2026年9月、Melt Interface Technologiesは「Maker Faire Tokyo 2026」に初めて出展しました。
Maker Faire(メイカーフェア)は、自分でロボットや電子工作などをつくる「Maker」が集まり、それぞれの作品を発表するイベントです。企業だけでなく、個人で開発を楽しむ人も多く訪れます。
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今回、ブースの運営を担当したのは、PMとして開発にも携わる本村さん。
普段はラボで製品開発に向き合う本村さんに、Maker Faireへの出展を通して感じたことを聞きました。
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目次
▍Chapter1|ものづくりをする人に、Melt Interface Technologiesを知ってほしい
ーー今回Melt Interface Technologiesとしては初めてのMaker Faire Tokyoへの出展だったんですよね。出展することになった経緯を教えてください。
そうですね。出展するのは今回が初めてでした。
代表の迫田さんから、「より多くの人にMelt Interface Technologiesのものづくりについて知ってほしいので出展しよう」という話があり参加することになりました。
Maker Faireは、個人でロボット開発やものづくりをしている人が多く来場するイベントです。
ちょうど、事業を広げている最中で、技術力のある個人開発者の方を求めているので、イベントにいらっしゃる方とマッチしていたんですよね。
個人でロボットなどを作っている人って、同じようにものづくりをしている仲間がいる会社に行きたいと思うんです。
会社としても、そういう気持ちをもっている人たちに来てほしい。なので今回は製品を見てもらうだけでなく、「Melt Interface Technologiesにはこういうことをやっている人たちがいます」ということも知ってもらいたくて。会社として開発している製品に加えて、社員やアルバイトがつくっている個人開発物もブースに展示しました。
ーー採用強化も出展理由の一つだったんですね。
そうなんです。
基本的に展示会では製品を知ってもらうことがメインなんですけど、今回は採用の文脈で出展するという意味合いが結構大きかったと思います。
技術力のある個人開発者の方たちに自社製品を知ってもらうことと、ContactGloveのような製品に関心を持ってもらえる方への認知を広げること。この2つが今回の目的でした。
▍Chapter2|「自社製品」と「個人開発」
ーーイベントの運営担当者は決まっていたのでしょうか?
これまでは営業と迫田さんで対応していました。
今回は、僕がブース運営のリーダーを担当して、社員とアルバイトを合わせて10人で参加しました。同時にブースに立つのは4人くらいで、時間帯によってメンバーを交代しながら運営していました。
ーー実際のブースでは、どんなものを展示したんでしょうか?
自社製品としては、「ContactGlove3」「Melt Mouse」を展示しました。
それに加えて、社員やアルバイトの個人開発物も一緒に展示しました。
例えば、専用のコースを高速で走るマイクロマウスや、ベイブレードのシュートパワーを数値化するデバイス、複雑な脚の機構で動くロボットなどです。
他にも、ボタンを押すと自分で電源を切る「引きこもりロボ」や、自動操縦でサッカーをするロボット、電気刺激を使って触覚を再現するデバイスなどもありました。
こうしたものが同じブースに並ぶことで、社員やアルバイトがそれぞれ違う分野でものづくりをしていることが伝わる展示になっていたかなと思います。
会社のプロジェクトとは別で、自分で作りたいものを考えて、実際に手を動かして形にしている人がいる。
そういう「つくることが好きな人」が集まっていること自体を見てもらえたのは、今回の展示の面白いところだったと思います。
(写真:個人開発のマイクロマウスなど)
ーー来場者は、どんな方が多かったですか?
来場者も出展者も、個人の方が8割、企業が2割くらいでした。
Maker Faireなので、やっぱり個人でものづくりをしている方が多かったですね。
実際にブースに来てくれた方も、製品を見に来てくれた方が多かったです。
すでに「ContactGlove3」を知っていて、発売を楽しみにしてくれているユーザーの方と話せたのは印象に残っています。
一方で、Melt Interface Technologies自体を知らない方も多かったので、パンフレットを渡しながら「こんなことをやっている会社です」と説明していました。
ーー印象に残っている出来事はありますか?
トラブルはありましたね(笑)
「ContactGlove3」の親指のケーブルが断線したんです。2回くらい。でも、ある程度は想定していたので、準備していた道具で修理して無事に終了まで走りきれました。
あとは、Xへの投稿でマグカップをプレゼントするというノベルティ企画も実施しました。実際に、「おしゃれでいいね」っていうポストもあって、そこは嬉しかったです。
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▍Chapter3|展示会で得た、次につながる気づき
ーー展示会を終えて、普段の仕事の進め方に変化はありましたか?
今後のイベント出展に向けた土台作りとして、とても良い機会だったと思います。
僕は前職でもイベント運営をやっていたので、今回はその経験を活かして早めに準備を進めました。
2週間前くらいから、必要なものや当日の動きを文書にまとめて社内メンバーへ共有して、できるだけ入念に準備しておいたんです。
これまでのイベントでは、前日に「よし!準備するぞ!」みたいな感じで荷物を集めることもあったらしくて(笑)その時と比べると、今回はかなり安定して運営できました。
社内からも「今回すごく良かったね」と言ってもらえて、自分としてもちゃんと準備しておいて良かったなと思いました。
実際、今回つくった持ち物リストや資料は、その後の別のイベントでも使われています。
僕が担当しなくても、その資料を見れば準備できるようになってきたので、やってよかったなと思います。
ーー展示会ならではの経験として、普段の開発では得られないものもありましたか?
やっぱり、実際に製品を使ってもらえることですね。
ラボにいると、どうしても開発側の視点が中心になるので、一般のユーザーの方が触っているところを見るのは刺激になります。
今回は「こうして欲しい」というような改善要望があったわけではなく、「この製品素敵だよね」という反応のほうが多かったです。
なので、ユーザーさんに実際に触ってもらったことで、今のコンセプトに対して手応えを感じられました。
一方で、断線したことで製品の弱い部分が分かったのは大きかったです。
ラボの中だけでは気づきにくかった部分なので、今後の改善につなげられる経験になりました。
▍Chapter4|Maker Faireから、次はロボットの世界へ
ーー今後も展示会や技術イベントには積極的に出展していく予定ですか?
そうですね。
Maker Faireは反響が良かったので、個人的には来年も出たいなと思っています。
詳細はまだお話できないものもありますが、海外のイベントにも積極的に参加していく予定です。
これまでのVR業界だけではなく、ロボット業界に向けても製品の認知拡大を進めていきたいと思っています。
ーー今回の出展を通して、改めて感じたMelt Interface Technologiesの面白さを教えてください。
今回のイベントって、製品を見せるだけじゃなくて、「こういうものをつくっている会社です」と直接伝えられる場だったと思うんです。
「ContactGlove3」や「Melt Mouse」のような製品もあれば、社員やアルバイトが個人でつくっているものもある。
そういうものを実際に触ってもらって、「おもしろいですね」といってもらえるのはやっぱりいい経験でした。
これからロボット業界にも製品を広げていく中で、展示会に出る機会はもっと増えていくと思います。
新しい人にMelt Interface Technologiesを知ってもらえたらいいなと思います。