なにをやっているのか
## 外国人雇用に関わる手続きと支援を、ひとつにつなぐ
RAKUVISAは、在留資格申請と外国人雇用に関わる業務をデジタル化するSaaS「RakuVisa」を開発・運営しています。
外国人雇用には、外国人本人だけでなく、雇用企業、登録支援機関、行政書士など、多くの関係者が携わります。
しかし、実際の現場では、情報がメールやチャット、表計算ソフト、紙の書類などに分散し、「誰が、いつ、何を確認したのか」が分かりにくくなることがあります。
RakuVisaは、こうした関係者を一つのプラットフォーム上でつなぎ、在留資格申請に必要な情報の収集から、書類の作成、確認、電子申請、進捗管理、履歴の保存までを一元化します。
単に申請書を作成するためのツールではありません。
それぞれの関係者が担うべき役割を明確にし、適切な分業と記録を保ちながら、申請を最後まで確実に届けるための業務基盤を目指しています。
### RakuVisaの主な特徴
・入管庁のオンライン申請システムとのAPI連携
・外国人本人による多言語での情報入力
・申請書類や必要書類のオンライン管理
・雇用企業、登録支援機関、外国人本人、行政書士の連携
・行政書士による確認と電子申請
・操作履歴や確認履歴の保存
・在留期限や申請状況の管理
・AIによる申請書類の事前チェック
AI書類チェック機能は、必要書類の不足や書類間の不整合などを申請前に検出し、行政書士による確認作業を支援します。
AIが行政書士の判断を代替するのではなく、AIによる事前チェックと行政書士による最終確認を組み合わせることで、申請品質と業務効率の両立を図っています。
個人情報のマスキング、国内でのデータ処理、AI学習への不使用、監査ログの保存など、在留資格申請で扱う情報の重要性を前提とした設計も行っています。
### 提供しているサービス
#### RakuVisa
外国人本人、雇用企業、登録支援機関、行政書士などが連携し、在留資格申請と外国人雇用に関わる業務を進めるためのクラウドサービスです。
登録支援機関向けの「RakuVisa for TSK」、雇用企業向けの「RakuVisa for BIZ」など、利用者の役割に応じたサービスを提供しています。
#### RakuVisa Academy
外国人向けのオンライン日本語学習サービスです。
500名以上の日本語講師が登録し、日常会話、ビジネス日本語、JLPT対策、特定技能試験対策など、目的に応じた学習機会を提供しています。
#### RakuVisa School
外国籍の子どもを対象としたオンライン日本語学習サービスです。
外国人が日本で働くための手続きだけでなく、日本で生活し、学び、キャリアを築いていく過程まで支えられる事業づくりを進めています。
なぜやるのか
## 「外国人が、日本に来てよかったと思える社会」をつくる
「言葉が通じないだけで、こんな思いをするのか」
代表の木本は幼稚園児の頃、父親の仕事の関係でシンガポールに暮らしていました。
日本人幼稚園に空きがなく、現地の幼稚園に通うことになりましたが、当時は現地の言葉を話すことができませんでした。
ある日、トイレに行きたいことを先生に伝えられず、みんなの前で粗相をしてしまいました。
言葉や制度が分からない環境に置かれることは、子どもであっても、その人の尊厳や安心を簡単に奪ってしまう。
この原体験が、現在のRAKUVISAにつながっています。
その後、木本は行政書士として在留資格申請の現場に携わりました。
そこで目にしたのは、紙の書類、複雑な制度、長い待ち時間、日本語を前提とした案内、関係者の間で何度も繰り返される情報のやりとりでした。
外国人本人だけでなく、雇用企業、登録支援機関、行政書士、行政機関など、申請に携わるすべての人に大きな負担がかかっています。
日本では、人手不足を背景に外国人雇用が拡大しています。
一方で、外国人を受け入れるための手続きや支援の仕組みは、関係者の経験や手作業に依存する部分が多く残されています。
申請を単にオンライン化するだけでは、この問題は解決しません。
必要なのは、外国人本人が内容を理解できること。
雇用企業や登録支援機関が、担うべき業務を迷わず進められること。
行政書士が専門家として適切に確認し、申請できること。
そして、誰がどのように手続きを進めたのかが、記録として残ることです。
RAKUVISAは、テクノロジーによって専門家を置き換えようとしている会社ではありません。
人とテクノロジーを適切に組み合わせ、それぞれの関係者が役割を守りながら、安全に協働できる仕組みをつくろうとしています。
在留資格申請は、外国人にとって単なる行政手続きではありません。
日本で働けるか。
家族と一緒に暮らせるか。
これまで築いてきた生活を続けられるか。
その人の仕事や家族、生活に直結する重要な手続きです。
だからこそ、速さや便利さだけでなく、正確さ、安心、透明性を大切にしています。
私たちが目指しているのは、外国人雇用のための一つの便利なサービスではありません。
外国人本人、雇用企業、支援者、専門家が安心して利用できる、外国人雇用の社会インフラをつくることです。
国籍や言葉の違いによって、必要以上の不安や不利益を抱える人を減らしたい。
外国人が日本に来たことを後悔するのではなく、「日本に来てよかった」と思える社会をつくりたい。
それが、RAKUVISAがこの事業を行う理由です。
どうやっているのか
## 現場の声から、プロダクトと仕組みをつくる
RAKUVISAは、経営、開発、カスタマーサクセス、事業開発、管理部門が近い距離で働く、少数精鋭のチームです。
日本人だけでなく外国籍のメンバーも在籍し、日本とベトナムをまたいでプロダクト開発と事業運営を行っています。
外国人雇用に関するサービスを提供する会社だからこそ、異なる言語や文化、経験を持つメンバーが一緒に働くこと自体を、私たちの強みの一つと考えています。
### 全員が、自分の担当する現場を持つ
RAKUVISAには、マネジメントだけを行い、実務から離れているメンバーはほとんどいません。
代表も顧客や制度、プロダクトに関わり、開発チームは利用者の業務を理解しながら機能を設計します。
カスタマーサクセスは日々お客様と接し、操作方法だけでなく、実際の業務でどこに迷いや負担が生じているのかを把握します。
それぞれが現場から得た情報を持ち寄り、会社やプロダクトの改善につなげています。
### カスタマーサクセスと開発チームの距離が近い
お客様から寄せられた問い合わせや要望は、CSチームの中だけで完結させません。
問い合わせの背景にある業務上の課題を整理し、必要に応じて開発チームや事業責任者へ共有します。
そのうえで、重要度や影響範囲を検討し、レビューと検証を経て、機能改善や運用改善につなげます。
意思決定と実行のスピードを大切にしていますが、個人情報や在留資格申請を扱うサービスである以上、速さだけを優先することはありません。
法令への適合性、セキュリティ、顧客への影響を確認しながら、安全に改善を進めることを重視しています。
### 丁寧で安定した顧客対応を評価する
RAKUVISAのカスタマーサクセスは、強い営業力やアップセルだけを求められるポジションではありません。
お客様の話を落ち着いて聞き、状況を正しく理解し、必要な情報を分かりやすく届けることを大切にしています。
チャットやメール、電話、Web面談など、コミュニケーションの方法が変わっても、お客様に安心していただける対応品質を目指します。
難しい言葉を使うことよりも、相手の理解度に合わせて説明すること。
すぐに回答できないことを曖昧にせず、確認したうえで正しく伝えること。
同じ問い合わせが繰り返される場合は、個別に回答するだけでなく、マニュアルやシステムそのものを改善すること。
こうした地道な積み重ねを、重要な成果として評価しています。
### 個人の経験を、チームの知識に変える
事業と組織が成長する中で、特定のメンバーだけが知っている情報や、その人にしかできない対応を減らすことに取り組んでいます。
問い合わせ履歴の記録、対応方法の標準化、マニュアルやFAQの整備、社内でのナレッジ共有などを通じて、誰が担当しても一定以上の品質を提供できる組織を目指しています。
一方で、すべてを細かなルールで縛ることが目的ではありません。
判断に必要な情報や基準を共有したうえで、それぞれのメンバーが自分で考え、改善を提案できる環境をつくっています。
### 素直に学び、変化を楽しむ
在留資格制度、外国人雇用、法令、プロダクトの仕様など、私たちの仕事を取り巻く環境は常に変化しています。
そのため、入社時点ですべての知識を持っていることよりも、新しいことを素直に吸収し、分からないことを自ら確認できる姿勢を重視しています。
これまでの経験や自分のやり方に固執せず、フィードバックを受け止め、より良い方法へ更新していける人が活躍しやすい会社です。
役職や職種にかかわらず、顧客対応、業務フロー、プロダクトについて改善案を出すことができます。
### 成長市場で、専門性のあるキャリアをつくる
外国人雇用は、今後の日本社会にとって欠かせない領域です。
一方で、在留資格制度や関係法令、外国人支援、SaaS運用など、複数の専門領域が重なるため、経験者がまだ多くない市場でもあります。
RAKUVISAでの仕事を通じて、カスタマーサクセスの経験に加え、外国人雇用、在留資格申請、業務設計、コンプライアンス、SaaSプロダクト運営などの知識を身につけることができます。
これから成長する市場で、長期的に価値を持つ専門性を築ける環境です。
### 働く場所
オフィスは、渋谷駅近くの渋谷ソラスタにあります。
対面でのコミュニケーションと、集中して取り組む時間の両方を大切にし、業務内容に応じてリモートワークも取り入れています。
人数が多くないからこそ、一人ひとりの仕事が、顧客体験、プロダクト、会社の成長に直接つながります。