なにをやっているのか
農家と流通事業者へのサービスの提供により、新しい農業流通のかたちを実現すべく取り組んでいます
農家と流通事業者の日々のやりとりを効率化、最適化する業界特化型SaaS"bando"を展開しています
私たちが展開する農業流通特化型SaaSの"bando"(https://bando.in)は、依然、電話と紙がコミュニケーションや業務の中心である青果業界において、業界特化型アプリを活用した効率的なコミュニケーションにより、農家と流通事業者の効率的な取引を促進する業界特化型SaaSです。
現在、神奈川県を中心とした全国複数の卸売市場にて入出荷情報の連絡、納品書を中心とした各種帳票の自動作成、市場システムとのAPI連携による農家への販売価格の通知、資材の受発注機能などのサービスを中心に運用を行っており、全国の卸売市場の他、JAや地場の出荷団体などの流通事業者へのサービスの展開に向けて取り組んでいます。
なぜやるのか
食という社会の土台を支えている農業という業界。農家さんを中心として、流通事業者、小売店など、食の業界を支える人々は強い使命感とやりがいを持って日々目の前の仕事に取り組まれています。
一方で、業界全体としては、歴史の長さなどから旧態の商習慣や仕組みなどが数多く残っており、そうした負の遺産が業界全体の非効率性につながっており、業界で働く人々を疲弊させているという事実も存在しています。
リアル店舗を実際に自分たちで運営し、たくさんの農家さんや流通事業者さん、消費者の方々と接してきたからこそわかる、業界を刷新する新しい仕組みや方法を自分たちの手で作り、広げていくことで、業界の内外を問わずたくさんの人を幸せにできるような業界にしたい、そんな思いからbandoはスタートしました。
どうやっているのか
巨大な既存流通の分野がフィールドです
農家さんと流通事業者の双方にとって新しいインフラとなるサービスを提供しています
青果の流通現場へ飛び込み、卸売市場やJA、その他の流通事業者さんやそこへ出荷する農家さんに対して、青果流通特化型SaaSである"bando"アプリを提供し、流通事業者と農家の間で電話やFAXを中心に日々行われているアナログな業務連絡や取引をアップデートし、青果流通取引全体の最適化を目指して取り組みを行っています。
現在、神奈川県を中心とした7つの市場にて、流通現場の業務インフラとして、農家と流通事業者の双方に利用してもらっています。
弊社は2020年4月にレガシー産業xテクノロジー(SaaS)の領域で深い知見を持つCoral Capitalから5,000万円のシード調達を行いました(https://jp.techcrunch.com/2020/05/01/kikitori-fundraising/?fbclid=IwAR1WAFqJAhE5jD-ZVhZBjJrTqOmsYHiDpG1JcTq83XwGZ4uzP4LUrEeYMJA)。
一方で、足元事業については、代表である上村とCTOであるエンジニアの2名で企画から開発、営業、サポートのすべてを行っているため、今後の事業拡大の軸を担うメンバーとして参画が可能です!