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なにをやっているのか

2019年、「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」でGOKURIを河野太郎 外務大臣をはじめ関係閣僚に説明
アメリカ、スウェーデン、デンマークなど海外との連携を強化中
PLIMES株式会社は、飲み込みの正しさを測る「GOKURI」を開発しました。 GOKURIは、人工知能が嚥下を測るウェアラブルデバイス。筑波大学及び筑波大学附属病院における研究成果である、頸部装着型嚥下モニター(特許第5952536号)と情報システムがもとになっています。首に装着したセンサで嚥下音や姿勢を計測し、AI技術とクラウドデータベースが解析(特許出願中)。正しく嚥下できたかどうか、嚥下能力がどの程度なのか定量化します。

なぜやるのか

はじめてのGOKURI出荷
開発中の様子
高齢になったり、病気などで、誰もが徐々に、当たり前だと思っていたことがむつかしくなります。 食事や飲み物を上手に飲み込む「嚥下」もその一つ。特に、高齢者の肺炎の多くは、この飲み込みの失敗、誤嚥が原因ともいわれています。 嚥下を正しく理解すること、そして誤嚥を防ぐことが、医療、健康福祉、公共政策、さらには食品産業にとって世界的な社会問題として、共通のテーマとなっています。 私たちPLIMESのポリシーは、人々の当たり前の暮らしをテクノロジーによって支援し、自立した生活を促すこと。 科学技術の社会実装とともに、社会問題を解決し、少し良い未来のため人々の生活を「シンプル」にするというチャレンジです。

どうやっているのか

勉強会やイベントも積極的に開催
経営陣によるワンデーキャンプ。経営企画会議は気分を変えて、あえて社外で
私たちは「GOKURI」のお客様は、医師、歯科医師、看護師、介護士といった医療福祉に携わる方々です。患者様の嚥下データを計測しながら、セミオーダーメードで、それぞれの施設・ユーザー様に適したサービスを提供しています。 継続して嚥下機能を見ることで、誤嚥の予防になると考えています。また、ベッド上で食事をするときなど、嚥下時の姿勢は重要です。あごを引くことで、肺へ食物が行きにくくなるなど、誤嚥の予防には姿勢の指導が有効です。GOKURIは、このような適切なリスク管理・処置に対し、嚥下時の姿勢(頸部姿勢)といった定量的な値を提供できます。