「何のために働いていますか」
この問いに、井上は迷わず答える。「家族のため、妻のためです」
軸が定まっているから、環境が変わっても、結果が出ない時期でも、ブレずに挑戦を続けられる。
株式会社トラストカンパニーは、兵庫県加古川市を拠点に、新築注文住宅・リフォーム・不動産・自動車販売まで、住まいに関する困りごとをワンストップで解決する会社です。訪問営業ひと筋に歩んできた井上海は、2026年4月に入社。外壁塗装のアポインターとして現場に立ちながら、チーフ職として後輩の育成にも取り組んでいます。
長く勤めた前職は、訪問営業を50年続けてきた完成された会社。井上はそこを離れ、まだ発展途上のトラストカンパニーを選びました。その選択を支える「働く理由」を聞きました。
プロフィール
井上 海(いのうえ かい)|株式会社トラストカンパニー 工務部 チーフ職。兵庫県たつの市出身、27歳。中学卒業後、旅館の調理場に就職。山林の伐採や草刈りなどの現場職、水道工事を経て、19歳で訪問販売の世界へ。子ども向け英会話教材の訪問販売を約7年半続けたのち、2026年4月にトラストカンパニーへ入社。外壁塗装のアポインター(BtoC訪問営業)として活動しながら、チーフ職として後輩の育成を担う。
「早く社会に出たい」から始まった
——井上さんは中学を卒業して、すぐに働き始めたそうですね。
家庭の事情もあって、高校に行くにはお金がかかります。だったら自分で稼いでしまおうと思って、就職を選びました。勉強が苦手というより、面白いと思えなかったんです。早く社会に出たい気持ちの方が強かったですね。
——最初はどんなお仕事でしたか。
親の知り合いの紹介で、旅館の調理場に入りました。包丁の使い方を教えてもらえるのは面白かったんですけど、まわりは親子ほど歳の離れた方ばかりで。建物の中でずっと作業するのも性に合わず、半年で辞めました。次は外の仕事です。冬は山に入って木を切り、夏は高速道路や土手の草刈り。仕事はしんどかったけれど、人に恵まれた職場でした。その後は父の紹介で水道工事を経験し、親の元を離れて別の水道屋でも働きました。
——訪問販売の世界に入ったきっかけは。
19歳の冬です。子ども向けの英会話教材の訪問販売で、いろんなお宅を回ってアポイントを取り、「教室に通いませんか」とご案内する仕事でした。気づけば約7年半続けていて、自分でもけっこう売れた方だと思います。営業の土台は、全部ここでつくりました。
完成された会社を離れ、つくっていく側を選んだ
——長く勤めた会社を離れて、トラストカンパニーを選んだ理由を教えてください。
給料に不満はありませんでした。少しずつ人と合わなくなってしまって。それでも訪問営業は続けたかった。転職サイトでトラストのページを見つけたとき、そのインパクトが一番大きかったんです。面談では社長が履歴書を見ながら、訪問販売の経験を「それはすごく大きい」と評価してくれて、「ここから一緒に上がっていこう」と声をかけてくれました。その言葉が響いて、入社を決めました。
——前職とは、会社の歴史も規模も違います。不安はなかったですか。
男性ばかりの職場が久しぶりだったので、人間関係は少し心配でした。実際は、社長の人柄に惹かれて集まった人ばかりで、すっと馴染めました。それより面白かったのは、会社の「途中」を見られることです。前職は訪問営業を50年続けてきた、完成された会社でした。整った仕組みの上で働くのが当たり前だった。トラストは訪問営業を始めてまだ10年ほどです。「会社ってこうやってまとまっていくんだ」「売上はこう伸びていくんだ」という過程を間近で見られる。答えを知ったうえで道中を見ている感覚で、これが本当に楽しいんです。
武器は、インターホンを押せること。そして笑顔
——現在の業務を教えてください。
外壁塗装のアポインターです。個人のお宅を訪問して住まいのアドバイスをしたうえで、「このタイミングで塗装が必要ですよ」とお伝えする。金額を見てみたいという方に、商材をご案内します。営業はアポインターとクローザーの2つのセクションに分かれていて、私は入り口をつくる役割です。入社直後は鳥取エリアの開拓を担当していて、車での移動時間が長かったので、その道中で班長に質問したり、ロールプレイングでトークを覚えたりしました。机の上の研修より、一緒に動きながら覚えられたのが良かったですね。
——前職の経験で、一番活きているものは何ですか。
赤の他人のお宅のインターホンを、恐怖心なく押せることです。どうしても遠慮してしまう人が多いところですが、押さなければ何も始まらない。ここに怖さがないのは、一番の強みです。もうひとつは笑顔ですね。「井上の笑い方につられる」とよく言われるんです。訪問営業で一番難しいのは、お客様の警戒心をどう解いて、人間らしく接してもらえるようになるか。その一番のツールが、自分にとっては笑顔なんです。
——結果が出ない時期は、ありませんでしたか。
どの仕事も、最初の3か月は土台が固まらずブレやすいんです。アポも契約も取れない時期が続く。7年やってきた自分でも、「これ大丈夫かな」と思う瞬間はたくさんありました。乗り越えて経験を増やせば、そこから波に乗れる。それが分かっているので、いまは結果を追いすぎず、目の前のことをコツコツやると決めています。毎日上司に相談して、ボイスレコーダーに録ったお客様との会話を一緒に聞いてもらいながら、一日一日成長しています。
感覚で売ってきた営業を、言葉にして渡す
——チーフ職として、いま意識していることは。
土台をしっかりつくることです。正直、自分は感覚タイプで、感覚でポンと売れてしまう。でも、それでは自分が売れても人が育ちません。感覚でやってきたことをあえて言語化して、新人に「こういう意味があるからこうするんだ」と理屈まで添えて教えられるようになりたい。携帯のメモに書き出して、聞いたことは即実践して振り返る。その積み重ねです。
——上司や先輩との関係は、どんな雰囲気ですか。
圧がなくて、シンプルに聞きやすいです。業務という括りでやっているというより、自分たちが楽しんでやっている感覚に近い。役職は分かれていますが、空気は全員友達みたいなもので、「これが難しくて。どうしたらいいですか」と雑談くらいのレベルで教えを乞える。悩んだときにそっと手を差し伸べてくれる人たちなので、相談しづらさを感じたことがありません。
妻のために働く。だから、ブレない
——「何のために働いているか」と聞かれたら、どう答えますか。
家族のため、妻のためです。前職を辞めたとき、一気にお金がなくなって、妻に苦労をかけた時期がありました。だからこそ、自分にできるのは、お金で不便をさせないこと。選択肢を増やしてあげることです。それが、いまのモチベーションの根っこにあります。
——今後の目標を教えてください。
幹部を目指したいと考えています。これからの会社だからこそ、自分が会社に与えられるものがあるなら全部出したい。会社に影響を与える存在になるには、まず幹部になることが必要です。人生の軸は結婚生活にあります。数字の目標より、毎日を幸せに過ごせることが先にある。軸が定まっているから、仕事にも迷いなく向かえるんだと思います。
——いま、どんな瞬間にやりがいを感じますか。
最初はものすごく警戒して「いらない」と言っていたお客様が、工事のあとには「やってよかった」と思ってくれている。その確信が持てる瞬間です。アポ1本、契約1本に、まわりのみんなが「おめでとう」と一緒に喜んでくれるのも嬉しい。私はアポインターなので、お客様と関わるのは基本1回だけです。その後を担当するクローザーから「お客さん、こんなに喜んでたよ」と聞くたび、人に喜んでもらえる仕事なんだと実感します。
挑戦を怖がらない人は、必ず伸びる
——トラストカンパニーで活躍できる人の共通点は何だと思いますか。
挑戦を怖がらないこと。それを続けられることです。年齢は関係ありません。10代でも50代でも、まっすぐ挑戦できる人は強い。あとは、素直に吸収できること。この2つがあれば、いずれ必ず伸びてきます。
——どんな人と一緒に働きたいですか。
素直な人。相手の立場になって考えられる人です。教えるのにも時間がかかります。時間だけは、全員に平等に与えられているもの。教わる側なら教える側の気持ちが分かるように、相手の気持ちを自分ごとで考えられる人と働きたいですね。
——最後に、トラストカンパニーはどんな会社ですか。
「遊びが仕事、仕事が遊び」の会社です。目標を達成すれば、バーベキューやボウリング、旅行という形で返してくれる。社長は「家族を連れてきてもいいよ」と言ってくれて、社員同士がお互いの家族に会うこともあります。家族ぐるみ、という感覚です。仕事を遊びのように楽しみ、遊びを仕事のように活かす。それができている場所です。
働く理由を問われて、迷わず答えられる人は多くない。井上にはそれがある。だから環境が変わっても、結果が出ない時期でも、ブレずに挑戦を続けられる。感覚で売ってきた営業を言葉に変え、次は人を育てる番だ。
トラストカンパニーは、住まいのワンストップから「暮らしのインフラ企業」への道を歩んでいます。働く理由を胸に挑戦したい方、まずは一度、カジュアルに話しませんか。
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