「SNSの運用」と聞くと、投稿の作成やコメント対応をイメージする方が多いかもしれません。でも私たちの仕事は、実はもっと幅が広いんです。
クライアントへの提案から、日々の運用・撮影ディレクション、インフルエンサーとの交渉、数字を見ての改善提案まで。1人のメンバーが、これだけ多くの工程に関わります。
今回は、ある1日の動きに沿って、私たちの仕事のリアルをお伝えします。
10:00〜 クライアントへの提案
朝は、新規クライアントへの提案準備からスタートします。
「インバウンド需要をどう取り込むか」「Instagramで伸ばすのか、中国SNSも視野に入れるか、一括で運営するか」。クライアントの業種やターゲットによって、最適な打ち手はまったく変わります。
過去の運用データや競合アカウントの動きを見ながら、企画を組み立てる時間です。「なぜこの施策が必要なのか」を数字とセットで語れるかどうかが、提案の説得力を左右します。
クライアントの温度感を直接感じながら、企画の方向性をすり合わせていきます。
13:00〜 社内定例会議
中国拠点のチームメンバーとオンラインでつなぎ、毎週全体で集まる時間です。
各案件の進行状況や、今週・来週のスケジュールをすり合わせるのはもちろん、それだけで終わらないのがこの定例会の特徴です。「このクライアントで反応が良かった投稿・施策」「逆にうまくいかなかったこと」を、エンゲージメント率やフォロワーの増減といった数字を見ながらチーム間で共有し、「じゃあ次はこう変えてみよう」という改善のアイデアをその場で出し合います。
拠点も担当領域も違うメンバーが集まるからこそ、1つの案件の数字から見えた気づきが、まったく別のクライアントの提案のヒントになることも少なくありません。役職や経験年数に関係なく、気になったことや改善のアイデアをフラットに発言できる雰囲気があり、「会社としてどう成長していくか」を全員で考える時間にもなっています。
15:00〜 SNSアカウント運用のディレクション
会議の後は運用中のアカウントのチェックです。
次の撮影の香盤表作成、クライアントやカメラマンとの打ち合わせ、投稿内容の確認、社内の運用チームへのフィードバックなど。担当するアカウントは1つではないため、複数のクライアントの状況を同時に頭に入れておく必要があります。
「なんとなく良さそう」ではなく、「なぜこの投稿がいいのか」を言語化して伝えることを意識しています。運用チームとの連携がスムーズだと、そのままクリエイティブの質にも直結するからです。
17:00〜 インフルエンサー施策の進行管理
候補者のリサーチ・選定から、条件交渉、投稿内容やスケジュールのすり合わせまで。相手は一人ひとり個性も事情も異なるため、マニュアル通りにはいきません。
交渉がまとまった後も気は抜けません。投稿のタイミングや内容がずれないよう、こまめに連絡を取りながら、施策全体が滞りなく進むように動きます。
この仕事で身につくこと
1日の流れを振り返ってみると、「提案」「運用・撮影ディレクション」「交渉」と、関わる領域は決して狭くありません。拠点を超えたチームとの連携も日常的にあり、視野を広げながら仕事を進められる環境です。
だからこそ、特定の作業だけを極めたい人よりも、色々な経験を通じて自分の引き出しを増やしていきたい人に向いている仕事だと思います。数字を根拠に考える癖がついている方や、SNSやインフルエンサーの世界に純粋に興味がある方であれば、きっと楽しみながら成長できるはずです。