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Priv Tech設立ストーリVol.1「会社設立は複業の延長だった?!」

複業エンジョイ生活と、大儀

前職までは、ソフトバンクやヤフーといった会社で事業戦略系の役割を担っていました。それと並行して、複業というカタチで様々な企業に新規事業のコンサルを提供してきました。2017年くらいから3年ほどやってましたかね。東証一部企業の大手やメガベンチャー、設立間もないスタートアップまで幅広く携わっていました。ご依頼いただいても、すべての仕事を受けていたわけではなく、自分なりの受けるべき理由があるか否かでジャッジしていました。

・その新規事業に大儀はあるか?
・その新規事業を立ち上げる過程において、自分は楽しめるか?

上記2点は、常に大事にしてきていますが、特に1点目の大儀に関しては、ソフトバンクやヤフーといった日本の大手企業の事業戦略系の部署で働くようになり、その事業を企画・推進する中で、儲かることは簡単に企画できてしまうと悟ってしまったあたりから、その思いが強くなりました。どうせやるなら、「大儀」があり日本や世界、または業界のためになるようなことにチャレンジしたいと思うようになりました。

2点目に関しては、下記ストーリに想いを込めてますので、ご一読いただければと思います。


きっかけは、ベクトル代表 長谷川さんからの新規事業オーダー

そんな複業の流れで、ヤフーの共通の知人を介してベクトル長谷川さんをご紹介いただきました。当時は、副社長 COOの役職でしたね。

最初の印象は、
・関西人
・裏表のない正直な人
・行動力、決断力のある人
といった感じでした。
あと、ぼくと共通して、「仕事を楽しんでいる」印象が強烈的でした。
すぐに惚れちゃいましたねwww

長谷川さんからのオーダーはこんな感じでした。
・ベクトルが持っているデータを活用して、広告ビジネスなど新規事業を検討してくれないか

ベクトルはPR会社のイメージが強いですが、新規事業でダイレクトテック社やビダブリッド社などのD2C領域や、スマートメディア社のようなwebメディア領域の会社を複数所有しており、それらのデータをマネタイズできないかといった相談でした。

ぼくは、すぐにそれぞれの事業責任者にヒアリングをしてまわり、所有データやその価値を試算していきました。

検討した結果、、、その方向での新規事業は断念

検討した結果、持っているデータの量や価値は、東証一部企業のベクトルの新規事業としては、魅力的ではないといったレポートをしました。

あとの項で触れますが、3rd Party Cookieの規制も相次ぎ、システム的にもマネタイズできる仕組みが難しくなったという背景もあります。2017年のAppleのITPという新しいレギュレーションの登場で、アドテクビジネスは難しくなってきていたのです。

長谷川さん、、けっこうショッキングな感じでしたw
「え?そうなの??」
と、いった感じで笑

当然、中道は代替案を用意していきました。

世界的なプライバシーに関する世論の高まり

世界的な法律の新設・改正

2018年のEU圏のGDPRという個人情報関連の法律の新設に始まり、2020年1月にはカリフォルニア州のCCPA、6月には日本の改正個人情報保護法も国会で成立し施行を待つばかりです。

また、Facebook社のケンブリッジアナリティカへのデータ流出などの事件も相次ぎ、その勢いに拍車がかかりました。

ベンダー各社のレギュレーション

Appleは、2017年にITPというブラウザアプリSafariに関するCookieの取り扱いを厳しくしました。また、Appleに遅れて、GoogleもChromeにおいて3rd Party Cookieの規制を発表しております。

Cookieとは? を詳しく解説すると長くなってしまうので、簡単に言うと広告のターゲティングや、解析ツールに使われている仕組みです。それ自体が悪いというものではないのですが、cookieを介してユーザーが意図していないパーソナルデータが吸い上げられてきたのもまた事実。それらに、今回規制が入り始めたということです。

プライバシー・テックの台頭

ユーザーのデータやプライバシーを守ることは、急務です。しかし、そのCookie規制の影響でインターネット社会が後退してしまったり、返ってユーザビリティが低下してしまうのは違うなとぼくは思いました。

プライバシー・テックは、法令の遵守とプライバシー保護の2点を大前提に、企業のデータ利活用を促進する技術を言います。日本でこれを言い出したのは、Priv Techの中道が初めてです、たぶん。
・法令順守
・プラバシー保護
・データの利活用

Priv Tech設立のジャッジと、長谷川さんからの代表就任のオファー

話を戻しますね。

ベクトルの新規事業において、マネタイズできるデータは少なかったです。が、これはチャンスでした。
PR事業という公平性のある事業をコアとしているベクトルは、このユーザーのプライバシーを守るという「プライバシー・テック」領域は、新規事業としてとても相性の良いことだったのです。

ぼくは、長谷川さんにこの「プライバシー・テック」事業を提案しました。
そこから具体的検討3か月ほどですぐに会社設立が決まりました。

会社名も「プライバシー・テック」を文字って「Priv Tech株式会社」(プライブ テック)としました。
キャッチーでいいですよねw

ぼくの新規事業コンサルもひと段落かなと思ったころ、長谷川さんから
「中道、社長やってや。うちにはこれできる人材おらんし。中道以外考えられへんわ」
と。。

「うぃす」

と、ぼくは即答しました。

この続きは、また次回に・・・。

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