こんにちは、アイデアプラス採用担当です。
アイデアプラスは約1,300名の社外パートナーを抱えていますが、よりクライアント様に寄り添ったアウトプットを提供できるよう、2023年より社内デザイナーに社員としてジョインいただいています。
そんなアイデアプラスのデザイナーが向き合っているのは、グラフィックなどの視覚的なものだけではありません。
ユーザー、クライアント、そして一緒につくるメンバー…
「それぞれの人(ペルソナ)に応じた“顧客体験”をどう設計するか」が、アイデアプラスデザイナーの真髄です。
今回は、そんな考え方を軸に仕事をしているデザイナー・長嶺さんに話を聞いてみました。
プロフィール
愛知県名古屋市出身。大学卒業後、名古屋のデザイン事務所に新卒入社し、紙媒体とWEBデザイナーとして7年勤務。2024年6月、アイデアプラスSD入社。組織編成を経てアイデアプラスに入社。趣味は美術館巡り、ニッチ香水収集、野球観戦。
まずは定番の質問になってしまいますが…今どんな仕事をしているんですか?
キャンペーンLPやWebサイトが中心ですね。
それに加えて、新規事業開発における案件のロゴをつくったり、紙ものを少しやったり。
最近だと、LINEスタンプをつくったこともあります!
LINEスタンプまで!デザイナーと言っても、業務内容が本当に幅広いんですね!
そうですね。
何かこれだけを、というよりは、「顧客体験の共感をするために、LINEスタンプ使用前(発見)から使用時、使用後(拡散)までのユーザーの感情変化を想定してつくる」という感覚に近いです。
課題解決だけではなく、顧客が新たなサービス・体験を通じてどんな状況変化していったら幸せになれるか?という感じですね。では少し話を変えて。社内ではよく使われる言葉ですが、「顧客体験をデザインする」ということについて、どう捉えていますか?
すごくシンプルなんですけど、“思いやり”だと思っています。
デザインにおける”思いやり”は、いかにユーザーの目線に立てるかだと考えていて。
デザイナーのエゴでとにかくパンチの効いたものを制作したとして、でもそれを何回も手にしたい、見ていたいと思うかと言われると違うと思うんですよね。
ユーザーの生活に馴染んで、いつもその人のそばにいられるようなデザイン。
呼吸をすることと同じくらい、誰もが自然に使いこなせるようなものづくり。
手にしたときに、その人の生き方の一部になれるようなものが作れたらいいな、という気持ちで日々取り組んでいます。
なるほど。顧客体験のデザインは、まず感情から始まるんですね。
はい。
それはユーザーだけじゃなくて、クライアントさんや、一緒につくるメンバーに対しても同じです。
関わる人が増えれば、その分価値観も増えるので、その多様性にはすごく気をつけています。
例えば、「まち全体が学び場だ」というようなコンセプトを掲げてイラストを制作したことがあるのですが…。
より身近に感じていただけるように背景に写真を採用したり、幅広い世代が自分事として捉えられるよう、老若男女があちこちで様々な活動をしているシーンを描きました。
デザインの話でありながら、長嶺さんの価値観を聞いているようです…!
小さなことですが、そういう積み重ねが体験につながっていると思っています。
人々を描くときも多様性を尊重したイラスト、配色になるよう、こだわります。では、これまで多くの現場、案件を経験してきた中で、「これはアイデアプラスらしいな」と感じるのはどんな時ですか?
お客様との距離が近いところですね。
以前は、企業さんの意見に「いいですね」と言いながらこちらで整理して提案する、という形が多かったんですが、アイデアプラスのお客様は、デザインにすごく関わりたがる(笑)。
確かに、打ち合わせの“参加度”が全然違いますよね(笑)。
そうなんです(笑)。
ロゴ制作でもWebでも、「一緒につくっている」感覚があります。
場合によっては、お客様の要望を横で聞きながら、その場でヒアリングとデザインを同時に進めることもあります。
その場ですか!?持ち帰らず、その場で形にしていく、まさにLIVE感のある制作ですね。
楽しいですけど、正直大変です(笑)。
でも、認識のズレが起きにくいし、完成したときの納得感は全然違います。
企業様の創業50周年記念ロゴの制作にて。
体験価値を向上させるため、方向性を決めるラフデザインは社員の皆様で考案し、投票を行いました。
みんなで想いを込めて制作したロゴは、企業様の新倉庫の壁面に大きく掲示されています!ここまで関係者に寄り添う姿勢が印象的でしたが、逆に「ここは譲れなかった」という話はありますか?
実は、私自身はわりと譲っちゃうタイプなんです(笑)。
ただ、見やすさと 「もしこうなったら?」という想定だけは、かなり気にします。
例えば、URLを間違えたときのNot Foundページもちゃんとデザインするとか、お問い合わせ完了後に、ちょっとしたイラストを入れて「ほっこり」する体験をつくるとか。
派手な部分より、サイトがちゃんと“生きている”かどうか。
どこまでいってもゴールはユーザーなので、それに反するオーダーがあれば、理由を説明して提案します。
判断基準が一貫して「ユーザー」なのが印象的です。では次に、チームで仕事をする上で大切にしていることはありますか?
ここでもやっぱり「思いやり」ですね。
例えば、コーダーさんが実装しやすいようにパーツリストを用意したり、クライアントさんの更新頻度を考えた設計にしたり。
完成物だけじゃなく、つくる過程そのものもデザインしている感じですね。
お客様が一番大切なのは前提ですが、制作プロセスも同じくらい大切だと思っています。
誰かが無理をしすぎない。
終わったあとに「いい仕事だったね」と言える。
そんな後味のいい仕事を続けたいですね。
一貫して人を思いやることを大切にしているからこそですね。最後に、長嶺さんにとって「デザイナー」とは、一言で表すと?
デザイナーとは、徹底的に「あなた」の視点に立つ仕事。
単に美しい装飾を施すことがゴールではないと、これまでの経験から強く実感しています。
AI時代だからこそ、ユーザー視点に立った本質的な課題解決がより一層求められるはずです。
技術に淘汰されるのではなく、培ってきた経験を武器として新しい技術を積極的に使いこなし、新たな価値を創造できるクリエイターを目指していけたらと思います。
ありがとうございました!
デザインの話をしているはずなのに、気づけば「人への向き合い方」や「制作時の感情」の話になっていた今回のインタビュー。
一つひとつの判断に“思いやり”がにじむ姿勢が、アイデアプラスのデザインを支えているのだと感じました。
見えるものだけでなく、関わる人の体験を創造する。
そんな思いやりに溢れたデザインを、これからも社内外に届けてくれることを期待しています。
それでは、次回の更新もお楽しみに!