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【創業ストーリー】『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい。~社会背景による職種の壁~

Photo by Mario Gogh on Unsplash

エイトス株式会社は、現場労働者(ノンデスク・デスクレスワーカー)の「改善提案」のためのクラウドサービス「Cayzen(カイゼン)」を開発・展開するべく、愛知県豊田市に創業しました。

エイトス株式会社は基本の考えの軸として、デスクレスワーカーを含むすべての労働者が、自らの創造性を発揮し、仕事のやりがいや働く意味を実感できる社会・そして変革していくことのできる機会や世界を生み出していきたいと考えました。その大義を実現するため、「Innovation by All~すべての労働者が当事者として変化を起こせる社会をつくる~」を理念に掲げています。
ではなぜ私たちは、今回は、現在の社会構造の課題点、現場改善提案クラウドサービス「Cayzen」で成し遂げたい世界観について、創業者である代表・嶋田亘(しまだ わたる)へのインタビュー・想いを全4回にわたってお届けしていきます。

【社会背景による職種の壁~自分のアイデアをカタチに~】

社会全体のビジネストレンドになっているDXやデジタル化。社会には多くの職種や働き方存在している中、特に営業・人事・マーケ・企画などのような職種では、DX・デジタル化という言葉が業務上浸透し、馴染みの深い概念になりつつあります。
しかし一方、私たちの日本経済の大部分を根本的に支えているデスクレスワーカーという職種の現場では、DX化・デジタル化はまだまだ進んでおらず、ITの恩恵を十分に受け手られていないことが社会背景として存在しています。実際、こうしたデスクレスワーカー全体の労働者の80%と大きな割合を占める現在の労働市場においてのIT投資は、1%なのです。


※引用:「The Rise of the deskless workforce」

こうした職種の方々一人一人が、素晴らしいアイディアや現場ならではの気づき・改善案などを会社全体に発信し、会社としての企業価値の向上・企業の圧倒的な成長に直接的に貢献できるポテンシャルを秘めているものの、現在の上記のような社会構造においては、なかなか自身のアイデアや改善策をアウトプットする機会が少ないのが現状です。実際、日本の労働者は世界の中でもクリエイティブな業務をしているイメージが34%もあることとは裏腹に(下記右図)、業務において自分の創造性を活かしていると回答しているこうした日本の労働者の割合は、他国に比べ圧倒的に低いというデータもあります。(下記左図)


#引用 :アドビシステムズが米・英・独・仏・日の18歳以上、約5,000人を対象とした2016年のオンライン調査(「State of create 2016」)

 また、こうした社会構造から、優れた改善案・実際に業務を直接的に支えているからこそ発見できる新しい気づきがあっても、『その手続きが多く面倒くさい』『報告に時間がかかる』『自分の案なんて・・・』などの理由から日々の業務において現状維持という思考に至り、単純作業のみになってしまう・はたらく目的ややりがいを見失ってしまうなんてこともあるのではないでしょうか?

私たちは、労働者の80%を占め、日本経済の根底を直接的に支えているこうした働き方の市場においてIT投資が1%ほどしか投資されていないという現状にまず着目しました。ここから、私たちは未開拓市場のDX化の先駆け企業として、労働者一人一人が創造性を活かし企業全体、敷いては社会全体までを創造することが出来るという可能性に溢れる社会の実現をしたいと考えています。

次回は、「私たちが感じた『Cayzen』の可能性と課題アプローチ」についてお話していきます。ここまでご清覧いただきありがとうございました。是非フォローのうえ、楽しみにお待ちください!

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