【事例紹介vol.1】身体を整える前に、空間を整える。自分自身と向き合う“静けさ”と“余白”をデザインした、ヨガスタジオ設計の裏側とは?
こんにちは!
今回はヨガスタジオの内装工事を担当させていただきました。
本プロジェクトで大切にしたのは、「身体を整える前に、空間が整っている」こと。
ヨガという時間が、日常から少し距離を置き、自分自身と向き合うためのひとときになるよう、空間そのものに“静けさ”と“余白”を持たせる設計を行いました。
特徴的なのは、大きく開かれた窓から差し込む自然光と、間接照明によって生まれるやわらかな陰影。時間帯によって表情を変える光が、空間にリズムを与え、利用者の呼吸や動きと自然に調和します。
内装は、白を基調としたミニマルな構成。そこに木の温もりを加えることで、無機質になりすぎない、落ち着いた空間に仕上げました。
壁面にはアーチ状の開口やニッチを設け、視線の抜けや奥行きを演出。シンプルな中にも、やわらかさや余韻を感じられるディテールを取り入れています。
また、天井はあえて躯体を現しとし、素材そのものの表情を活かした仕上げに。
整いすぎないラフさが、空間に適度な緊張感と開放感を与え、都市の中にいながらも、どこか解放されるような感覚を生み出します。
更衣スペースやミラーエリアも含め、機能性と動線を意識しながら、利用者がストレスなく過ごせる設計としました。
空間は、ただの“器”ではなく、そこで過ごす時間の質を大きく左右する存在です。今回のスタジオが、訪れる人にとって心と身体を整える場所となることを願っています。