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【メンバーインタビュー】8年間の経験を経て独立|文系卒からプログラミングを始めてシステム改修・設計を担うフリーランスSEに迫る

◆プロフィール
松岡 恵利子(まつおか えりこ)
2014年に新卒でベンチャー企業にプログラマーとしてジョイン。3年後に株式会社村田製作所に転職。社内SEとしてキャリアを積み、RPA導入による大場工数削減などといった実績を残し優秀社員賞を受賞。2019年、フリーランスSEとして独立。2023年にフリーランスエンジニアチーム「NewField」を結成、同チームの代表を務める。

文系卒からプログラマー3年、SE5年の経験を積む

松久:独立するまでの経歴を教えていただきたいです。

松岡:新卒でベンチャー企業に入社後、プログラマーとして大手企業に導入するシステムを開発していました。その後、メーカー企業に転職して社内SEという立場でITの企画・設計を5年間したのちに独立しました。

松久:大学から理系でプログラミングをしていたのですが?

松岡:そうではなくて、大学は文系でした。

松久:そうなんですか!なぜ新卒でプログラミングをしようと思ったのですか?

松岡:留学でヨーロッパに行っていたことがきっかけです。

ヨーロッパでは就職難が多くて、有名な大学を出ても就職先がない。マスターやドクターを取ってもレストランでバイトしている人がいる。そんな中でも就職できていたのは、マーケターとプログラマーだけでした。当時は海外に住むためにどちらかのスキルを身に着けようと考えていたのですが、マーケティングには言語が必要。ネイティブほどは話せないのでプログラマーの道を選んだという経緯です。

松久:実際にプログラミングを3年やってみてどうでしたか?

松岡:実力に差を感じましたね...

学生時代からプログラミングに触れている人と、海外で就職したいという勢いで始めた私とはプログラマーとしてのベースが違って。この領域で上位にいくのは厳しいと感じました。

松久:なるほど。そこからSEに転職した理由は?

松岡:開発の現場で働いていると、一つ上のレイヤーであるSEの仕事が少しだけ見えることもあって。そこでなら活躍できるかもしれないと感じたことが、転職をしたきっかけですね。

松久:SEとしての働き方はどうでしたか?

松岡:プログラマーよりは肌に合っているなと感じました。実際に優秀社員賞をいただいたりと評価していただく機会もあって。私に向いてたのだと思います。

松久:IT系の知識は未経験からどのようにインプットしていったのですか?

松岡:開発については、仕事をしながら身に着けていきました。必要な分を追いかけてやる以上のことができないくらい忙しかったので(笑) SEの知識についても、プログラマーとして現場で働いていた際にSEとしてシステム設計する部分も少し見えていました。それを知った状態で社内SEに移って企画と設計をしていくうちに、なんとなく全体が見えるようになりました。

稼ぐことへの意識に対するギャップから退職、独立へ

松久:そこから5年後に独立されたんですよね。

松岡:そうですね、きっかけは独立の2年ほど前からしていた副業です。

当時はネットを通じた副業を一通りやっていました。投資していた時間は少なかったものの、月10万円くらいは稼げていて。これならフリーランスSEとして活動した方がより稼げるのではないかと感じました。

あと、SEとして転職した会社は大企業だったので収入は安定していたものの、『とりあえず籍を置いておけば大丈夫』という考えの人が多くて。稼ぎたいという思いが強かった私にとって、安定した収入を得られるという社風が合わなかったので、独立することを決めました。

松久:独立当初はどのような仕事をしていたのですか?

松岡:最初から今の仕事で、システム開発をしていました。

松久:独立当初はどのようにして案件を獲得していたのですか?

松岡:SESという、フリーランスのITエンジニアに案件を紹介してくれる会社に登録したところ、ありがたいことにすぐ仕事をいただけました。

松久:独立して一番大変だったことはありますか?

松岡:大変だと思ったことはないですね。

社内SEとして勤めていた会社は国内でもトップクラスの会社で。その分、求められることも大きいし、周りの社員も優秀な方がほとんどでした。その環境での5年間に加えて、プログラマーとして3年間の下積みがあったからこそ、独立してからも問題なく働けているのかもしれないです。

SNS経由でケタ違い株式会社を知る

松久:ケタ違いと関わることになったきっかけは?

松岡:フリーランスになって3か月目くらいかな、ケタ違いのFacebookでエンジニアを募集していたんですよ。当時はSNSでも営業をかけていたので、コンタクトを取ったところ案件をいただくことになりました。

松久:参画当初はどのような案件を担当していたのですか?

松岡:自社で作ったシステムを改修したいという話を伺っていて。システム開発の担当者が離脱してしまい困っていたところに、なんとかしますという流れで担当することになりました。

松久:現在はどのような案件に携わっているのですか?

松岡:今まで関わった案件は自社システムの改修、契約周りの見直しや調整、クライアントさんのシステム導入の3つです。

スキルセットのミスマッチを最小限に

松久:フリーランスの方と働く際に意識していることはありますか?

松岡:スキルセットのミスマッチは起こらないように意識しています。

松岡:具体的には、最初に小さい案件を依頼して、その人はどの程度のスキルを持っているのかを把握できるようにしています。クライアントワークの中で小さい案件がでてきたら新しい人を探して、結果が良ければ大きい案件の際にまた声をかけるという感じです。

松久:その判断基準も知りたいです。

松岡:スキルがあるかとコミュニケーションができるかの2軸で判断しています。

スキルについては、若干足りていないか足りているかが基準。コミュニケーションについては、まったく返事をしてくれない人もいるのでそういった方はお断りしていますね。基本的には、能力はなんとかなるかなという人で、返事はすぐ返せる人に依頼することを心掛けています。

今後の目標

松久:今後の目標を教えていただきたいです。

松岡:社員教育のサービスを作りたいと思っています。

ITの知識が乏しい社員を抱えている会社はたくさんあって。エクセルはなんとなく使えるけど、できてもSUM関数で合計値や平均値を出せるくらい、みたいな。本当は表を作ったり、少し工夫すればメールも送れる。そういったITの知識が乏しい社員を抱えている会社に向けた、IT教育のサービスを作ることが最終的な目標です。

ケタ違いで働くことが向いている人物像

松久:どのような人にケタ違い株式会社で働くことをおすすめしますか?

松岡:こまめに連絡をしてくれる人。あとは、目標を持って取り組めることも大事だと思います。フルリモートで働いているからこそ、密にコミュニケーションを取れることと、自走できることはケタ違いの環境でチームワークをするには必要かなと。

松久:松岡さん自身はどのような人と働きたいですか?

松岡:私もこまめに連絡をしてくれる人かな(笑) あとは人柄が良いとか、一緒に働いていて楽しい人と働きたいです。

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