なにをやっているのか
オフィス外観
歯科医院のマーケティングプロセス全体の中から、アナログ対応しなくて良い部分をデジタル化し、経営支援とデジタルマーケティング支援するマーケティングDXを行っております。主な事業は3つ、①デジタルマーケティング支援、②医院経営支援、③歯科予約サイトです。
実は、歯科医院の数はコンビニの数より多く、現在約70,000医院にものぼります。供給過多の状況では、他院との差別化の難しさや、魅力を患者へ伝えられないという問題が起こります。
スタッフ確保といった採用の側面でも、大きな課題を抱える歯科医院様が多いです。例えば、歯科衛生士の有効求人倍率は2021年には19.4となっており、人材確保が非常に難しいのです。
そこで、数多くある歯科医院から選ばれるようになるために、当社はマーケティングDXサービスを開発・提供しています。データを分析・活用した集患支援、診療の効率化、採用支援をさせていただいております。
初年度5000万円の売上だったところから次年度2億円と400%成長した歯科医院様や、1年間歯科衛生士の応募が1件もなかったところから3ヶ月で5人の応募を獲得した歯科医院様など、成功事例も多くあります。
歯科医院様の口コミで弊社が広がり続けた結果、5年という短い期間で3,300医院をサポートしてきました。
なぜやるのか
ウミガメのミッションとして「デジタルの活用により、歯科医院のマーケティングと経営を変革する」を掲げています。
コロナ禍で患者のニーズも変わり、待合室が混んでいるだけで患者が来なくなるという時代になりました。患者のITリテラシーも向上し、Web予約や無人受付、スマホからの問診、キャッシュレスなどにも対応していく必要もでてきています。
アフターコロナ時代は、「感染予防」「生産性向上」「患者満足」が重要視され、患者様の不安を取り除いて利便性を向上するとともに、自らの働き方改革にデジタルを活用していくことが重要です。
さらに、人口減少と大型医院による競争激化に伴い、患者様の獲得と採用が今後さらに難しくなっていきます。
そのような状況下でウミガメが目指している歯科医院のマーケティングDXの姿は、患者の不満を取り除き、利便性を向上し、疾患の発掘、関係を作るための支援です。
2030年の「医療DX令和ビジョン」に向けて、産官学が一致団結して医療現場の変革に取り組まなければなりません。
マーケティングDXは医療現場全体から見れば微々たるものかもしれません。しかし、一部が変わるだけでも患者の安全やサービスの質を低下させることなく、医療従事者の過重労働や離職率の上昇を防げると考えています。
ウミガメの経営支援とマーケティングDXで、歯科医院の収益性や競争力を高めるだけでなく、スタッフの負担を軽減し、働きやすい環境を作れることを目指します。
どうやっているのか
現在18名で構成される組織は、営業、エンジニアリング、デザイン、マーケティングのシンプルな構成で、特にデザインとエンジニアリングの領域に力を入れています。歯科医院など医療業界の厳しい規制に対応し、デザインとシステムを駆使して差別化を図り、患者にとって使いやすく見栄えの良いサービスを提供しています。
また、組織の特徴として、フルリモート勤務が可能で、11時から16時のコアタイムを設けつつ、事前申告で柔軟な働き方が認められています。メンバーは半数が医療業界出身、残りは異なる分野の出身ですが、一丸となってミッションの達成に向けて働いています。