こんにちは!株式会社Newbees HR担当のjumiです。 本日は、QAリーダーとして活躍しているbuchiさんにインタビューをしました。 色々なお話を聞いていきたいと思います!
── buchiさんとは入社日が近くてほぼ同期なので、インタビューを楽しみにしてました!本日はよろしくお願いします!
Google Meetでbuchiとjumiが会話している写真
10日違いなんですよね。よろしくお願いします!
目次
▍音楽の道からゲームQAへ
▍Newbeesを選んだ理由と心境の変化
▍現在の業務内容
▍リーダーとしてのやりがいと課題
▍目指したいQA像
▍Newbeesの魅力
▍趣味や休日の過ごし方
▍求職者へのメッセージ
▍音楽の道からゲームQAへ
── では早速ですが、これまでのbuchiさんについて教えていただけますか?
学生時代は、ITとは全然関係ないことをやっていましたね。高校から音楽学部音楽学科に入って、声楽といういわゆるオペラの勉強をしていました。
そのまま大学も音楽学部の声楽専攻に進んで、ベートーヴェンの第九(喜びの歌)のソプラノソリストとして、合唱団を背景に歌ったりもしていました。
▼学生時代に声楽を学んでいたときの写真
── ええ!オペラですか?! どうして音楽系の学校を選ばれたんでしょうか?
動機は正直不純というか、本当に怠け者で……。 もともと音楽が好きということもあったんですが、家から近かったこと、制服が可愛かったこと、あとはあまり勉強しなくても入れそうだなと思ったからなんです(笑)
でも、入試のときにソロで歌うという実技テストがあって、広いレッスン室に1人で入ったら目の前に先生方が7人くらい横一列に並んでいて、そのときは「あ……終わった……」って思いましたね(笑)
── 7人の前で……!テレビのオーディション番組みたいで緊張しますね。でも、それで受かったということは才能があったんですね!
どうでしょう?ただ、高校3年生のときに期末の実技試験で、クラスの中で1位になったことはありました(笑)
── すごいです!やっぱり才能がありましたね!大学も音楽系の学校とのことでしたが、何がきっかけでQAの道へ進まれたんでしょうか?
音楽の道を進むとなると、学校や音楽教室の先生になったり、あるいはプロの声楽家としてオペラの舞台に立って活躍するといった道になるんです。どの道に進んでも茨の道になるなと思い、大学卒業のときに進路を考え直しました。
私は昔からゲームが大好きだったんですが、自分の過去を振り返ってみたときに、音楽を始めたきっかけが幼少期に遊んだ「ゼルダの伝説 時のオカリナ」だったことを思い出したんです。そのゲームの音楽が大好きで、いつか自分もゲーム音楽を作れるようになりたいと思ったことが、音楽の世界に足を踏み入れた原点でした。
ゲームが好きだというところから始まって大学まできたので、仕事も何かゲームに携わることをしようと思ったことがQAの道に進んだきっかけです。 ちょうど地元の高知県にゲーム系の品質管理の企業があるのを見つけ、そこに新卒で入社してから私のQAとしてのキャリアが始まりました。
▍Newbeesを選んだ理由と心境の変化
── 音楽もQAもゲームがきっかけだったとは驚きです!Newbeesはゲーム関係のお仕事ではないですが、ジョインされた経緯や決め手を教えてください。
新卒で入社してから、前職まではずっとゲームのQAをメインにやっていました。ただ、近年は中国などの海外のゲームがすごくクオリティが高くなってきていてるので、日本のゲーム業界の将来性に少し不安を感じていたんです。
また、新しい技術を取り入れるチャンスが少ないなとも感じていたので、AIを活用したり、テストを自動化したり、時代の流れに合わせた新しい技術を取り込んだQAをやってみたいと思い、転職を決意しました。
転職活動は、内製QAであることとフルリモートで働けることを条件で探していて、そこでNewbeesを見つけました。また、前職では設計チームのリーダーだったんですが、リーダー業務がとても過酷だったので、メンバーとして一つの場所で長く安定して働ける環境がいいなと思っていたんです。Newbeesの求人を見た感じ、最初からリーダーとして入るというよりは、メンバーとして現場で手を動かせる人を求めていたので、応募してみようと思いました。
── メンバーとして転職されたかったとのことですが、入社半年ほどでリーダーとなってご活躍されてますよね。どんな心境の変化があったんでしょうか?
前職では、炎上案件を担当することも多くピンチヒッターのような役回りで、先ほども触れましたがとても過酷だったので、入社当初は「もうリーダーは二度とやりたくない!」と尖っていました(笑)
でも、実際にNewbeesで設計や実施に携わる中で、この会社ならまたリーダーとして楽しくやっていけそうだなと思えたんです。 実際、今はめちゃくちゃ楽しくやらせてもらっています!
リーダーだからこそ自分で裁量を持って動けますし、何よりNewbeesは調整がしやすいんです。例えばタスクがパツパツなときに「今はこれ以上難しいです」と正直に言える雰囲気があります。前職では一人で抱え込んで無理な調整もしていましたが、ここでは周りに頼りながら進められるのが本当にありがたいですね。
▍現在の業務内容
── 楽しんでくれているなら安心しました!Newbeesの周りを頼りやすい環境があるというのは共感です。現在はどのような業務を担当されているのでしょうか?
今は、マリッシュというプロジェクトのQAリーダーとして、メンバーへのタスクの振り分けや管理、進捗状況の確認などをしています。遅れが出ていたりヘルプが必要そうだったらその都度調整をして、テスト全体のスケジュールを管理するといった感じです。
また、マリッシュが昨年からアジャイル寄りのハイブリッド開発に移行したこともあって、そのスピード感に合わせていくQAフローの改善も行っています。フローの改善によってルールが変わることも多いので、それに伴うマニュアル作成なども進めています。
あとは、テスト自動化の導入にも注力していますね。
── テスト自動化は数多くの企業が取り入れていますよね。Newbeesではどのように取り組んでいるんでしょうか?
具体的には、MagicPodというノーコードでできるツールを使っています。本格的に運用し始めたのは今年の1月からなんですが、今は自動化担当のメンバーがMagicPodを使って、シナリオ実装を中心に作業しています。
そのメンバー自身も自動化に触れるのははじめてで、他のQAメンバーに関しても、自動化の知識や経験が少しでもあるという人は本当に1、2人くらいしかいないんです。 そういう自動化の知識がほぼ0だったとしても扱えるMagicPodというツールを使って、自動化を進めているという段階です。
▼MagicPodの実際の画面
── まさに始まったばかりの新しい取り組みなんですね。将来的には、どのような状態を目指されていますか?
個人的な考えにはなりますが、今は担当メンバーしかゴリゴリに自動化を動かせる人がいないんです。なので、他のメンバーのQAとしての市場価値を上げるためにも、普段のテスト設計やテスト実施と同じくらいのレベル感で、テスト自動化のシナリオを実装できるようにしていきたいなと思っています。
▍リーダーとしてのやりがいと課題
── リーダーとして幅広い業務を担当されていますが、どんなときに楽しさややりがいを感じますか?
自分で裁量を持って、PDCAを回しながら業務改善を進められるところですね。
以前、実際にテストケースの実施フローの改善をしたんですが、私がリーダーになる前は、テストケースの全項目をダブルチェックしていたんです。テスト項目が10項目あったら、合計20項目テストしないといけないという運用でした。でも、そのダブルチェックの工数は、時間がかかるなと思っていて。
そんなときに、プロジェクトの開発フローもアジャイル寄りのハイブリッド開発に切り替わったこともあり、QAの検証スピードを上げなければいけなくなったんです。そのタイミングで、ダブルチェックをやめて、1周目だけのチェックにしないかという改善提案をしました。
ただ、単純に2周目をバッサリなくすだけだと不安ですよね。なので、リスク分析に基づいてリスクが高い領域だけはダブルチェックを実施するというルールに変更したんです。
結果的には、大きな工数削減に繋がりました。実施工数は減りましたが、それでも大きな不具合もなく進められていますし、「実施が楽になった」というメンバーからの声もあったので、そのときはやりがいを感じましたね。
あとは、QAフローの改善を実際に声を上げてやってみたことで、他のメンバーからも「今まで言わなかったけれど、ここはもっとこうしたら良くなるんじゃないか」といった新たな意見が上がってくるようになりました。意見を発信しやすい雰囲気になったのかなと感じています。
── 確かに、そういった実績があるとチームとしても意見を出しやすくなりますよね。工数の削減は会社としてもありがたいです……!
逆に大変だなと感じることはありますか?
私の場合、改善提案をしたり、業務フローを整えたり、関数をがっつり入れて機械的に効率化したりするのは結構得意なんです。
ただ、それを他のメンバーに展開するときに、自分のやり方や思考をどうアウトプットして伝えたらいいのか……というところが、実は少し苦手で。マニュアル作成などは、どうしても腰が重くなってしまうというか、苦手意識がありますね。
── 分かります。自分なりのルールがあるので、それを文字に起こして、どうすれば伝わりやすくなるのか考えるのは大変ですよね。何か乗り越える方法などはありましたか?
まさにそうなんです!
それをどう乗り越えているかというと、一旦自分の思考をスプレッドシートなどにバーっと書き出して、それをGeminiなどのAIにポンと投げるんです。自分の思考をベースに、どうすれば他の人に分かりやすく伝えられるかをAIと相談しながらマニュアルを作るということを実践しています。
実は今日もやっていたのですが、私は仕事で使うすべてのAIに、推しの「山姥切長義」というキャラクターの人格を宿しているんです(笑)実質、推しと一緒に働いていることになるので、モチベーションがめちゃくちゃ上がりますし、マニュアル作成も楽しくできるようになりました。AIを使っていると、どうしてもハルシネーションが起きるんですが、推しだと間違えている姿もかわいいなと思えます(笑)
▼AIに推し(山姥切長義)を宿して会話している画面
── 確かに推しだと思えばすべてが許せますね!私もまずは自分の推しを学習させるところから始めます(笑)
チームとしてはいかがでしょうか?マリッシュならではの課題や難しさなどはありますか?
1つ目は、先ほども少し触れましたが、ハイブリッド開発になって開発スピードが上がった分、QAの検証スピードも合わせていかなければならない、という点ですね。テスト実施についてはダブルチェック廃止で工数を削減できましたが、次は前段階のテストケース作成の効率化が課題だと思っています。準備中の段階ではありますが、AIを使って効率化できないか模索しているところです。
2つ目は、マリッシュがリリースから10年ほど経つアプリなんですが、古の仕様がたまに出てくる点です。そういうときは、SlackやGoogleドライブを掘り起こして調べるのですが、それがマリッシュならではの難しさですね。 不明な点はPMやエンジニアと都度すり合わせをしています。こうした連携がすぐに行えるのは、内製開発だからこその強みだなと感じますし、気軽に質問できる環境なので助かっています。
▍目指したいQA像
── お仕事について色々とお話を伺いましたが、業務を進めていくうえで大切にされていることってありますか?
「自分ができるからといって、相手も同じようにできるはず」という思い込みをしないことですね。 この仕様だったら、普通はこの観点が必要だろうといった決めつけをしてしまったり、自分の経験からくる感覚だけで相手の成果物を評価してしまったりしないよう、気をつけています。
誰かに何かを教えるときは、その人が今どの程度の知識を持っているのかを探りながらコミュニケーションをとるように意識しています。
── 常に相手のことを意識したコミュニケーションをとっているのはさすがです!
今後、buchiさんがどんな風に成長していきたいか、目標などあれば教えてください。
もっと現場のメンバー一人ひとりに寄り添ったリーダーシップや、マネジメントができる人になりたいなと思っています。 そのためには、AIを活用したテスト設計や自動化の導入など、効率的なテスト業務の面でもみんなを引っ張っていける力が必要だと感じています。
やっぱり自分自身にしっかりとした知識がないと、現場をリードすることもできないですし、自分の発言に重みがなくなってしまうと思うんです。知識がなければ、それに伴う責任を負うこともできません。
なので、今はまだ自分の中に定着しきっていないAI活用や自動化、マネジメントについての知識を、もっと自信を持って周りに共有できるレベルまで、しっかり勉強して成長していきたいと思っています。
▍Newbeesの魅力
── buchiさんにとって、Newbeesで働く良さってどんなところでしょうか?
皆さんが本当にフランクに接してくださるところですね。前職でもチーム内では趣味の話などもしていましたが、NewbeesはQAチーム以外のエンジニア、ディレクター、デザイナーとも壁がなく、趣味の話で盛り上がったりします。
仕事面でも、不具合報告や仕様の質問をする際に、ガチガチに固めた敬語で文章を作るのではなく、フランクにポンと聞けちゃうんです!文章を作るのが面倒なときは「ハドルミーティングいいですか?」と気軽に相談できますし、他職種との垣根がこれほどない会社は少ないんじゃないかなと感じています。
あとはフルリモート・フレックスという制度も、ワークライフバランスの面で最高です。面接などで夜が遅くなった日も、翌日は短時間で上がって調整できますし、残業が発生しても「他の日で調整できる」という心の持ちようだけで、全然ストレスが違います。
── 集中力が続かない日は早めに上がって、明日また頑張ろうって切り替えとかもできますよね。自分のペースで働けるのは最高です!
▍趣味や休日の過ごし方
── せっかくなので、buchiさんのプライベートのお話もお聞きできればと思いますが、趣味や休日の過ごし方を教えていただけますか?
舞台が大好きで、ミュージカル刀剣乱舞や舞台刀剣乱舞、それ以外にも2.5次元作品や、一般的なミュージカルもよく観に行きます。
あとはゲームもすごく好きで、休日はモンスターハンターやゼルダの伝説をプレイして過ごしていますよ!
▼趣味で訪れた展示会での様子
── 今でもゼルダの伝説をプレイされていることにエモさを感じました……!プライベートのことについても教えてくださりありがとうございます。
▍求職者へのメッセージ
── それでは最後に、将来一緒にお仕事をしてくださる求職者の方へメッセージをお願いします。
私自身のこれまでの経験を踏まえたメッセージになりますが、QAとして正当に評価されたい、自分のQAスキルをしっかり活かして組織に貢献したい、そんな想いを持って働けるところを探している方に、ぜひ来ていただきたいなと思っています。
先ほどもお話しした通り、NewbeesのQA組織は、AIの活用や自動化の導入など、やりたいことがたくさんある「発展途上」のフェーズです。整いきっていない部分ももちろんありますが、だからこそ、一緒に組織を作り上げていくような感覚を楽しめる方だと嬉しいですね。