モビリティサービスが拓く新しい日常 ─ジャパンモビリティショー名古屋で語られた未来─
こんにちは!
Global Mobility Service株式会社(GMS)の広報担当です🔔
先月、ジャパンモビリティショー名古屋会場にて、モビリティサービス協会による特別講演「モビリティサービスが拓く新しい日常」が開催されました!✨
ステージに登壇したのは、下記の方々です。
・株式会社NearMe 代表取締役社長 高原 幸一郎氏
・PwC スマートモビリティ総合研究所 川原 英司氏
・セイノーホールディングス株式会社 林 稔氏
・Global Mobility Service株式会社 代表取締役社長 CEO 中島 徳至氏
本講演では、中島社長がモデレーターとして全体の議論をリードし、モビリティの「いま」と「これから」を多角的に掘り下げていきました。
■ 増え続ける「移動ニーズ」と、追いつかない「担い手」
ディスカッションでまず共有されたのは、各社に共通する強い問題意識でした。
タクシードライバー不足、物流におけるラストワンマイルの課題、高齢者や子どもの移動手段の確保、そして観光需要の急増。
「移動したい人」は確実に増えている一方で、「運ぶ側」のリソースが追いついていない。この構造的な課題に、登壇者全員の認識が一致しました。
■ 「一台で一人」からの脱却
そこで議論されたのが、従来の“一台の車両が一人を運ぶ”という前提を見直すこと。乗り合い、シェア、オンデマンド運行を組み合わせ、限られた車両でより多くの人や荷物を運ぶ。そのために必要なのは、車両そのものではなく、「サービス設計」と「データ活用」だという視点が示されました。
モビリティデータを活用した需要予測、自治体と連携した地域交通の再編、人の移動と物流を一体で捉えるオープンプラットフォーム構想など、各社が取り組む具体的な事例も次々と紹介され、会場の熱量は徐々に高まっていきました。
■ ビジネスの力で、移動の困りごとを解決する
講演を通じて印象的だったのは、「移動の課題」を単なる社会問題としてではなく、ビジネスの力で解決しようとするスタートアップならではの視点でした。
その姿勢に引き寄せられるように、来場者が次々と足を止め、開始時には4割ほどだった客席は、終盤には9割近くまで埋まる盛況ぶりに。
■ 未来の移動を発信する
ジャパンモビリティショー名古屋のステージから発信されたのは、「移動は、どんどん進化できる」という強いメッセージ。
一般社団法人モビリティサービス協会は、今後もユーザー視点に立った多様なモビリティサービスを世に送り出します。業界の垣根を越え、新たなサービスの実現を目指す挑戦者を迎え、日本が誇るモビリティサービスの文化を世界に広めるとともに、産業界全体の発展に寄与します。