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【Landit社員インタビューvol.2】開発部部長が目指す「心理的安全性の高い、自律したチーム」とは?

Landitの田中です。
今回は開発部部長の荒崎さんに、Landitに入社した経緯やどういったチームを作っていきたいのか、詳しくお話を伺いました。


ーー荒崎さんの経歴を教えてください。

東工大では物理と、大学に入学してから特許に興味を持ったので、四大学連合という制度を利用して、一橋大学で著作権法や民法を並行して学びました。その後、大学院では東工大の価値システム専攻という、文系学問領域を理系アプローチする一風変わったとこに在籍し、無形財産について研究をしていました。

エンジニアとしての経験は社会人になってからです。新卒でファーストロジックにエンジニアとして入社し、自社サービスの開発(Webのデザイン変更・機能追加、オウンドメディアのフルリニューアル、スマホアプリ開発など)や、オフィス移転に伴う社内ネットワークの冗長化構成の構築、Google Workspaceへの全社移行やSSOの導入を担当。フロント、サーバー、アプリ、インフラ、データベース、情シス、社内SEと一通りこなしてきました。

その後、ITサービスの「品質」のスキルを身に着けるため、2020年9月にSHIFTへ転職を決意。スクラムチームの品質向上を支援するQAチームを作って欲しいと顧客に求められ、QAチーム構築に勤しんでいました。取り組む中で改めて組織構築に興味を持つようになり、社長に誘われて2022年1月にLanditへ入社し、現在に至ります。

ーー組織構築に興味を持つようになったとのことですが、Landitに入社した経緯を詳しく教えてください。

2021年の5月頃、顧客の元でQAチームを発足する仕事をしていて、組織構築について勉強していました。「ユニコーン企業のひみつ」というオライリーの本を読んで、【俺が考えた最強の開発チーム】はこれだ!と確信し、ちょうどそのタイミングで社長の藤林さんから誘われたんです。

スタートアップへの挑戦は正直悩みました。自社サービスを作り、育てていく魅力はファーストロジックで、そのサービスを支えるチームづくりの魅力はSHIFTで、それぞれ経験しましたし、私がやりたいことでもありました。Landitではどちらも実現できると思ったんです。一方で、SHIFTでの順調なキャリアを捨てることになるし、転職して倒産でもしたら、また転職活動をしなければならない面倒さもあり、5月に誘われて9月まで悩みました。

転職を決意した決め手は、今後の人生で挑戦するなら早いほうが良いと考えたからです。いや、半分くらいは勢いです。やったるぞー!って。転職することを上司に伝えると、思っていた以上に引き止められましたが、いつでも帰ってきてほしいと言ってもらえたことも、決意の補強になりましたね。



ーーご自身の強みを教えてください

一通りサービスを作ることができるのは強みかなと思っています。突出したところのないバランス型ですが(笑)あとはUXって大事だなと常日頃から感じており、「ユーザーにどれだけの価値を届けられるか」という考えを特に大事にしています。

ーーLanditだからこそ経験できる開発の楽しさは何ですか?

「The 0→1」のフェーズなので、試行錯誤の毎日です。例えると、文化祭前日って感じですかね!まだ開発の正社員メンバーは私一人なので、チーム作りの楽しさはこれから始まるかと思います。

ーーLanditだからこその辛さや悩みはありますか?

楽しさと表裏一体ですね。どういうサービスにするかのアイデアはある。投資家にアイデアを認められて資金調達もできている。売上が立っていて、需要があることも確認できている。あとは開発だけなんです…!ユーザに価値を届けることができればうまくいく土台は整っているので、Landitが成功するかどうかは開発に掛かっているといっても過言ではありません。

また、自社サービスの開発業務にとどまらず、社内SE、情シスの役割や、営業同行もあったり、やることが本当に多いですね。私は楽しいですが、普通に考えたら大変なのかも。

あとは、駐車場領域はまだFAXを使って業務をしています。想像以上にIT化が遅れていることにも、日々苦戦しています。一般的に良いと言われるUIも、本当に使いやすくなっているかどうかは検証しなければなりません。

ーーどのようなチームを作っていきたいですか?

心理的安全性の高い、自律したチームを作りたいです。これまで社会人として働いてきて、「なんでこんなにマネージャー職が必要なのだろう?何をマネジメントしているのか見えない…」「なんで理由を納得できないまま開発をしなければならないのだろう?」のような小さな疑念が生じることがありました。

私は「一人ひとりが主体的に行動し、チーム全体でチームメンバーをマネジメントし、チームがサービスについて責任を負うような体制ならば、対組織の悩みは解決できそう」という仮説を持っています。「恐れのない組織」「ユニコーン企業のひみつ」の2冊を読んで、その仮説に裏付けを貰った気持ちになっています(笑)

Landitでは将来的に、1つのチームが1つのサービスを担当する体制にしたいと考えています。チームはサービスに責任を負い、強い権限を持ちます。次に何を開発するのか、いつリリースするのかは、チームで決めます。チームにはエンジニアだけでなく、デザイナー、営業、マーケター、アナリスト等、必要な人材をチームで揃えます。チームを支える人事チームのような存在も必要だと感じていますが、ここはまだ検討できていません。現在の構想だと10個程度のチームができます。

あらゆる決断をチームで決める必要があるため、このような理想的なチームは、心理的安全性が高い水準で確保されている場合にのみ存続できると思います。心理的安全性が低いチームでは、反対意見を言わずに荒波を立てないようにする人が出てしまい、良いサービスを作ることは難しいです。対立する意見であったとしても、サービスのために恐れずに発言できる。そんなチームを作りたいと思っています。

チームを作るのはメンバーなので、

「一人ひとりが、サービスのために、勇気を持って発言する。」

「一人ひとりが、サービスのために、意見を歓迎する。決して批判しない。」

「一人ひとりが、どんな意見であっても発言しやすい雰囲気を作れるよう努力する。」

このようなメンバーが理想で、私もそうありたいと意識しています。

ーー荒崎さんのチーム作りへの熱い想いが伝わってきました!代表も常に心理的安全性の高い組織を作りたいと仰っているので同じ方向を向いていますね。現在Landitは絶賛エンジニア募集中ですが、どういった方と働きたいですか?

先ほどお話ししたチームづくりに共感いただける方と働きたいです。

技術面では、現在当社が使っている言語・ライブラリ等に精通していると嬉しいですが、キャッチアップが可能な方であれば大歓迎です。

ーーLanditに入ったら何が実現できますか?アピールポイントを是非お願いします!

サービス作りだけではなく、将来のユニコーン企業の初期の土台作りをしましたと言えるようになります。また、技術面では、アーキテクチャや言語の技術選定から携わることができます。



インタビューは以上です。

「エンジニアトップクラスのコミュニケーション力を持っている方だなぁ」というのが私の第一印象です。今回のインタビューでも荒崎さんのチームづくりにおける熱い想いが溢れ出ていました。この想いが見ていただいているエンジニアさんに伝わりますように…!

荒崎さんと一緒に働きたい、Landitのサービス開発に興味があると思っていただけましたら、お気軽にご連絡ください!

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