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なにをやっているのか

横浜の関内駅直結のシェアオフィス・コワーキングスペース「G Innovation Hub Yokohama」(以下、”G”)を運営しています。 “G”は、昭和38年(築57年)の旧耐震ビルをリノベーションし、2019年6月にオープンしました。オープンから約1年半が経ち、フリーランス、デザイナー、スタートアップ、士業、行政のセンターなど、様々な入居者が入居しています。

なぜやるのか

横浜・関内の活性化を目的に 関内は開港都市ヨコハマの関門として160年の歴史を持つ開国日本の象徴であり、国内外から人が集まることで質の高い多様な文化交流が生まれ、多様性や進取性・開放性の特徴を持ち発展してきました。 関内地区はアーティストやクリエイターが多く集積する街として知られ、近年大企業の本社やR&D施設が集積しているみなとみらい地区とも約2kmとほどよい距離感にあり、相互の特性を活かし相乗効果を発揮しやすい環境です。 また、周辺には個人で経営されているローカルな店舗も多く点在しており、仕事終わりには横浜スタジアムで野球を楽しみ、地元のクラフトビールなどを飲みながら仲間と語り合える環境もあります。 そんな関内の街の特性を活かし、イノベーションを生み出す人々が集まるハブを創り出すことが、“G”の目的です。

どうやっているのか

イノベーションを生むためのコミュニティづくり “G”は、オフィス空間だけでなく、オープンキッチンや通路(路地)にも特徴があります。 入居者が利用できるリビングキッチンではビジネスの会話はもちろん、よりリラックスした時間における雑談から生まれる会話からクリエイティブなアイデアは生まれると考え、そのコミュニケーション創発のキッカケとして【コーヒー】に着目しました。ここでは、コーヒーを生の豆から焙煎できたり、様々な器具を用いて挽いたり、淹れたりすることを楽しめます。 ビジネスとコーヒーは切っても切れない関係なのは皆さんお気付きの通りです。そのコーヒーを通じたコミュニティ醸成こそが、横浜関内の”G”らしいアイデア溢れる、それでいておだやかな繋がりを育んでいます。 また、入居者が契約するブースエリアは、天井が空いており入居者が話している声、コーヒーを淹れる音などの様々な「グッドノイズ」が溢れています。 ブースとブースの間の路地では、ホワイトボードを囲って打合せをしたり、別のブースの入居者同士で立ち話をしながら意見交換を行ったり、異業種同士の交流の場も生み出しています。 “G”は、オフィスで働くというより、街中で生きている感覚に似ています。それはつまり、コミュニティの中で生きているということです。 ”G”は、人と人が繋がっていくハブであり、コミュニティを育むことでイノベーションを生み出す場づくりを行っています。 また、急速なデジタル化とグローバル化により国や地域との距離が縮まりつつある中、イノベーション創出をひとつの自治体におけるビジネスエコシステムのみで考え行動していくことに限界がきています。 そこで、”G”では特性豊かな地域コミュニティの活性化に注力するコワーキングスペース等のイノベーション拠点とさらなる連携を図っていきます。 その一環の第一弾として、東北の仙台にある「enspace」と業務提携いたしました。 プレスリリース:enspaceとG Innovation Hub Yokohamaが業務提携~地域間イノベーション創出のための活動支援強化~ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000033946.html “G”は、関内と他地域間のイノベーション創出だけでなく、日本全国・全世界におけるビジネスエコシステム形成及び拡張の実現へ繋げていきます。