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教育ベンチャー企業イノビオットの目指すものとは【取締役インタビュー】

今回は、イノビオット創業メンバーである取締役齊藤さんのインタビューです。代表である福田さんとの出会いから今に至るまでたっぷり語っていただきました!

一緒に会社をやらないか

ーイノビオット代表福田さんとの出会いを教えて下さい。

私は、新卒で、あるベンチャー企業に新卒一期生として入社しました。その会社に中途入社で入ってきたのが福田です。仕事で営業に同行することもあって、すごく面白い人だなと感じていました。私自身は、最初から独立すると決めていて、2年目に独立。その時、福田が一緒に会社をやらないかと誘ってくれて、ともに創業しました。

きっかけは学生時代の教育ボランティア

ー教育事業にはどのようにたどり着いたのでしょうか

ビジネスを始めたのは学生時代のカンボジアでの教育ボランティアがきっかけで(メンバーの久永はその時に知り合いました)、生まれた場所・育った環境で子どもの未来が左右されてしまうことに、何かできないかと思っていました。

そうした中で、子ども向けにオフラインプログラミング教育をやることになりました。私自身は、現場の講師として担当していたのですが、保護者の方から様々な今の事業のヒントになるような意見をいただけるようになったんです。

習い事ですから、送り迎えのタイミングで保護者と話していた際に、「英語を教えてほしい」「教育のための資産形成について相談したい」など、提供しているサービスの奥に本当のニーズがあることに気づきました。そして、子どもを変えるには、家族の課題を解決する必要があり、保護者へのアプローチが必要なのだと分かりました。

子どもがなりたい職業はこの10年でほとんど変化していない

職業体験のテーマパークが登場し、子どもと仕事の距離はだいぶ近くなってきたと思います。小学校でも実際にその地域で職業体験をする機会が増えてきています。

将来なりたい職業ランキングというのがありますよね。2010年、2022年を比べると男子は10個中7個が同じ、女子は10個中8個が同じなんです。世の中の変化はとても激しいのに、子どもたちが憧れる職業、つまり子どもたちが見えている景色に変わり映えがない。過去に、新卒採用の仕事をしていたことがありますが、年間200人くらい面接をして、本当にやりたいことを心の底から言える人は3名もいなかったんです。子どもの頃に職業のことを考える機会が不十分で、いきなり大学3年生になって、将来を考えるのはどうしても無理があるのだと思います。

イノビオットでは「みらいいパーク」というオンライン職業体験プラットフォームを運営しています。ここでは、あらゆる職業を「ジョブ」という形で表現し、ゲームを通してその職業について学んだり、ワークショップや子ども向けのビジネスコンテンスト等を通じてより深く探求してもらいます。そうした活動を通して、好きなこと、得意なこと、自分の強みについて小学生の頃から知ることができるのです。子どもの時に、バイネームで「〇〇社に入りたい!」とか「サラリーマン」「公務員」という大きな枠組みではなく、その中でも営業職とか、より明確に自分の進みたい道を絞れるようになるのではと考えています。

自分たちが子どもの頃にあったらいいな、と思うものを作る喜び

子どもの頃にキャリアを知ることは、勉強の動機づけなど、様々なことにいい影響があります。私たちは、自分が子どもの頃に、「これあったらよかったよね」というものを一生懸命作っているんです。それを実現できていることがすごく嬉しいです。

みらいいパークのスポンサー企業様には、BtoB事業を展開されているクライアントもいらっしゃいます。一般的に、BtoBの会社は商品を目にすることができないため、子どもに認知・理解されることは少ないです。でも、私たちは、過去に積み上げてきた子どもたちとのやり取りやデータの中で、子どもたちが楽しく学べる方法を理解しています。そのノウハウによって、事業を分かりやすく、楽しく伝えていくことができるのです。

教育格差をなくしたいという想い

現在の日本では、先端教育が都市部に一極集中しています。つまり、日本全国の各家庭に新しい領域の教育が行きわたらないでいる。私たちが、対面ワークショップをこちらから出向いて全国で開催する意味はそこにあります。毎週土日祝日に開催しており、今年でほぼ47都道府県全部を網羅できると思います。

こうしたイベントは、場所・時期の調整、イベント戦略が重要です。連携している教育委員会との折衝、施設側とのコミュニケーションも必要。新しい教育スキームを、全国に届ける仕組みを考える人であり、重要なポジションです。

ーキャリアについてのサポートについて

役職とか職種に関係なく、この会社で必要だと思うことは何でもやってみてほしいと思っています。メンバーからこれをやりたい、こんなことを勉強したいと言われたら、ほぼ「いいね!やってみよう!」と答えてます。私たちはベンチャー企業なので、任せられる仕事の範囲はすごく広いです。どこに自分の適性があるかはやってみないと分からない。挑戦する数を増やして、どんどん失敗していい、と考えています。

ーイノビオットで働くことの最大の魅力は

新しい教育を提供するということは、将来の日本を背負う子どもたちを、自分たちの会社によって良くも悪くもできてしまうということです。その責任と楽しさを常に感じて仕事をしています。これが正しいのかどうかは、子どもたちが大人にならないと分かりません。でも確実にこの1~2年で見えてきた景色は変わってきました。少しずつ、子どもたちが社会の戦力になってきていると感じています。接するたびに、子どもってこんなに力を秘めているんだ、すごいなと感動しています。

ー仕事のマストアイテムは?

・ノートPC

自宅でも、イベント先でもずっと使います。必需品ですね。

・紅茶

リモートワークで自宅で仕事をすることも多いため、気分転換に色々な飲み物を飲んでいます。コーヒーも好きだし、紅茶も色々な種類を楽しんでいます!

齊藤さん、ありがとうございました!!

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