なにをやっているのか
日本橋クラウドクリニックは、オンライン診療を中心に運営しているクリニックです。
一般的なクリニックのように「待合室に人が並び、紙のカルテが積み上がる」という光景は、
うちにはありません。患者さんはスマートフォンから予約し、画面越しに医師の診察を受け、
薬は自宅に届きます。私たちスタッフは日本橋のオフィスで、その裏側の仕組みを回しています。
そして、その裏側の業務のかなりの部分を、私たちはAIに任せています。
・予約が入った瞬間に、問診票と過去カルテと保険証を突き合わせ、
電子カルテに「事前カルテの下書き」がAIによって自動生成される
・薬局からの疑義照会は、内容が自動で分類・蓄積され、
次に同じ質問が来たときの回答案が出てくる
・日々のやり取りから「これは今後のために残すべき」という事案が自動で抽出され、
クリニックのナレッジとして貯まっていく
これらはツールを買ってきて導入したものではなく、私たちが自分たちで設計し、
運用しながら毎週作り替えているものです。
つまりこのクリニックの医療事務の仕事は、
「窓口で受付をして、レセプトを打つ仕事」ではありません。
医療事務の実務知識を土台にして、業務そのものを設計し直す仕事です。
なぜやるのか
既存の医療事務の仕事には、必要のない作業があまりにも多いと考えています。
同じ内容を紙とシステムに二重入力する。
去年も一昨年も同じ疑義照会に、毎回ゼロから調べて答える。
辞めていくスタッフの頭の中にしか業務の手順が入っていなくて、
その人がいなくなった瞬間に組織から知識が消える。
これは個々のスタッフが悪いのではなく、単に仕組みが作られていないだけです。
そして「仕組みを作る時間がないほど目の前の作業に追われている」ことが、
仕組みが作られない理由になっている。この循環をどこかで断ち切りたい。
私たちがAIに業務を渡しているのは、人員を減らすためではありません。
人がやらなくていい作業を人から取り上げて、
人にしかできない判断と設計に時間を使ってもらうためです。
医療は、患者さんの人生に触れる仕事です。
そこに使う時間だけは、絶対に削りたくない。
だから、それ以外は徹底的に削ります。
どうやっているのか
■ 少人数・裁量大。細かい指示は出ません
少人数で運営しているため、役職や部署の壁がほとんどありません。
「この作業、毎回無駄だと思う」と誰かが言えば、その週のうちに検討され、
必要なら翌週にはAIの処理に置き換わっています。
資料を作って会議を三回通す、というやり方はしていません。
裏を返すと、細かい指示は出ません。
「今日は何をすればいいですか」と毎朝聞く働き方は、ここでは機能しません。
「これは自分の判断で決めていいですか」と確認しながら進められる方に向いています。
■ 働く環境
・オフィス勤務が基本。在宅勤務も相談のうえ可能です
・フレックスタイム制/服装自由
・シフトは本人の希望をベースに組みます(研修期間中は研修担当に合わせていただきます)
・土日祝休み、年間休日120日
・電子カルテはデジカル、社内連絡はSlack、ナレッジ管理はNotion
・業務の多くにAIが組み込まれており、日常的に触ります
■ やり方が頻繁に変わります
先月まで手作業だった処理が、今月からAIの自動処理になっている。
そのAIが変な結果を出したので、来月には判断基準を書き直している。
そういうことが日常的に起きます。
安定した手順のなかで精度高く働くことに喜びを感じる方にとっては、
これは相当なストレスだと思います。能力の問題ではなく、相性の問題です。
■ この募集に向いていない方
先に正直に書きます。以下に当てはまる方は、お互いのために応募をお控えください。
× 医療事務の実務経験がない方(今回は経験者のみの募集です)
× 決められた手順どおりに、安定して働きたい方
× 指示されたことを正確にこなすスタイルで評価されたい方
× AIやSaaSツールに抵抗感がある方
× 患者さんと対面で接する仕事がしたい方(対面での接遇はほぼありません)
■ 応募時の必須記載事項【重要】
応募メッセージに以下の2点をご記載いただいた方のみを選考対象とします。
記載のない応募は、選考をお見送りいたします。
① 医療事務の実務経験年数と、担当されていた業務範囲
(レセプト請求/点検・返戻対応/窓口/使用していた請求ソフト名 など)
② 当院のストーリー記事を読んだうえで、この環境で最初の3ヶ月に 取り組みたいことを1つ
②は正解を見るための質問ではありません。
考え方の癖と、業務を分解する力を見せていただくための質問です。
文章の巧拙は評価しません。