こんにちは。XAION DATA採用広報担当の丸山です。
弊社は、オープンデータの収集や構造化やAIに係るDATAの特許技術を軸に、AUTOHUNTやAUTOBOOSTといったSaaSプロダクトの提供、データを活用したソリューション事業を展開している企業です。
さらに、AUTOHUNTを活用した人材紹介事業「HR-X」も立ち上げ、企業と求職者を最適にマッチングする新たな挑戦を進めています。
今回ご紹介するのは、そのHR-Xで活躍する工藤さん。
教育業界から未経験で人材業界に飛び込んだ彼が、なぜXAION DATAでの新たなフィールドを選んだのか。その選択の裏には、「人を支えたい」という一貫した想いがありました。
目次
プロフィール
教育の現場で培った「人を育てる力」
未経験の人材業界へ──キャリアチェンジの決断
XAION DATAでの新たなる挑戦
「転職」に関する選択肢を増やす──今後の目標
インタビュー担当者から一言
さて、最後に宣伝です!
プロフィール
工藤 駿作(くどう しゅんさく)
HR-X Company コンサルタント
出身地
徳島県
経歴
株式会社スプリックス(森塾):
学習塾の運営全般、アルバイト講師のマネジメントを担当
2025年7月1日よりXAION DATAに入社教育の現場で培った「人を育てる力」
――前職では、どのような業務を担当されていたのですか?
「森塾」で塾運営全般を担当していました。講師と生徒の管理、授業、進路相談、保護者対応など、塾業務のすべてですね。
担当科目は特に決まっておらず、教えられる科目はすべて担当範囲でした。主に英語と数学が多かったですが、高校生に対しては国語や社会など、指導者が少ない科目も担当していました。
担当していた生徒の年齢層は幅広く、個別指導では小学校3年生から高校3年生まで。さらにプログラミング教室もあり、小学校1年生や2年生も通っていたので、そちらでも講師を務めていました。
――幅広い年齢の学生を指導しながら、成果を出すためにこだわったことはありますか?
毎週30名近くの生徒と関わりながら行っていたのは、生徒の成績管理や学習進捗の把握、講師のマネジメント、保護者との面談など、教室運営全体に目を向けることです。
生徒が成果を出すためには、講師・生徒・保護者の三者が同じ方向を向くことが欠かせません。そこで私は、信頼関係の構築とチーム全体のモチベーション維持に力を注ぎました。
具体的には、テスト前や休日にも生徒を自習に呼び、授業外のサポートを惜しまないようにしました。 また、全員の意識を高めるため、講師の育成にも注力。保護者や生徒から信頼される“教室全体の空気”を作ることを重視していました。
結果として、生徒の平均成績は120%向上し、新規入塾者数も前年から160%増加。 これは、個々の指導力だけでなく、チームとして信頼される仕組みを築けた成果だと感じています。
――信頼関係を築くために心がけていたことはなんですか?
まずは保護者の話をじっくり聞くこと。子どもの将来を案じている方が多く、安心して話してもらうことが第一歩だと考えていました。
生徒に対しては、塾に来たとき必ず声をかけ、以前話した内容を覚えておく。小さな積み重ねが信頼につながると信じていました。
講師とは、仕事終わりに食事を共にしながら関係構築。 自身を強力なリーダーシップがあるタイプではないと自覚しているからこそ、「あなたを信頼している」「助けてほしい」という想いを率直に伝えるようにしていました。
そうした対話を重ねるうちに、校舎全体の空気が少しずつ変わっていったと感じています。
未経験の人材業界へ──キャリアチェンジの決断
――教育業界での経験を経て、転職を考えたきっかけを教えてください。
恵まれた上司や環境の中で働くうちに、「今の成果は自分の力によるものなのか」と疑問を持つようになったんです。
単に運が良かっただけなのか、それとも自分自身に再現性があるのか、その答えを確かめたいという思いが、転職を決断する大きな理由となりました。
転職当初、具体的な目標はありませんでしたが、次のステージでは“個人として何かを成し遂げたという自信”を実感したいと漠然と思っていました。
――なぜ異業種である人材業界を選ばれたのですか?
教育業界と同じく、“人の成長を支える仕事”であることに惹かれました。
また、教育業界から人材業界へ転身する方が多いと知り、そこに自分の経験を活かせる可能性を感じたんです。
未知の領域に飛び込むからこそ、一から学び、スキルを積み上げていける。自分の力を試すには、これ以上ないフィールドだと思いました。
――教育業界での経験のうち、人材業界で活かせると考えたポイントはありましたか?
相手の話を丁寧に聞き、課題を見つけ、解決策を一緒に考える。そのプロセスは、教育、人材の両業界で本質的な差はないと思っています。
人と真摯に向き合い、相手の可能性を引き出す力――それが自分の強みだと感じます。
――数多くの選択肢の中から、XAION DATAを選んだ決め手は何ですか?
最初に惹かれたのはプロダクトの面白さでした。そこから面接を重ねる中で、「この人たちと働きたい」と心から思えたのが決め手です。
経営層だけでなく、現場の川﨑さんや吉野さん、そしてHR-X代表の奈良さん。どの方とも本音で話ができ、「人」に惹かれて入社を決めました。
最終面接で奈良さんが人材紹介の可能性について熱く語られていたのが印象的で、その情熱が理念と結びついているのを感じ、「この会社でなら本気で挑戦できる」と確信しました。
複数回面接していただいた中でも、XAION DATAが人材業界において今後成長していく未来を最も感じられた瞬間でしたね。
XAION DATAでの新たなる挑戦
――入社後に感じたギャップはありましたか?
未経験の業界に飛び込んだので、最初は覚えることが多く苦労するかもしれない、と覚悟をしていました。 しかし、想像以上に毎日が学びの連続で、純粋に楽しいと感じています。
地元の友人からも「前より表情が明るくなったね」と言われるほど。日々挑戦の機会にあふれ、前職以上に自分らしく働けている実感があります。
前職では細かいマニュアルに沿って行動する場面が多かったのですが、XAION DATAでは「どうすればより良くなるか」を自分たちで考え、文化そのものを形づくっていく段階。
この自由度と裁量が、今の自分のモチベーションになっています。
――工藤さんの現在の担当業務を教えてください。
転職希望者との面談機会を生み出し、転職活動の初期段階から伴走しています。
まだ転職を迷っている方に対して大切にしているのは、「キャリアの悩みや将来の方向性を一緒に整理する時間」です。
意識しているのは、単純に“面談を獲得すること”が目的ではなく、“その人が前に進めるように背中を押す”こと。言葉を引き出しながら、候補者自身も気づいていない本音を一緒に言語化していく感覚ですね。
――異業種からの転職でしたが、キャッチアップはどのように行いましたか?
シンプルに量をこなしました。優先したのは、急いで知識を増やすことよりも、地道にコツコツと数をこなして体で覚えることです。
もちろん効率や質も大切ですが、個人的には勉強でも何でも、まず基本となるのは行動量だと考えています。
だからこそ、自分なりに企業や職種の情報をひたすら分析したり、AIを使って壁打ちしたりしながら、自分なりに勉強と実践を組み合わせながら吸収していきました。
――XAION DATAに入社後、新しく獲得したスキルはありますか?
教育業界では“答えが明確なゴール”に導くことが中心でしたが、人材業界では“その人にとってのゴール”を一緒に見つけ、寄り添うことが求められます。
候補者の方のキャリアに伴走する中で、「正解は一つではない」と気づかされました。
人の人生や選択に向き合う責任の重さを感じつつも、そこにやりがいを見出しています。
「転職」に関する選択肢を増やす──今後の目標
――今後、どのようなことに挑戦したいですか?
事業開発の中で、新しく入社するメンバーがスムーズにキャッチアップできるよう、仕組みやナレッジを整えていきたいと考えています。
具体的には、候補者との出会い方を含めた業務フローを体系化し、日々の業務を言語化・マニュアル化していくこと。これが今の自分にとってのテーマです。
短期的には、安定的に成果を出せる基盤を確立すること。そして中長期的には、組織が拡大していく中で“人を育てる側”に回りたいと思っています。
前職で経験した「人の成長を支えるやりがい」を、人材業界でも再現し、やがてはマネジメントにも挑戦したいですね。
――これからXAIONDATAで磨いていきたい専門性はありますか?
”転職に関する選択肢”を、誰よりも深く理解できる存在でありたいと思っています。
候補者が希望する企業があっても、本当にその方に最適な選択なのかを一緒に考え、時には“正直な提案”ができるコンサルタントでありたいですね。
相手の期待に応えるだけでなく、視野を広げてもらう提案ができるよう、専門知識と経験を積み重ねていきたいと思います。
――XAION DATAには、どのような人材が必要だと思いますか?
経験や経歴の華やかさは関係なく、大切なのは「絶対にここで結果を出す」という熱意と、苦しさを感じても次に踏み出せる粘り強さだと感じています。
困難に直面したときこそ、考えすぎずに“まず動く”。動くことで見える景色があり、その繰り返しが成長につながると信じています。
――異業種からの転職を検討している方へのアドバイスをお願いします。
スタートアップで大事なのは、論理だけではなく“熱”だと感じています。 「自分がこの会社を成長させる」、「この環境でなら力を発揮できる」、そんな直感を信じて一歩を踏み出してほしいですね。
XAION DATAは、今まさに会社が大きくなっていく過程をメンバー全員でつくり上げていけるフェーズだからこそ、「自分の力で会社を大きくしていきたい」という意識を持つ人にとって、これ以上ない舞台です。
そして何より、人が温かい。「人の可能性を最大化する」というフィロソフィーの通り、お互いの強みを信じ、支え合う文化があります。
人が好きな人、誰かの成長に喜びを感じられる人にとって、XAION DATAはきっと輝ける舞台になると思います。
インタビュー担当者から一言
工藤さんとの対話を通じて最も印象的だったのは、一貫して「人をサポートしたい」という想いを軸にキャリアを選択されてきた姿勢です。
教育業界で生徒や講師と向き合い、一人ひとりの成長を支えてきた経験。その根底にあるのは、人が好きで、人の可能性を信じる純粋な気持ちでした。
“直感を大切にする勇気”と“地に足のついた努力”。その両方を持ち合わせた工藤さんの言葉には、説得力がありました。
何らかの形で人をサポートしたい、人と関わる仕事がしたい──そんな想いをお持ちの方にとって、工藤さんの経験は大きなヒントになるはずです。
さて、最後に宣伝です!
私たちXAION DATAは、現在採用を大幅拡大中。
“DATAを通じて、人と組織の可能性を最大化する”というミッションに共感し、共に駆け抜ける仲間を、心から歓迎します。
現在募集中のポジションについては、弊社の公式サイトをご覧ください。
また、まずはカジュアルに話を聞いてみたい!という方は、採用広報担当・丸山のLinkedInまでご連絡をお待ちしております。
皆様とお話しできることを、心から楽しみにしています。