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【CTOインタビュー】世界2位のエンジニアがなぜNOWALLに?入社の経緯やこれからについて

NOWALLではさらなる事業成長と価値提供を目指し、オープンポジションでの採用を強化しています!

今回は、ロボコンの全国大会に複数回参加、世界大会も七位という成績、大学も飛び級入学と言った輝かしいバックグラウンドをお持ちのCTO 梶原さんにインタビューを行い、梶原さんのバックグラウンドからこの会社の魅力、今後の展望について語ってもらいました!

梶原 勇希 (Yuuki Kajihara)
千葉大学電気電子工学科に飛び級入学したのち、在学中にグラフデータベースの開発運用や義手製品の設計等を幅広 く行う。プログラミングやロボット、電子工作を幼少期から得意とし、世界ロボットコンテスト7位、コスモスネットワークを活用したブロックチェーン大会で世界2位入賞の経験を持ち、ハードウェアからソフトウェアまで開発経験 は多岐にわたる。2022年、NOWALL株式会社に開発部責任者としてジョイン。



華麗なるご経歴ですね笑
梶原さんの生まれ、育ちが特に気になりますが、どんなご家庭で育ちましたか?

出身は横浜で、すぐ引っ越してそれからずっと千葉育ちです。

父は建築系の仕事をしていて現場監督をしていたようで、母は結婚する前は大手航空会社の地上職をしてました。結婚してからは南青山のアパレルショップで店長をしていたようです。

基本的に梶原家の特徴としては、僕の自主性に委ねられていて、やりたいと言ったことに対しては環境を与えてくれるような形でした。

幼少期はモンテッソーリの幼稚園に通っていました。
モンテッソーリーではいろんな教具をつかって学ぶことを「おしごと」と呼ぶのですが、幼稚園生でありながら「おしごと」をしていました笑、具体的には指の感覚(蝶結び)、箸で豆を運ぶ、そろばんのような教具で数を学ぶなどです。

その後、自ら中学受験に興味を持ち、難関校を目指して大手予備校に通ったのです、最終的には変わった試験で有名な千葉県立千葉中に行きました。千葉中は千葉県が力を入れている肝入りの実験校だったのでもともと結構興味がありました。

プログラミングみたいなところで言うと、レゴが好きでずっとやってたましたね、それから派生して地元でプログラミングスクールができたのでそこに通ってました。


幼稚園のことから一種の英才教育のようなものを受けられている印象を受けました笑
さすがです、ちなみに千葉中に入ってから後の学生時代を詳しくお伺いできますでしょうか?

実は中学入ってからすぐプチハプニングがあって、笑

中学受験の面接で、「ロボコン部作る!」って宣言していたにもかかわらずいざ入学したら部屋は足りない、顧問も手が空いている先生はいない、と言われ笑
部活を作れず、早くも中一にてぐれ始めました笑

ただ転機があって大山光晴先生という千葉中の校長が気を利かせて校長室をロボコン部の部室として貸してくれたんです!そのおかげもあり、一年目で審査員特別賞までいけました、惜しくも世界大会にはその年は行けなかったのですが、、

その後その校長先生のおかげもあり、部活を立ち上げ、中三で世界大会(WRO2012年マレーシア クアラルンプール)へ行きました!


結構すぐ結果出しててすごいですね!!高校でも、同じ部活を続けるんですか?

基本的にはそうですね、ただ中高一貫校ではあるのですが、部活動自体は中高別々なので別の似たような部活を立ち上げてまたロボコンも出てたという感じです。アカデミックな人が多かったので同期は科学の甲子園、数学オリンピック、千葉大の学問系のコンクールなどで沢山活躍していましたね笑
そこに自分自身も刺激を受けていましたし、寝ても覚めても物理のことばかり考えていましたね。

とはいえ、スポーツをしたいなと思い、高校一年でラグビー部に入ったんです。高校でラグビーってちょっと珍しいかなと思うのですが、選んだ理由としてはバレー、バスケ、サッカーあたりだと小中のアドバンテージある人と差がありすぎて楽しめないと思ったからなんです笑

ただまたそこにも転機があって笑

1年の最後の合宿で首を大怪我しちゃって、胸椎靭帯損傷二度っていうケガなんですけど、復帰は難しく運動部をやめました笑

しかし幸か不幸かその怪我がだいぶ重症だったこともあり保険金が三百万くらい出たんですよ。
そこですごくやりたかった、当時、早稲田塾がやっていた1コース60万円くらいする大学教授とタッグを組んだ授業プログラムを三つくらいとりました笑

その授業では、大学の有名教授と各分野の最先端の勉強するのですが、特に印象的だったのは慶應のSFCの冨田さんという生物系の権威ある方と、ネイチャーの論文を読んで英語でプレゼンしたことでしたね、なかなか高校生のうちからこのような勉強自体できないと思うので非常に知的好奇心がくすぐられました。


だいぶ波瀾万丈な人生ですね、でも常に梶原さん=アカデミックといったイメージはあります。ちなみに大学は飛び級されたようですがそれは何かきっかけがあったんですか?

なんでもできるオールラウンダーって見られがちなんですが、国語とか社会がとても苦手で、バランスよくできないのが悩みであったんですよ

そうなるとセンター入試経由の入学は難しいと考えていて、千葉大の飛び級入試は数学と物理だけ必要だったのでそれを知った瞬間これだ!!と思い、高校2年の10月に飛び級入試を受験しました。そこで合格をいただいて、周りより一年早く大学入学って感じですね。


飛び級入試受けてちゃんと受かるのがやっぱりすごいですね、飛び級した後の大学生活は大変でしたか?

結構大変でしたね、というのも千葉高校の学習指導要領が学年相応の学習のカリキュラムで組まれていたので、高2の時点で高校2年生までの範囲しか学習してなかったので、高校3年の1年分が抜けてしまってたんですね。

だから大学1年目は勉強頑張ってやってましたね、けれど興味ある分野が少し異なったのは個人的にはきつかったです。僕が興味あるのは「弱電」の分野なんですが、千葉大が強いのは「強電」で笑

それもあって、勉強のモチベーションがだんだんなくなってきてあまり大学も行かなくなった結果、留年することになりました。

そんな時、よく目をかけていただいていた教授がフリースクールやっている従兄弟を紹介してくださいました。その人がすごい面白かったんです。その人は仮想通貨を使った地域振興についても考えており定期的に意見交換会していました。

偶然にもそこで集まってた人の一人が最初の就職先の副社長で、そこで休学しながら正社員で、越境EC(メルカリの世界版)をやっていました。その後千葉大に戻ろうとしたけど休学できる年数をまるまる使い切ってしまったので、今年の春に除籍される予定です笑


普通の大学生とは全く別の学生生活を歩まれている梶原さんですがnowallに参画しようとしたきっかけって何かあるんでしょうか?

実は去年の6月に前の会社をやめていて、そのあとはフリーランスしてたんですよね。
その時にNOWALLで働かれている方で共通の知人がいて、接点を持ちました。

最初から親和性があるというわけでもなく、七ヶ月後くらいに改めてお話しした時にドンピシャであるって気づいて協働することになりました。

はんだ付けの作業中

意外なご縁だったんですね、ちなみにこの会社に来てまた数ヶ月しか経っていないと思いますが嬉しかったこと、やりがいとかってありますか?

個人的に環境が最高だなって思います。働くメンバーがみんな活気があって意見も堂々と言える環境が素敵です。
環境によって成果の出方が変わるのが自分のタイプなので、とても仕事しやすい環境です。


逆にこの会社で難しかったこと、辛かったことって何かあったりしますか?

そうですねー要求レベルの高さですかね。ただ自分にとってはそんなにマイナスの方向には向いてなくて。

というのも理不尽に高くなければ基本的に、目標が高い方がやりがいに繋がる性格なので
ただスパンも短いので、スケジュール管理が難しいですね笑


確かに、立ち上げ期ということもありやらなければいけないことは盛りだくさんですよね、そんな梶原さんが考えるこの会社の魅力とは改めてなんでしょう?

大きく3点あると思ってます。一点目は問題が発生した後の改善されるまでのサイクルがはやいことですね。だからこそ成果がすぐ出るし、会社の規模に関わらずここまでサイクルを早く回すことができるのは一つ大きな特徴だと思います。

二点目は、皆さんのスペックと適応力の高さです。素直で真面目な方が多いし、システムの導入などでも皆さん優しく柔軟に対応してくださいます。予測していないことが発生してもみんな冷静に対応していただいて。三点目は個人的なところになりますが、業務効率化など、取り組むと効果がすぐ出るため、達成感やモチベーションが生まれやすいですね。


最後に会社の今後の目標、キャリアビジョンがあればお伺いしたいです。

会社としてはNowallの技術サイドを支えて、事業を大きく創っていきたいですね。現場の意見を大切にしながらデジタルな文脈で、皆の働きやすい環境を整えていきたいとおもっています。


この記事を読んで少しでも、この会社の社風が伝わったら嬉しいなと思います。
気になる方は気軽にお問い合わせください!一緒に働ける日を楽しみにしてます。


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