なにをやっているのか
舞鶴市:五老ヶ岳からの眺め
▮事業内容
主に土木工事現場の施工管理人材と2DCADオペレーター・3DCIMオペレーターの「育成・派遣就業」を行なっています。
◆測量事業
・公共測量
・工事測量
◆労働者派遣事業
・施工管理
・CADオペレーター(3次元)
また建設現場で、3DCADやその他ソフトを使用し、
3次元図面やAR/VR映像、施工シミュレーション動画などを作成しています。
◆i-Construction関連事業
・施工シミュレーション動画
・3次元モデリング作成
・3D印刷
・ドローン空撮による測量調査
・VR・AR映像等の作成
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▼「i-Construction」とは
国土交通省が推進している、
建設現場に「建設×ICT」を取り入れ
生産性向上を図る取り組みのことです。
効率化が遅れている、測量から設計・施工・検査・維持管理といった
すべてのプロセスでICTの導入を促進するというものです。
例えば、現場で【3次元データ】をフルに活用することで、
経験の浅い技術者や作業員が、視覚的に現場の完成形や現状を
比較的早く把握することが出来ます。
また、ドローンレーザー測量などで取得したデータに
3DCADで作成した【3D設計データ】を重ね、
より正確な工事状況の再現をすることにより
打ち合わせや一般の方を対象とした説明会でも理解しやすくなります。
さらには、BIM /CIMと呼ばれる3次元設計図を作成し、
バーチャル上で構造物の確認を行うことで
設計や施工のミスと工程数を減らすことが可能となります。
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なぜやるのか
3Dデータによる施工状況のイメージ
▮建設業界の現状
建設業界の就業人口が減少し続けており、55歳以上が約36%、29歳以下が約12%と高齢化が進行し、次世代への技術承継が大きな課題とされています。
そのため、若手の技術者の育成が業界全体で課題とされており、企業だけではなく国や行政も協力して取り組んでいる状況です。
しかし、技術職育成と言っても様々な分野があり、更にはそのどの職種もマニュアル通りに覚えられるものはなく、経験に裏付けられる部分が多くを占めています。
だからこそ、弊社では1年、2年じっくり時間をかけて人材育成に力を入れています。
▮人手不足の業界だからこそ、チャンス。
弊社は、建設業界自体が人手不足の業界だからこそ、チャンスだと考えています。
今、業界全体で「i-Construction」がこれからの次世代型の設計手法であるという追い風があります。
BIM(Building Information Modeling)/ CIM(Construction Information Modeling)と呼ばれる3次元設計図に関しても扱える人材が未だに少なく、人材の育成こそが、技術者にとっても、会社にとって飛躍のチャンスだと考えています。
また、建設業界は、世の中のインフラを支える業界として無くてはならないお仕事です。
優秀な技術者は、どの会社に行っても即戦力として重宝されます。
「手に職を付けたい」を言う方は、一生使える建設業界の知識と技術を身につけてみませんか?
▮設立の経緯
弊社の代表取締役は20代の頃から30年ほど測量、土木施工管理に携わってきました。
株式会社プロバイドスクエアを設立する以前は約30年間にわたり他の測量会社で創 業メンバーとして取締役を務めながら、自身も現場で公共測量や土木工事現場で の工事測量を行い、大手ゼネコンやサブゼネコンなどからの信頼を得てきまし た。測量と土木工事の面白さにのめり込み、気が付けば30年の経験を重ねていま した。 現在建設業界は人材不足といわれ、その原因は若い世代で人材育成が成されていないことにあります。これからは人を育てていくことが業界の重要な課題であ ると考え、その一端を担いたいとの思いから会社を立ち上げました。
▮社名とロゴに込めた想い
社名の由来は、「技術力・信頼力・人間力・安心感」の4つ(スクエア)を常に意識し、お客様に提供(プロバイド)することを理念としています。
弊社のロゴの「四葉」には、「技術・信頼・人・安心」の4つ(スクエア)の意味がそれぞれ込められています。
この4つをお客様に提供出来るように、人材の育成に力を入れています。
まずは、本人が自信を持って働くことで一人一人の将来設計や生活スタイルがしっかりと想像できる会社を目指します。
また、「人が喜ぶことをすれば会社は発展する」という考えの元、お客様に喜んで頂くことで弊社自身も発展していきたいと考えています。
どうやっているのか
▮労働者派遣事業について
派遣事業でよくある「派遣して終わり、後は派遣先に任せます!」といった事は絶対にありません。
しっかりと教育・サポートできる体制を整えていますので、安心して働いて頂く事が可能でございます。
▮今後について
3DCADを使って図面の制作ができる技術者はまだ多くありませんが、すでに多くの土木工事現場で必要とされています。
そのため、現在も順調に3D図面作成の注文を受けており、
今後3DCADオペレータを増員した際はさらに多くの受注に繋がると考えています。
まずは、現場にて施工管理の経験を積みながら「2DCAD」や「3DCAD」のスキルを身につけ
一緒にステップアップしていきましょう!
また、測量技術では、ドローンを使ってレーザーで測量する手法なども取り入れています。
ドローンを使った測量もこれから発展していく技術であり、
防災や環境問題に関連した仕事が増えることが見込まれます。
ドローンと3D図面、VR/AR映像での両軸で成長し、将来的には多角的な事業展開を目指していきます。
▮共に働くメンバー
現在のメンバーは、5名です。
施工管理:1名、3DCIMオペレーター:3名、事務:1名の体制で行なっています。
施工管理・CADオペレーターも、会社全体でフォロー出来る人材が揃っています。
また、出来ないことに無理強いせず、個人のペースで教育サポートしています。