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ホテル選びを間違えてガッカリした事ないですか?


ホテル選びを間違えて腹が立ったり、ガッカリした経験ないでしょうか?
私は何度も経験があります(笑)
出張などのビジネストリップの場合は自分一人がガッカリすれば良いし、夜遅くにホテルに戻って来て寝るだけのパターンが多いのでさほど心にダメージを負わないのですが、家族との海外旅行で多くのお金を費やして行ったホテルが最悪だと、せっかくの旅行が台無しになるくらいのインパクトがあります。ホテル選びをミスした自分が情けないのと、ホテルに腹が立つ気持ちと、家族に申し訳ない気持ちが入り混じり、何とも言えない嫌な思い出が残ってしまいます。

インターネットが普及する以前の世の中では旅行者が「良いホテル」を見つけるのは極めて難しく、旅行者はヒルトン、ハイアット、リッツ・カールトンなどの大手グローバルチェーンのブランドネームやホテルの格付け(一つ星〜五つ星)などに頼ってホテルを選ぶこと位しか方法がなかったと思います。
インターネットが普及した現在は、部屋数が数室しか無い小さなホテルでも世界中の旅行者から見つけてもらえる仕組みが存在します。更に、そのホテルが良いホテルであるか否かは「口コミ」を通して客観的に評価され、その評価を世界中の人が見れる様になっており、過去との比較では良いホテルを見つけ易くなってはいますが、それでも間違いを犯してしまう事があります。

なぜインターネットに情報が溢れる世の中でも、ホテル選びを間違えてしまうのか?
その答えは「宿泊プランの分かりにくさ」と「宿泊価格の価格裁定が機能していない」事だと思います。

まず「宿泊プランの分かりにくさ」についてですが、日本の多くのホテルが「1名予約プラン」「複数名予約プラン」「早期予約特別プラン」「クオカードプラン」「VODプラン」「女子旅プラン」など訳の判らないプランを沢山作って、単純にそのホテルに宿泊するのに一番安いプランは何か?という事を分かりにくくしています。欧米のホテルは「1室1泊」で幾らというシンプルな概念で値付けされているのですが、日本のホテルの値付けは訳が分かりません。売ってるホテル自身もどういうロジックで部屋を売っているのかうまく説明ができないと思われます。

次に「宿泊価格の価格裁定が機能していない」ことについてですが、ホテルはその日の宿泊需要の多さなどによって宿泊料を変動させます。本来は変動させた後の価格がマーケットの状態を勘案し、ホテルにとっても宿泊者にとっても合理性があり適正な価格であるべきなのですが、現在は各ホテルの担当者が、その日の需給や周辺ホテルの価格などを見て「雰囲気と勘」で決めているのが実情です。ですので、例えば需要が多い土曜日に1泊2万円で売るのがホテルにとっても宿泊者にとっても妥当なホテルが、平然と1泊3万円や4万円で売ることがまかり通っています。宿泊者は4万円で売っているホテルだから、それに見合う価値があるホテルなのであろうと想像してそのホテルを予約するのですが、実際は2万円が妥当な価格のホテルですから宿泊した時にガッカリするという結末にいたることになります。

世の中のホテル選びから「ガッカリ」を無くすためには、プランを乱発して宿泊者を誤魔化すことや、実力に見合わない値付けが通用しないホテル予約の仕組みを作る必要があります。それは言葉で書くと簡単なのですが、実際に効率的にロジカルに行うとすると非常に難易度が高いです。何故ならそれを効率的にロジカルに行う仕組みがまだ世界に無いからです。

その仕組み作りを行うために、HOTEL THE FLAGでは、メトロエンジン社が提供する人工知能(AI)を活用したレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」をいち早く導入しています。メトロエンジン社はビッグデータ及びAIを活用し、過去データから価格設定を行う従来のレベニューマネジメントツールとは一線を画し、未来の宿泊市場予測を加味した価格設定を提供する企業として業界内外から注目を集めています。

AIによる需給予想ツールは、そのホテルの実力(設備・立地・口コミ)などと、その日の需給予測を勘案し宿泊価格の価格裁定を機能させます。このツールが各ホテルやOTAに導入されれば、そのホテルに実力に応じた価格を設定していないホテルには宿泊者が集まらない世の中が実現されます。AIは遠い未来の話しと感じていましたが、まさに目の前にAIで世の中を分かりやすく、綺麗にできる時代が到来しています。

海外旅行でホテル選びをミスらない時代が来そうで嬉しいです(笑)

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