みなさんこんにちは!アルファテクノロジー株式会社です。
弊社では、働く社員のリアルなストーリーを通じて、弊社の技術と文化をお届けしています。
今回は、異業種である自動車整備士からIT業界へ転身し、コミュニケーション能力を武器に活躍の場を広げている後藤さんにお話を伺いました。
未経験から入社した後藤さんが、どのようにして早期にサブリーダーとして活躍し、多岐にわたる業務に挑戦できているのか。そのキャリアストーリーを深掘りします。
・・・
異色の経歴を経てIT業界へ。紹介でつかんだ新たなチャンス![]()
──本日はよろしくお願いします!早速ですが後藤さんのこれまでのご経歴を教えてください!
はい、よろしくお願いします。私は大学時代に電気情報工学を学び、プログラミングの勉強も少々していました。しかし、大学卒業後すぐには就職せず、趣味であった車をいじることを突き詰めたくて、自動車整備専門学校に入り直しました。
その後、24歳で自動車ディーラーに整備士として入社し、約6年間勤務しました。その後は販売促進や営業も経験し、一度別のディーラーにも転職しましたが、やはり営業を1年ほど経験したところで、自分のキャリアについて考えるようになり、IT業界へ転身しようと決意しました。元々大学でIT系の勉強をしていたこともあり、職業訓練校に通い直して、アルファテクノロジーに入社したという経緯です。
──数あるIT企業の中で、アルファテクノロジーを選ばれたきっかけは何だったのでしょうか?
実は、大学時代の友人である小林さんに相談に乗ってもらったことがきっかけです。その小林さんの元同僚である清川さんが既にアルファテクノロジーに在籍しており、清川さんとの会話を通じて入社を決めたため、正直、就職活動はこのアルファテクノロジー一社だけだったんです。良いご縁で入社することができました。
知識不足を補う「コミュニケーション力」の真価![]()
──IT業界未経験での入社ということで、不安はありませんでしたか?
不安はめちゃくちゃありましたね。しかし、唯一の取り柄が、自動車ディーラー時代に鍛えられた人と話すコミュニケーション能力だと考えていたので、「この武器を生かして、お客様と仲良くなって、知識不足を補いながら業務を進めていくしかない」という覚悟を決めて入社しました。
──そのコミュニケーション能力が活かされた印象的なエピソードはありますか?
入社してすぐに、入社2日目にはもうお客様先へ行くことになったのですが、そのとき、ちょうどお客様が車の購入を検討されているという状況でした。そこで、自分の前職での経験を活かして購入の相談に乗ることで、すぐに打ち解けることができました。話題がドンピシャだったので、ラッキーでしたね(笑)。人間関係がうまく構築できたと感じています。
──逆に、IT業界に入ってから直面した新たな壁はありましたか?
前職では、業界が長かったこともあり、お客様が言いたいことはなんとなくすぐに理解できたんですよ。しかし、この業界に来るととにかく専門用語が多くて、最初は会話が成立しないことに戸惑いました。
この壁を乗り越えるために、私はとにかくひたすら会話することを心がけました。お客様に「どういうことですか?」「こういう意味で合っていますか?」と、恥ずかしがらずに直接質問するようにしていましたね。技術スキルだけではなく、会話をするにも知識が必要だと日々感じていますし、今でもこの壁を乗り越えるために日々勉強中です。
多様な業務でスキルを磨き、早期にサブリーダーへ![]()
──現在の業務内容について詳しく教えてください。入社時から変化はありましたか?
業務内容はちょいちょい変わっています。入社して最初の2年半は、半導体製造装置の組み立てや改造に関する動画作成業務を担当していました。1記事前に登場した、佐藤さんと同じ現場です!現地のスタッフがプラモデルのように装置を組み立てられるよう、工場で組み立てている映像をもとに、文字や絵を入れたYouTubeのような動画を作る仕事でした。
└佐藤さんインタビュー
その後、違う業務をやってみたいという希望があり、営業や上司に相談して、次はテスト業務を3ヶ月ほど行いました。このテスト業務中に、念願だった開発業務の現場で人手が足りないという話を聞き、すぐに立候補させていただきました。
現在のお客様先では、開発業務やテスト業務など、幅広い業務に携わらせてもらっています。このお客様先は、一つの仕事が終わると次の依頼が続くので、短期間で様々な経験を積むことができ、非常にありがたいと感じています。
──現在、得意だと感じる分野はありますか?
正直、得意分野というのはまだ見つけられていないですね。ですが、念願叶って携わっている開発業務は、やはり楽しいと感じています。未経験スタートなので同僚には助けてもらっている日々ですが、やってみたかったことが出来る環境なので、達成感や楽しさを感じられます。伸び代しかないと思っています。
──入社から比較的早いタイミングでサブリーダーに就任されたとのことですが、どのような意識で業務にあたっていますか?
サブリーダーに就任したのは、入社して半年くらいでした。最初の動画作成のチームで、私が自然とお客様とのやり取りを引き継ぐ形となり、見積もり作成やお客様とのメインの窓口業務を担うようになりました。責任が増え、最初は不安な日々を過ごしていましたが、当時のリーダーのサポートを受けながら進めていきました。
リーダーとしては、まず納期を守るためのスケジュール管理を日々行うようにしています。また、チームメンバーの得意・不得意を考慮し、得意な人に任せたり、遅れている人がいればみんなで協力したりするなど、積極的なコミュニケーションを取ることを心がけています。
業界が変わっても、コミュニケーションはやはり必要不可欠だと痛感しています。
──後藤さんがアルファテクノロジーで働く上での「やりがい」は何でしょう?
チームとして一つのプロジェクトを完遂することに喜びを感じます。
以前、4人体制で業務をこなしていたとき、全員の担当がバラバラだったので、誰か一人が終わっていなければ完結しませんでした。遅れている人をサポートしたり、他のメンバーに協力を相談したりして、皆で完成させた時に大きな達成感を得ました。今は一人で動いていることも多いですが、やはり仲間と協力してできるのは一番の魅力ですね。
風通しの良い環境が、未経験からの挑戦を後押しする![]()
──アルファテクノロジーならではの魅力について教えてください。
2点あります。一つ目は、会社規模がそれほど大きくないので、営業や総務といった部署の社員とも気軽にコミュニケーションが取れる、風通しの良い環境であることです。課長やグループマネージャーといった役職者とも、お互いに顔を知っていて、気兼ねなく会話ができるのは、アルファテクノロジーならではの魅力だと感じます。
二つ目は、未経験者や経験の浅い人材を積極的に採用してくれている点です。経験がないからIT業界に入れないと思っている方もいるかもしれませんが、当社は人柄を重視した採用を行っているため、IT業界に挑戦したい人にはチャンスがある会社です。
──未経験で入社されたとのことですが、学習や会社のサポート体制はいかがでしたか?
会社にはOJTの仕組みがあり、入社してすぐに配属先では、当時のリーダーや同僚が手取り足取り、一から丁寧に指導してくれました。
また、私自身も自主学習に取り組みました。本当に一からでしたので、まずExcelの資格を取ろうと勉強しましたし、その後はIT業界の超初心者の資格であるITパスポートの勉強もしました。会社で用意されているEラーニングも積極的に活用し、ほぼ全てやり尽くしましたね。資格試験前は毎日最低1時間、コツコツとやるように心がけていました。
目指すは、個人からチームへの拡大。![]()
──今後のキャリアプランやチームの展望についてお聞かせください。
チームとしては、今、個人でお客様とやり取りしている状況なので、アルファテクノロジーのメンバーを増やして、チームとして動けるようにしたいという考えがあります。新入社員の人を連れてきたり、開発など別の業務をやりたい人を連れてきたりして、チームを大きくしたいですね。
私自身のキャリアプランとしては、直近の目標として、現在のサブリーダーのポジションから、ゆくゆくはチームを管理するリーダーを目指すことです。また、将来的には、これまでの現場経験を活かし、技術職以外の管理職や営業職といった選択肢も視野に入れています。現場経験がある営業は、説得力を持って説明できるという強みになると思うからです。
──最後に、中途入社を検討している求職者へメッセージをお願いします!
私自身、本当に未経験で入社し、不安な気持ちを抱えていたので、求職者の方々の不安な思いはよく理解できます。しかし、アルファテクノロジーに入社すれば、OJT形式で先輩社員や同僚が一から教わりながら業務ができる環境は整っていますので、やる気があるのであればぜひ入社してほしいです。
また、IT業界は漠然と開発がやりたいという気持ちで入ってくる方もいると思いますが、開発以外にも知らなかった業務がたくさんあり、楽しさがある業界です。開発にこだわらず、「パソコンを触るのが好きだ」とか「ゲームをするのが好きだ」という気持ちからでも、楽しめるような仕事を見つけることができる可能性があります。ぜひ、弊社に入ってきていただければと思います。
後藤さんのように、異業種での経験やコミュニケーション能力といったソフトスキルも、アルファテクノロジーでは大きな武器となります。
未経験からでも挑戦を続けられる環境で、新たなキャリアの一歩を踏み出してみませんか?