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【Staff Interview】最終面接で社長に「世界で通用するクリエイターになる」と誓った彼が数年後に見たい景色

◆自己紹介からお願いします

山田 航平、生まれも育ちも札幌の25歳、父、母、中学の美術教師をしている兄の4人家族です。家族仲が良く、特に人生の節目では4歳上の兄の影響を受けることが多くありました。

兄の背中に憧れて小学校1年生から始めたバスケットボールは高校まで続け、今は趣味として続けています。


ほかにも、仕事の延長線の趣味として、休みの日も写真や動画の撮影に出向くことがあります。社会人2年目には、買うか迷いながらも勢いで50万円ほどするカメラを購入しました。

「せっかくいいカメラを買ったからには活躍させたい」という思いがあって、2年ほど前からは知り合いの依頼を受けて、休みの日にブライダルムービーのロケーション撮影や編集をしています。昨年は兄の結婚式用として、ブライダルムービーのプロデュースから撮影・編集まで一貫して任せてもらいました。

ブライダルムービ撮影時の一枚

ありがとうございます!休みの日も仕事の延長として撮影に勤しむ話を聞いて「根っからのクリエイター気質」というのがわかりました。

◆大学新卒でTomoniに入社し、現在は映像チームNAKAGOの主任として勢力的に活動していますが、映像の世界に足を踏み入れた最初のきっかけは?

先ほどもお話したように、高校時代はバスケ一筋でプロバスケットボール選手を目指して練習に打ち込んでいる時期もありました。でも、プロになるのはそう簡単ではないとわかった時に「じゃあ、自分はどんな仕事に就きたいのか?」と改めて考えました。

ちょうどその時期、4つ上の兄は大学の美術学科に進学した頃でした。話を聞く中で、兄の通う大学には写真や映像、メディアアートを専攻できる学科があることを知り、興味を持ちました。

そして、バスケの試合の時に写真撮影してくれたカメラマンのことを思い出しました。必死に頑張っていたあの瞬間は、写真に残っているから思い出として鮮明に蘇るし、自分も「人の輝く瞬間を捉える仕事ができたらかっこいいな」と思い、兄と同じ大学に進学しました。


ここでもお兄さんの影響があったんですね!ところで大学ではどんなことを学んでいたんですか?

進学したのが美術学部だったこともあり、1〜2年生の時は一見、映像に関係なさそうなデッサンや日本画、彫刻、粘土などの芸術分野についても学んでいました。3年生になると選考がはっきり分かれてきて、デジタル分野を中心に履修していました。企業ドキュメンタリーを自主制作したこともありましたね。


バスケットボールからカメラに持ち替えて、どんどん映像の世界にのめり込んでいったんですね…。学生時代からコツコツと映像技術を身につけてきた様子が伺えますが、学生時代と今とで映像に向き合う姿勢に変化はありましたか?

大学時代はとにかく自分のスタイルをいち早く見つけて、表現したい気持ちが強かったです。学生で学費を払って学んでいる「=自分のために」という一心でした。今は、お金をもらって制作しているので「=クライアントのため」という気持ちで作っています。

学生の当時は、自分の感性やどう表現したいかを最も優先していたと思います。その上で、かっこいいモノを作りたいとも考えていましたね。だからこそ「たった数秒になぜその画を使うのか」までこだわって、何度も何度も見直していました。

自分のスタイルやどう表現したいかを追求していたものの、学生で知識や経験が浅かったので、本質的な「かっこよさ」までは突き詰められてはいませんでした。今思えば、自分にどんな技量があって、どんな映像を作れるのかもまだ模索中の時期でした…。

確固たるものはありませんでしたが「自分の今の実力を試してみたい」という気持ちから、大学2年生の時には学生向けの映像コンテストに出品しました。そこでの入賞は、大きな自信に繋がりました。


大学2年時に入賞した学生動画コンテスト 授賞式の様子

◆自分のスタイルを見つけたい一心で映像に向き合った学生時代を経て、Tomoniで映像クリエイターとしてスタートを切ろうと思ったのはなぜ?

学生時代からミュージックビデオ制作への憧れがあって、自主制作でも作っていたんです。将来的にはミュージックビデオの制作に携わりたいなとも。でも、それ以上に「映像をチームで作る」ということに重きを置きたかったので、TomoniSolutionsを選びました。

職場見学に行った当時、映像制作スタッフは一人しかいませんでした。そのたった一人の先輩が「これから人員を増やして、チームでできることを大切にしていきたい」と話してくれたのを聞いて「"素晴らしい映像が作れる職場"よりも”素晴らしい人たちと一緒に映像が作れる職場"のほうが自分の中では優先度が高い」と実感しました。

そして、ざっくばらんに思いを語ってくれるスタッフがいた環境だったからこそ、面接には「等身大の自分で臨みたい」と思いました。

そんな思いが相まって、最終面接では社長に「世界で通用するクリエイターになりたい」と熱弁しました。どんな反応が返ってくるのか少し不安でしたが、社長がすぐに私の夢を受け止めて共感してくれた姿を見て、この環境で成長したいと入社を決意しました。


◆入社してまもなく丸3年が経とうとしていますが、自己分析した上で3年で成長したと思うことは?

入社当時は、まだNAKAGOという動画チームはなく、Tomoni動画班の位置付けだったんですが、入社2年目でNAKAGOとして社内でも浸透するようになってからは「自分が引っ張っていかなければ」という思いがより強くなりました。NAKAGOのチーム名は、日本刀の柄の要、中心部分というのが由来なんですが、私もチーム内でそんな存在になりたいと思っています。

先ほどもお話しした通り、大学時代は「技術・エビデンス<感性・かっこよさ」を重視して、好きな映像を作って認めてもらえたら本望と思っていましたが、その気持ちは3年でがらっと変わりました。

チームや会社の中で働く以上、組織に貢献するものを作るのは当たり前だと思っています。また、営業に同行して動画提案の経験を積む中で「組織への貢献×クライアントの視点×観る人への影響」と掛け合わせて考えられるようになったと思います。

そんな風に考えが一変したきっかけはありましたか?

形が定まっていないところから作品を作り、チームも作っていく経験をしたことが大きかったかもしれません。最初たった一人の先輩から始まって、私の入社後に仲間が一人、また一人と増えて、チームができたから作れるようになったものが多々あります。

また、高校生向けの自社メディア「U:story」は、私が入社した頃は最初は紙媒体がメインでした。入社時は動画サービスが駆け出しの頃で、最初は手探り状態でしたが、3年を通して50社以上の企業動画を制作する中で培うことができた経験が大きいですね。

昨年(2023年)の秋からは主任のポストを任せてもらっています。主任になってからは「自分が引っ張っていく上でも、口だけでなく行動が大切」と強く考えるようになりました。

その行動の一つとして、最近は休日に買った機材のレビューや、新しくインプットした映像撮影の手法などを自身のYouTubeにアウトプットする練習をしています。

また、今は大手家電メーカーが主催する映像コンテストにも挑戦中で、仕事終わりや休日を利用して作品の準備を進めています。もちろん、入賞できればチームに箔が付きますし、結果が振るわなくても挑戦し続けることに意味があるので…。

◆最後に、今後挑戦したいことを教えてください

やはり面接で社長に宣言した「世界に通用するクリエイターになる」というのは今も変わらない大きな目標で、小さな一歩でも目標に近づくことはどんどんチャレンジしたいと思っています。

今だから話すと、入社当初は企業動画の制作にはそれほど興味がなかったんです。というよりは興味がないと思い込んでいたのかもしれません。

実際に仕事をするうちに「興味がなかったのではなく、この業界、仕事の奥深さを知らなかったんだ」と痛感しました。Tomoniに入ったおかげで、インタビューを撮影したり、編集したりする醍醐味を知りましたね。インタビュー素材を編集する際には、言葉の間というか、行間というか…。取り方一つで印象が全然違いますし、言葉の並べ方によっても観る人の捉え方は変わってくるし…。それは同じ素材を使っても、編集する人が違えば違うものになりますしね。

もう一つ大きな目標としては、7年後の32歳には「日本のトップクリエイターになる」ことを目指しています。それから、その先の目標である「世界で通用するクリエイターになる」ための登竜門として、世界的に有名なバスケットボール選手のCM動画を撮影したいとも考えています。


学生時代からの目標はもちろんのこと、働く中で見えてきた新たな目標も明確ですね。では、その目標を達成するために必要だと思うことは?

「目の前のことに満足しない」「うまくいかなくても何回もやり続ける」「自分の期待、相手の期待を超え続けること」これに尽きますね。

建築の世界では一級、二級と、誰の目から見てもわかる資格がありますし、その他の業界でも資格を持っていて初めて成立する仕事がいくつもあります。でも、映像の世界にはそういうのはないから。だからこそ、人に認めてもらう努力を惜しんではいけないと思います。


ありがとうございました!近い将来、世界に通用するクリエイターを目標にする彼がどのように成長していくのか、またNAKAGOがチームとしてどのように幅を広げていくのか今後の活動に乞うご期待ですね!

TomoniSolutionsでは、年次や社歴に関係なく「こんなのあったらいいな」「こんなサービスを展開してみたい」などのアイデアを形にすることができます。少しでも興味のある方は、ぜひオフィスに話を聞きにきてくださいね!

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