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【はたらくママ・パパ会】ワーママ・ワーパパの働き方の実態!

はたらくママパパ会とは?
仕事をしながら子育てをしていると、「大変だね。」とか「頑張ってるね。」という声が聞かれます。
これらの言葉は、相手へのねぎらいを込めて伝えてくれていると理解はしているものの、言われた側としては、「育児と仕事は頑張らないと両立が難しいのか?」と考えてしまいます。
そんな疑問をきっかけに、育児か仕事か、どちらかではなく、どちらも楽しみたい、育児と仕事の両立が、人生の選択肢に当たり前として存在する世の中を目指したいという思いから、「はたらくママパパ会」が発足しました。
メンバーはワーキングマザー(以降ワーママ)、ワーキングファーザー(以降ワーパパ)を中心に8名で構成され、子育てと働き方について情報を発信する事を目的として活動しています。

今回はその第1弾として、パーソルファシリティマネジメント(以降PFM)で実施したワーママ・ワーパパの実態調査を元に、「PFMのワーママ・ワーパパの働き方」についてご紹介します。

私たちの会社では、ABW※1を導入し、「はたらいて、笑おう」を体現できる働き方を創出するために主体的にワークプレイスを選択しています。
全社員数は57名※2で、そのうちワーママ・ワーパパは13名と全体の20%程度となっています。
※1ABW:Activity Based Workingの略でその時々の仕事の内容に合わせ働く場所を自由に選択する働き方※2023年12月現在


さっそく、アンケートとヒヤリングに協力頂いた10名のワーママ・ワーパパの結果をご紹介します!

1、子供の人数
子供が1人である割合が60%と多数派でした。このことから、初めての育児で分からないことや不安を抱える人が多く、職場や周囲の理解が重要だと考えられます。 ※単位:人

2、子供の平均年齢
小学校低学年から保育園のお子さんが全体の70%という結果でした。他の年代と比較しても手がかかる年齢層を持つワーママ・ワーパパが大半の為、突発的な休暇や予定の変更が起きやすいと考えます。その他、小学校では学級閉鎖などで本人の体調不良以外で休みを取得せざる得ないケースが発生し、仕事の調整が頻繁に発生する事が想定できます。

3、PFM社員の働き方
私たちの会社は、お客様先がメインのワークプレイスというコンサルタントや経理部門、企画部門といった出社が中心のメンバー、その他営業部門と様々な働き方を持つ社員で構成されています。働き方の割合でみると以下のような結果となりました。

その中でも、ワーママ・ワーパパの働き方はどうなっているでしょうか?
同じような傾向がみられるのでしょうか?

4、ワーママ・ワーパパの働き方
週1~2日のリモートワークが90%、完全出社が10%、週3日以上リモートワークをしている人はいませんでした。また、パートナーについても完全出社が50%、週1日~2日のリモートワークが20%と、いずれも出社に比重を置いた働き方をしていることが分かります。

5、家事・育児協力者
家事・育児協力者に関しては、両親(義両親)が一番多く、中には自治体の託児サービスを利用する社員や親戚を挙げる人もいました。一方で、協力者がいない人も半数近く存在していることが分かりました。パートナーが完全出社の場合において、協力者と上手く連携しながら両立を図っているのではと推察します。  ※単位:人

アンケートの結果から、ワーママ・ワーパパの働き方は出社の比重が高いという結果が分かりました。
では、どうやって育児と仕事の両立を図っているのか?をさらに深ぼって聞くために、アンケート回答者の中で3名のワーママとワーパパに追加でヒヤリングを行いました。
その結果、私たちの会社の働き方における特徴が見え、また、そこに両立できる秘訣が隠されている事が分かりました。

1つ目は、私たちの会社では、ワーママ・ワーパパに限らずワークプレイスを主体的に選ぶことができ、かつその行動が会社全体に浸透している点です。社内の掲示板を活用し、当日の行動計画を考え、ワークプレイスを選択し、社員に周知する事で、自律して働く事を実現しています。

2つ目は、ワークプレイスの充実度が高いという点です。在宅勤務の他にカフェ、シェアオフィスなどで働くことが活用でき、出社と同じネットワークを利用することができます。これにより、急遽、家庭の事情で出社が難しい場合でも、リモートワークを選択できることで、生産性が大幅に低下することなく業務を遂行することが可能です。その他、リモートワークへの切り替え以外に、子供と一緒に働ける部屋がある事で、子供を連れて通勤する事が可能です。

【寝かせたり・・・・】

【遊ばせたり・・・】

3つ目は、柔軟な働き方が叶う制度が整っているという点です。私たちの会社ではフレックスタイム制度を導入していますが、子供を病院に連れていきたい、保育参観等行事に参加するといった、1,2時間だけ業務を離れたい、いわゆる「中抜け」に対しても周囲の理解と制度の柔軟性がある為、1時間の為に1日有給を取得するといった有給の無駄遣いも不要です。

4つ目は、相互理解が進んでいるという点です。会社全体の雰囲気としてワーママ・ワーパパに対する理解がある為、突発的な予定変更も柔軟に受け入れてくれます。また、状況にあったワークプレイスはもちろん、働き方を選択する事こそが、良質な仕事を生み出す事であることを、私たち社員全員が実感しているため、働く環境への理解は大変高いと言えます。

【社長の槌井も自らだっこしたり・・・】


これらの説明からも風土や制度は比較的整っていると言えます。
とはいえ、、、それだけでは不十分な事も事実!

アンケートで、育児の協力者について質問した所、40%の社員が育児と仕事を協力者のいない状況で両立していることが明らかになりました。これらの解決策のひとつとして、国が病床保育の充実や自治体サービスの活用に関する公的な補助の支援拡大にも期待したいです。

最後に、育児と仕事の両立を実現させるには、個人的な意識改革も必要です。働き方が柔軟だからこそ、時間の使い方やON/OFFの切り替えなどはより意識し工夫する必要があり、生産性の観点や、高いパフォーマンスが発揮できるように、周囲をうまく巻き込みながら育児と仕事の両立をすることが求められます。社員同士の相互理解が基礎にあり、個人として自律した働き方をすることが両立の秘訣ではないでしょうか?

「はたらいて、笑おう」というパーソルが実現したい世界に向けて、いかにして”楽しく働く姿”を子供たちに見せていくかを意識しているワーママ・ワーパパが多い事もヒヤリングから分かりました。

第二弾・第三段ではさらにリアルな声を発信していく予定ですので、そんな私たちの会社の一面も見て頂ければと思います!

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