると考えています。そこで私たちは、医療業界の抜本的な課題の改善に取り組むためには、新しい視点を持ち、デジタルに関する豊富な知識と経験のある人材を他業界から迎えることが必要だと考えているのです。


エンジニアに期待する業務内容

エンジニアへお願いしたい業務内容としては、診療予約システム、キャッシュレス決済、電子カルテ、レセプト請求など、診療関連業務全般のシステム化の提案・運用や、スタッフが手作業で行っている経営数値(KPI)のデータ収集と分析、無農薬野菜の販売を行うECサイトの開発などを考えています。ただし、エンジニアの視点と能力を活かして頂くことで、業務効率化のために改善できることは上記に留まらないはずです。私たちは、今後エンジニアとしてジョイン頂く方には、依頼される業務のみではなく、医療業界の課題を自発的に発見し、解決に取り組んで頂きたいと思っています。


幅広い事業展開により広がる、エンジニアの活躍の場

梅華会はクリニックの運営だけでなく、健康をテーマとして幅広く事業を展開しています。診療業務の効率化はもちろんですが、それ以外の事業においても、エンジニアとしての能力を存分に発揮頂きたいと考えています。例えば、農業事業に関しては、無農薬・減農薬野菜を栽培する全国の農家さんと、健康意識の高い消費者を結ぶため、無農薬野菜を販売するECサイトの開設準備を進めています。健康に対して熱い想いを持ち、無農薬・減農薬野菜の栽培に取り組んでいる農家さんは全国に沢山いるにも関わらず、販売ルートが確保できていないなどの理由から、苦労されている方も多くいらっしゃいます。私たちは、広く健康を提供する存在として、そのような農家さんの想いを全国の消費者へ繋げるためのお手伝いをしたいと考えているのです。そのため、日本中どこにいても、質の良い野菜や果物を手に入れることが出来るためのECサイトの開設に向けて取り組んでいます。現在は、サイトの構築・運用は外部の方へ依頼していますが、今後はそれらも組織内のエンジニアへお任せしたいと考えています。組織の仲間としてジョイン頂くことで、より私たちの想いをサービスに反映させることができますし、トライアンドエラーを繰り返しながら成長する新規事業においては、より迅速な対応が求められるためです。

このように、梅華会ではクリニック運営だけではなく、農業や保育園事業、発達支援事業、全国の医師によるコミュニティの運営など、多岐にわたる事業を展開しています。医療法人でありながら、これだけ多様な事業を展開しているからこそ、エンジニアの活躍の場は豊富にあります。

また、私たちは梅華会だけではなく、全国の医師や歯科医師とのコミュニティ(「開業医コミュニティM.A.F」・「予防未病協会」)も運営しています。そのため、医療業界に共通する課題解決の為のシステムを実現できれば、同様の課題を抱える全国のクリニックにとっても役に立てるはずです。いずれは、システムの独自開発・販売も実現し、広く社会貢献に繋げていきたいと思っています。

私たちと共に、医療業界におけるエンジニアの可能性を広げていきませんか?


医療を通じて、エンジニアが社会へ貢献できること

私たちは、医療法人にエンジニアを迎えることで質の高い医療サービスを提供し、より社会へ貢献したいと考えています。

エンジニアの力を借りて診療業務の効率化を実現することは、医療スタッフが患者さんとのコミュニケーションに時間を割ける環境を整えることに繋がります。デジタル化が進む現代においても、「人と人が顔を合わせ、目を見て話す」というアナログなコミュニケーションは、今後も必要不可欠です。このアナログさを大切にすることが、患者さんに寄り添った医療を提供する鍵であると考えています。

AIが進化する中で、将来AIに取って代わられる可能性の高い職業の一つに、医療事務があると言われています。しかし、AIでは提供出来ない「共感力」と「思考力」が、医療サービスにおいて極めて重要です。患者さんの信頼を築き、適切な治療を提供するためには人の力が欠かせないのです。



さらに、医療においてはプラシーボ効果という心理現象が存在します。

<プラシーボ効果>
偽薬効果というもので、実際には効果のない偽物の薬を飲んだにも関わらず、その薬によって何らかの症状の改善がみられること


このような効果が発揮されるためには、信頼する医師からの親身な説明や、医療従事者からの適切なサポートにより「病気が治る」と、患者さん自身が信じることが大きく影響します。そのため、私たちは「病は氣から」という考えに基づき、医師だけではなく、看護師・医療事務など、患者さんへ関わる全てのスタッフが、患者さんの治療結果に最良の影響を与えられるような声掛けや関わり方を心がけています。そして、医療スタッフが、患者さんへ最善のサポートを提供するためには、ルーティンワークや単純作業の効率化が欠かせません。そのためには、エンジニアの技術と能力が必要なのです。エンジニアの役割は、直接的な医療サービスの提供ではありませんが、医療スタッフの業務を効率化を可能にすることで、間接的に患者さんへの貢献、さらには社会全体への貢献へと繋がると考えています。

医療業界はまだまだデジタル化が進んでいないため、エンジニアの方々の発揮できる役割と価値は非常に大きいです。私たちと共に医療業界におけるエンジニアの可能性を探求し、業界全体に対して、エンジニアの価値を広めていけることを期待しています。

また、今回は法人として初めてのエンジニアの採用を行います。そのため、業務内容や勤務形態(業務委託など含め)については、相談の上柔軟に対応させて頂きたいと考えています。


医療法人社団梅華会では一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
医療法人社団梅華会からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?