昨今、多くの企業で「クラウドシフト」や「DX」を進めていますが、こと金融・保険の基幹システムにおけるクラウド移行(モダナイゼーション)は、一筋縄ではいきません。莫大な既存資産、厳しいセキュリティ要件など、クリアすべきハードルは少なくありません。
今回は、これからの時代のエンジニアに求められるスキルや市場価値のトレンドを踏まえ、金融・保険システムにおけるクラウド移行の「リアルな壁」と、それを乗り越えていくためのアプローチを紐解きます。
▍ なぜ今、金融・保険システムは「オンプレミスからAWS/Azure」へ移行しているのか?
これまで金融・保険業界では、信頼性と機密性の観点から自社でインフラを管理する「オンプレミス」が当たり前でした。しかし今、多くの大手金融機関や保険会社がAWSやAzureへの移行(モダナイゼーション)を進めています。理由は大きく3つあります。
- ビジネスのスピード感への対応
- 市場ニーズに合わせて数週間スパンでサービスをアップデートする時代において、インフラ調達に数ヶ月を要するオンプレミスではビジネススピードの足枷になってしまうため。
- 肥大化したレガシーシステムの限界
- 長年の改修でブラックボックス化したシステムの維持コストや、ハードウェアの定期的なリプレイス(保守切れ対応)に莫大な労力を奪われる悪循環を断ち切るため。
- 最先端テクノロジー(AIやデータ分析)の活用
- 単にサーバーを外に出すだけでなく、クラウド上の強力なマネージドサービスを活用し、AI審査やリアルタイムなデータ分析を迅速にビジネスへ取り入れるため。
かつては「安全性のためにオンプレミス」だったものが、今や「競争力を維持し、次世代のイノベーションを起こすためにクラウド」へと、業界の前提がシフトしています。
▍ 金融・保険システムにおける「クラウド移行の壁」と、その乗り越え方
一般的なWebサービスの移行と異なり、社会インフラである金融・保険システムのモダナイゼーションには、クリアすべき特有の「壁」が存在します。
まず最大の難所となるのが、FISCガイドラインをはじめとする業界ならではの極めて厳格なセキュリティ要件への準拠です。ふくくるは創業以来、この領域のインフラ・セキュリティ構築や脆弱性診断などで確かな実績を積み重ねてきました。私たちは単に言われた通りの環境を作るのではなく、一次請けに近い立場でお客様と直接対話し、セキュリティとクラウド化をどう両立させるかという上流のグランドデザインから本質的な課題解決に向き合います。
また、長年の改修によって複雑化した既存のシステム資産を、いかにリスクを抑えながらクラウドへ最適化(モダナイゼーション)していくかという点も非常に難易度が高い取り組みです。ふくくるは、お客様のビジネスの根幹を支えるプロフェッショナルとして、現状調査から計画策定、そして確かな品質での実装までを一貫して手がけることで、安全・安心なIT基盤を提供しています。
▍ ふくくるだからこそ、この難題に柔軟に対応できる理由
金融・保険システムのクラウド移行という難易度の高いミッションに対し、私たち「ふくくる」が確実に対応できるのは、組織独自の強みがあるからです。
- フリーランス水準のプロフェッショナルが集まる「少数精鋭チーム」
- 当社のメンバーの多くは、フリーランスとしての活動経験を持つ自立した技術者です。8名という少数精鋭だからこそ、大手にはないスピード感と柔軟な意思決定が可能です。
- お客様と直接対話できる「プライム・高難易度案件へのこだわり」
- 私たちは、単に言われたものを作るだけの開発は行いません。一次請けに近い立場でお客様と直接対話し、本質的な課題解決に向き合います。だからこそ、レガシーからクラウドへの移行という重要な局面でも、エンジニアが主体となって提案を行うことができます。
- 「個人の意欲」を最優先にする環境
- 大手企業のように「この一部分の案件しかやらせてもらえない」ということはありません。メンバーの「クラウドに挑戦して市場価値を高めたい」「上流工程からモダンな設計に触れたい」という意欲を最優先に考え、会社としてプロジェクトの獲得からキャリアパスの設計までを柔軟にサポートしています。
▍ まずは技術やキャリアの話をしませんか?
金融・保険システムのクラウド移行は、正直に言って簡単ではありません。だからこそ、レガシーとモダンの双方を深く理解し、社会インフラのアップデートを先導できるエンジニアの市場価値は、今後ますます高まっていきます。
ふくくるには、長年培ってきた堅実な技術基盤と、最先端のクラウド領域に直接アプローチできる環境が揃っています。
「今の環境では保守ばかりで、なかなかクラウドやモダン開発の経験を積めない」
「一次請けに近い立場で、もっと自分の提案をインフラ設計に反映させたい」
「フリーランス水準の高い技術を持つ仲間と、少数精鋭で切磋琢磨したい」
そんな想いをお持ちの方、まずはざっくばらんに、これからのキャリアや技術についてお話ししませんか?
「まだ本格的に転職を考えていないけれど、話だけ聞いてみたい」という方のカジュアル面談も大歓迎です。8名の少数精鋭チームで、あなたの挑戦をお待ちしています!