愛犬との何気ない日常に、もっと彩りを。HEKAの企画開発の裏側と、私たちが大切にしているもの
2026年3月、HEKAから新しいウェットフード「HEKAグレインフリードッグウェットフード」が誕生しました。
私たちHEKAが目指しているのは、単に「良質なペットフードを売る」ことではありません。ワンちゃんと飼い主さま(ペアレント)の毎日が、お互いにとってより楽しく、幸せな時間になるようサポートすることです。
今回は、この新商品の企画・開発を担当した、獣医師でもある社員の原さんにインタビューを実施しました。一つの商品が生まれるまでのプロセスには、現場でのリアルな気づきや、社外のパートナー企業(はごろもフーズ)との泥臭い試行錯誤がありました。HEKAという会社で働く面白さや、私たちが大切にしているカルチャーを感じていただければ嬉しいです。
目次
現場の声から見えた課題と、自分の愛犬が教えてくれた「気づき」
ーー今回のウェットフード開発は、どのような想いからスタートしたのでしょうか?
原: 一番のきっかけは、飼い主さまの「ちょっとした手間」を解消したいという思いでした。私は獣医師としても活動しているのですが、動物病院で「ワンちゃんの食欲がない時は、ごはんを温めてみてください」とアドバイスをすることがよくあります。
でも、実際にウェットフードをあげる際、お皿に移してラップをかけ、レンジで温めて、終わったらお皿を洗う……というのは、毎日のこととなると本当に大変です。この作業をもっと手軽にできないかと考えたのがスタート地点でした。
ーー日常の課題解決から始まったのですね。原さんご自身も、普段からその手間を感じていたのですか?
原: 実は、私自身の愛犬は普段のドライフードだけで大満足してくれる子だったので、これまでウェットフードをあげる習慣があまりなかったんです。
でも、今回の開発に向けて試作を繰り返し、自分の愛犬に試食してもらった時のことでした。レンジで温めたウェットフードをドライフードにかけた瞬間、今まで見たことがないくらい興奮して、目を輝かせてごはんを待っていたんです。
その姿を見た時、「手間を省く」という機能的な価値だけでなく、「毎日の食事に、気軽に新しい楽しみをプラスできる」こと自体が、一緒に暮らす上でこれほど幸せなことなんだと、愛犬にハッとさせられました。常にウェットフードを使っているご家庭だけでなく、ドライフードで満足しているご家庭にも、この「新しい喜びの選択肢」を届けたい。そこから、私の開発への想いはさらに強くなりました。
「手軽さ」を妥協しない。パートナー企業「はごろもフーズ」と挑んだ泥臭い壁
ーー開発を進める中で、特にこだわったポイントや苦労したことはありますか?
原: もっともこだわったのは、「パウチのまま電子レンジで温めができ、再加熱もできる」という点です。これを実現するのは、想像以上に高い壁でした。
実は、ドッグフード業界において、パウチのままレンジ加熱できる仕様はまだ珍しい技術です。そのため、製造のハードルは高く、何度も壁にぶつかりました。しかし、飼い主さまの洗い物を減らし、本当に手軽に使ってもらうためには、絶対に妥協できないポイントだったんです。
そこで、「シーチキン」などで知られる食品メーカーの「はごろもフーズ」様と共同開発を進めました。お互いの知見を持ち寄り、何度も何度も試作と失敗を繰り返しながら、ようやくこのパッケージを実現することができました。
ーー会社の枠を超えて、粘り強く形にしていったのですね。
原: はい。HEKAの仕事の面白さは、こうした「本当に価値のあるものを作るためなら、挑戦を後押ししてくれる環境」があることだと思います。
また、手軽さだけでなく、温めた時は「とろみ」が出てドライフードによく絡み、常温の時はお肉やお魚の素材感をしっかり感じられるよう、温度によって異なる楽しみ方ができる工夫も取り入れました。お出かけ先などで温められないシーンにも寄り添いたかったからです。
1,000頭の試食と現場の声で磨き上げた「美味しさ」
ーー栄養面や味については、どのように決めていったのでしょうか?
原: 販売前に1,000頭以上のワンちゃんに試食してもらったのですが、ありがたいことに97%という高い「食べつき率」を記録しました。
実は開発当初、お肉やお魚などの動物性原料だけでレシピを考えていました。しかし、ここでも動物病院でのリアルな声が活きています。飼い主さまとお話ししていると、「野菜を茹でてトッピングしている」という方がとても多かったんです。
そこで、野菜の旨味や甘みがワンちゃんにとっても美味しさを引き立てる要素になると考え、栄養素のバランスを見ながら野菜を取り入れたレシピに作り直しました。ただ自分の頭の中で考えるだけでなく、実際の飼い主さまの行動や声を取り入れながら柔軟に軌道修正できるのも、HEKAの開発スタイルならではかもしれません。
最後に:HEKAで働くということ
今回のウェットフード開発のエピソードからもわかるように、HEKAでは「飼い主さまとワンちゃんにとって、本当に良いものは何か?」を常に起点にしています。
- 現場のリアルな声に耳を傾けること
- 自分の愛犬や身近な動物たちとの生活からヒントを得ること
- 理想を実現するために、泥臭い試行錯誤を惜しまないこと
これらは、私たちが仕事をする上で大切にしている価値観であり、同時に大きなやりがいでもあります。
もし、この記事を読んで「自分のアイデアや経験を活かして、人と動物の幸せな時間を作ってみたい」「妥協せずにものづくりに向き合える環境で働きたい」と感じていただけたなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししてみませんか?
私たちは、想いを共にし、新しい挑戦を楽しめる仲間をお待ちしています。