G-STARTUP最優秀賞バズリーチ――治験というニッチなジャンルでの挑戦
以下、引用
グロービスのアクセラレータープログラム「G-STARTUP」第1期デモデイで優勝したバズリーチ代表取締役 猪川崇輝さんと、メンターを務めたUB Ventures代表取締役 岩澤脩さんに、3カ月間にわたるG-STARTUPを振り返っていただきました。起業への想いと、G-STARTUPで得たものとは何だったのでしょうか。(全2回、前編)
https://globis.jp/article/7463
https://globis.jp/article/7464
株式会社Buzzreach
我々は『テクノロジーの力で一人でも多くの患者さんに新たな選択肢を』をミッションに掲げ、 ・製薬企業向けのDX事業(治験をメインとした臨床開発〜市販後マーケティングまで) ・患者さんの声を届ける事業 の2つの事業ドメインを持っています。 新たな治療法を患者さんに届けるためには、製薬企業は治験を行い厚労省に承認を得る必要がありますが、 この承認を取得するまでの長い期間の中で多くの業務課題があります。 まずは、ここを解決するための製薬企業・医療機関向けにDX化していくSaaS型のプラットフォーム事業。 治験実施医療機関の調査から始まり、医療機関での治験業務管理、治験情報公開、被験者募集、患者フォロー など多くの治験プロセスが未だアナログ且つ、データの蓄積などがされていません。 そして、エンドユーザーとなる患者さんやそのご家族の声を形にする事業。 患者特化型のSNS『ミライク』を用いて、患者さん同士を繋ぎ、患者同士での課題解決や先輩患者からのアドバイス、治療体験談の共有 など患者視点でのanswerを提供します。そして治療に関わる患者主観情報や、治療以外の定性的な悩みの情報などを SNSという環境を用いて収集し、実際に治療を受けいてる患者はどのような悩みを持っているのか、 それらのデータを製薬企業や研究機関に提供し、未来の医薬品開発、患者中心医療の基盤となるような取り組みを行います。 当該事業においては2020/8にDeNAとの資本業務提携を発表しました。 https://www.buzzreach.co.jp/news/18 これらの2つの事業をもとに製薬企業と患者を繋ぐプラットフォーマーを目指します。