Why Code Chrysalis - なぜコードクリサリスなのか

皆さん、こんにちは！コードクリサリスの日本語プログラム事業責任者の新徳雅隆です。Wantedlyを使って初めてのブログを書くにあたり、改めてコードクリサリスの紹介をしたいと思います。

名前の由来ですが、クリサリスとはさなぎを意味しています。みなさん入学するときはまだ幼虫で、コードクリサリスで勉強する期間にさなぎになってもらい、卒業と同時に蝶々になって羽ばたいていってもらうという意味を込めています。

なぜコードクリサリスはプログラミングを教えているのか。なぜ東京を舞台として選んだのか。CEOのKaniのブログもぜひ見ていただきたいですが、ここでも改めて触れたいと思います。

現代においてプログラミングはほぼ100％の業界の基盤となっているといっても過言ではありません。例えば農業でも今やアプリで操作して農作物を管理することが可能になってきていますし、IoTという言葉がバズっていますが第二次産業においてもアプリケーションはもはやこれから必須となっていくでしょう。第三次産業は言わずもがなですが、サービスはすでにあらゆるアプリケーションの組み合わせや活用によって支えられています。これからプログラミングはどの業界に行っても必須となるスキルだし、逆に言えば必要最低限のスキルになる時代も来るかもしれません。

とはいえそこまで大きなスケールでの事実を述べられたとしてもピンとこない方もいるでしょう。マクロでのコードクリサリスのミッションはKaniのブログに譲って、ここでは個人の方にフォーカスしてお話したいと思います。

僕の問いはこれです。

なぜプログラミングを学ぶのでしょうか？

人によってコードクリサリスに学びに来る方のモチベーションは異なりますが、僕が少なくともコードクリサリスが必要であり、日本語プログラム事業責任者として参画した理由は以下です。

プログラミングを通してアプリを開発できるということは、日本だけではなく世界を豊かにする武器を手に入れるということです。そして世界を豊かにする武器を手に入れるということは、あなたが世界で活躍できるようになるということ。つまり、あなたに人生の選択肢をより多く提供することになります。

資本主義社会では生きていくためにお金が必要です。ではそのお金はどうやって得られるのでしょうか？それは社会に提供した価値の対価です。提供する価値はどれだけ求められているのか×その価値がどれだけ希少価値があるのかの掛け算で変わります。プログラミングできる人材は今不足しており（日本では2030年までに790,000人のソフトウェアエンジニアが不足すると言われています）、フルスタックソフトウェアエンジニアであることの価値は希少です。

プログラミングを学習することは大局的に見ると一つの方法です。コードクリサリスは人生における選択・武器をより多く持ってもらう＝来てくださる方のエンパワーメントを通してより多くの人に人生を豊かに生きてもらいたいと考えています。なぜって？当たり前ですが人生は楽しいから前に進みたくなる。豊かにしたいと思うから何かに励む。そして人間には生来それを追求したいと考える本質があると考えているからです。

そしてもう一つ。人生における選択・武器をより多く持ってもらうには重要なことがあります。それはこの問いによって明らかになります。

なぜコードクリサリスはソフトスキルを大切にしているのか？

人とコラボレーションすること、前向きに進むこと、自分をどんどん前に押し進めていくこと。参加していただく方の人生を豊かにすることにつながることを大切にしています。なぜなら「コースを終了したから、はい終わり」では私たちが考えるミッションは達成できないのです。何回も書いていますが、

人生における選択肢・武器をより多く持ってもらう

ことで一生涯豊かに生きてもらうことが私たちの目標です。だからこそメタラーニングも学んでもらうし、人とどのようにすればスムーズにコミュニケーションでき、自分をプレゼンテーションするかも学んでもらいます。

ソフトウェアエンジニアになるならプログラミングはできるようになるのは当たり前です。よくTwitterでも見かけるのですが、私たちのプログラムは技術的にも最高峰であるという評価もいただいています。実際DEMODAYという卒業プレゼンに来ていただければわかります。

でもそれはあくまでも提供する一つにすぎません。私たちが提供するプログラムはあなたの人生を豊かにすることを通して、あなたのエンパワーメントを達成すること。さらにはそれを通じて日本、そして世界に貢献することを目標としています。なぜなら個人が楽しめつつも価値を提供できるならば、その人が社会に価値を提供することを通じて、放射状にその価値をスプレッドさせていけることを確信しているからです。

どんな人を対象にしているのか

プログラミング初心者でも経験者でも大歓迎です。プログラミング初心者にはファウンデーションズ（英語のコースはこちら）というプログラムを提供しています。もちろんファウンデーションズでもメタラーニングや自走できる学習方法を学んでいただきつつ、後述するイマーシブの入り口に立てるようになっています。５週間のプログラムで平日の夜間２日と土曜日の朝から夕方までとなっています。

経験者も実際に参加していただいている、フルスタックソフトウェアエンジニアになるイマーシブプログラム（英語のコースはこちら）。こちらは３ヶ月間の月曜日から金曜日までの朝から晩までのフルタイムプログラムです。テクノロジーはもちろんのこと、コラボレーション、プレゼンテーション、プロダクトマネジメント、マインドセット、みっちりプログラムです。

テクノロジーに関してはこのブログにも書きましたが、卒業時にはどんなテクノロジーでも使えるようになっているでしょう。実際に卒業プレゼンでは実に多種多様なテクノロジーを使います。そしてそこにインストラクターは指示はしません。今流行している技術を使ってみたい！となったらそれを使ってフルスタックのアプリを開発します。プログラミング言語も実に多種多様、JavaScript, Golang, Ruby, Python, C#...、日本ではよく使われている Ruby on Rails はOne of themで、もちろん使えますし、他のものも使えるようになりますといったところです。