今回は、当社の創業のきっかけやXAIが大事にしている価値観、事業について、代表の八木谷からインタビュー形式でお届けします。
創業のきっかけ
──まずは、XAI創業のきっかけについて教えてください。
XAIは元々AIスタートアップで働いていたメンバーで創業した会社です。
当時は、数十億の資金を調達し5年先の未来を技術で切り開く、技術系スタートアップとして大きなチャレンジをしていました。一般的にAIモデルの推論には大規模な計算資源が必要ですが、身の回りにAIが普及した世界を実現するには省電力で小さなデバイス上でもAIを動かす必要があり、そのためには極めて小さいAIモデルを開発する技術が必要だ、というストーリーで日々技術開発をしていました。当時は毎日商談でスケジュールがほとんど埋まるくらい多くの企業と会話させていただき、様々なプロジェクトも経験させていただきましたが、自社がフォーカスする技術開発を優先することが多く、お客様の課題を解決するためにもっとやるべきこと、できることがあるのではないか?と思ったことが起業のきっかけになります。
──会社名「XAI」に込められた意味は何でしょうか?
私たちが目指すのは、技術そのものではなく、AIによって顧客の具体的な課題を解決し、実際にビジネスを成長させることです。社名の「XAI」には「顧客ビジネス × AI」という意味を込めており、顧客視点で課題解決に向き合いたいと思っています。
課題解決に寄り添う技術屋
──課題解決に向き合うとは具体的にどのようなものですか?
顧客の課題に向き合うというのは、簡単ではありません。「どこまで向き合うか」というスコープの話と、「会社として儲ける」という事業の話を考える必要があるからです。
とりあえず走り始めるように会社を立ち上げた当初は、「まずは自分たちなりのやり方で課題解決に向き合おう」ということで受託事業として、開発だけでなくコンサルティングや保守・運用メニューを整備して顧客の要望に対応し売上をなんとかあげていました。ありがたいことに、お客様には私たちの思い・姿勢を評価していただき、長くお付き合いをしていただいています。
「どこまで向き合うか」、これは創業以前から薄っすらと思っていたことですが、AI開発会社として、企業にAIへのチャレンジを訴え、夢物語を語る傍ら、そんなに夢がある・儲かるなら何故自分たちでやらないのだろう?という思いがずっとありました。
AWSがAmazonの自社インフラから始まったように、究極的には自身の課題を自身で解決して儲かる事業を作っていく、又はその解決策を展開していく、AIベンダーとして心地よいポジションでAIへのチャレンジを後押しするだけでなく、自身もリスクを負ってAIによる価値を具現化したい。そのための地盤を確立し、それをどう実現するか一つずつ作っていきたいと考えています。
スタートアップではない選択肢
──会社として大事にしている価値観について教えてください。
MVVとして明記しているわけではありませんが、質実剛健、少数精鋭などは大事にしていきたいと思っています。単に流行りに乗るのではなく、課題が本当に解決できるのか、適切なのか、解決のインパクトは大きいのか、そんなことを悩みながら技術を使っていきたい。派手なPRやイケてる感ではなく、目の前のお客様に評価をいただいて数字を伸ばしていきたい。そんな思いが質実剛健に込められています。
また、AI開発単体を事業とすると、売上はたいして伸びません。大きな数字を目指そうと思うとシステム開発やコンサルティング領域への拡大が求められ、人を増やすことが売上を増やすことに繋がります。私たちは身の丈に合わない拡大を目指すことによって、顧客課題に向き合いづらくなる環境を作りたくはありません。これまでお客様には個の力と価値観を評価いただいていたので、少数精鋭で成長したいと考えています。
──今後の展開や現在取り組んでいるプロジェクトについて教えてください
まだ道半ばなのですが、これまで蒔いてきた種に、いくつか芽が出そうな兆しが見えてきました。
大手商社との提携・プロダクト開発
創業初期から業務提携自体はさせていただいてましたが、色々な試行錯誤を経て、ようやく商社の強みやリソースと当社の技術、課題解決力をうまく活かした大きな仕掛けに繋がる足がかりができてきました。これは、実際の課題を持つ現場に足繁く通い、生成AIならではのプロダクトとして形にしていっています。
プロダクトは、領域としては一見ありきたりな所を開発しています。一方で生成AIやAIエージェントがこれまで解決できていなかった課題を解決できたり、より良いものにできたり、プロダクトのあり方が変わったりする大きな転換点であると捉え、「新しい技術トレンドによって生まれる・広がる市場」 x 「ITとは距離の遠い・ニッチな業界をバーティカルに」 x 「短期的には確実な課題解決ができる打ち手+新しい技術の適切な時期での実用化」を狙っています。
難易度の高いプロジェクト
これまで真摯に顧客に向き合ってきた結果、LLM開発において今、非常に大きな需要があります。
生成AI APIの利用からLLMのスクラッチ開発まで幅広い選択肢から仮説検証を行い、最適な解決策を模索する、簡単に答えの見つからない長期間のプロジェクトを通して、当社の技術レベルも飛躍する絶好の機会が訪れています。この機会を確実にとらえて当社の価値を拡げていきたいと思います。
さいごに
個人の力を試したい、自分の価値観を具現化したい、顧客に近く手触り感のある仕事をしたい等、そんな方にはぴったりの環境が準備されていると思います。私たちはあなたと一緒にチャレンジできることを楽しみにしています。
いかがでしたでしょうか? XAIでは、一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも気になった方、ぜひご応募お待ちしています!