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副業・業務委託から入ることで、お互いの現実を確認できる|エンジニア 中山太雅【後編】

外部委託として携わり、1ヶ月後にはファンファーレにジョインしたエンジニアの中村。入社の決め手は、仕事をしている中で違和感なくコミュニケーションができたこと、そしてフロントエンドの立ち上げというゼロイチの作業に関わったことで生まれた愛着でした。

前編では異色のバックグラウンドやその想い、そして何故フリーランスからファンファーレに転職したかをインタビューしました。


異色の経歴、フリーランスからファンファーレを選んだ理由|エンジニア 中山太雅【前編】 | ファンファーレ株式会社
外部委託として携わり、1ヶ月後にはファンファーレにジョインしたエンジニアの中山。入社の決め手は、仕事をしている中で違和感なくコミュニケーションができたこと、そしてフロントエンドの立ち上げというゼロイチの作業に関わったことで生まれた愛着でした。 レーシングドライバーという異色の経歴から、ファンファーレとの出会いやフリーランスでの働き方を変えファンファーレに入社した経緯までお聞きしています。 ...
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後編では、エンジニアとしてのファンファーレでの働き方についてお聞きしています。

プロフィール


中山太雅(ファンファーレ株式会社 エンジニア)
父親のPC-9801N を使ってBASIC でコードを書いたのがプログラミングとの出会い。その後Performa588 を使ってHyperCard でスタックを作ったりPerl/HTML/JavaScript でゲームのタイムを登録してランキングを競う様なサイトを作ったり、Java+AWT でレースゲームを作るという今考えると無謀な事をして小中高時代を過ごす。その後、慶應義塾大学環境情報学部に進むが、自動車とレースに没頭。大学卒業後は受託開発会社に勤務しながらレース活動を行い、その後DeNA、Japan Digital Design、個人事業主を経てファンファーレにジョイン。

エンジニアとしてファンファーレで働く理由

■ファンファーレでどのように働き始めたのですか?

中山:最初は外部委託みたいな感じで、商用化版フロントエンドの立ち上げをちょっと手伝うところから始まった感じですかね。確か、1ヶ月弱くらいやっていたと思います。外部委託みたいな形でやっていたんですけど、ゼロから自分で組み立てて、立ち上げってことになって。みんなと相談しながら、どれを使うとかどう組み立てていくとか、そういうのを全部含めてやっていたので、どんどん愛着が湧いてきました。それこそ我が子みたいな感じで。

それから、一緒に仕事をしている中で、オンライン上でのコミュニケーションもあまり違和感がなく、楽しい仕事ができてるなというのもありました。このまま続けていきたいなという感じになって、「続けたいんですけど・・・」みたいな話をして、ジョインすることになったという流れです。

エンジニアというか、ものづくりをする人ならではの感覚なのかもしれないですけど、「立ち上げのフレームワークのセットアップをしたからあとよろしく」みたいな感じにはならなくて。ここまで来たから最後までやり遂げたいという気持ちが大きくなってきた感じですね。

■色々な切り口で次のお仕事を考えられていた中山さんの中で、イメージしていた仕事に近い部分もあったのでしょうか。

中山:もともと、英語が使いたいとかRustが使いたいとかそういう軸で探していたんですけど、こういう仕事をするうちになんか違っていたのかなと思うところもあって。次の仕事を考えていた時に自分に足りないと思っていた技術的な分野は、インフラかWebのフロントエンドだったんです。バックエンドはやったことがあるし、ネイティブアプリのフロントエンドもUnityですけどやったことあったので、じゃあ自分がエンジニアとして足りないところってどこなのかなと思った時に、インフラとWebのフロントエンドだなと思って。

そう思っていたところに、今こうしてWebのフロントエンドを任せてもらって、ゼロイチでプロダクトを作ることにも関わっていて、自分が足りないと思っている分野もやれている状態です。英語とかRustとかじゃないのかもな、今やってるこれすごい楽しめてるな、そういう感覚がありました。

ファンファーレは信頼に基づいた組織。お互いのために会社と個人の「現実」を確認する

■CEO近藤さんが「一度も対面せずに入社が決まった」とおっしゃっていましたが、本当でしょうか。

中山:そうです。フロントエンドの立ち上げの外部委託のような形で手伝っていたのもずっとオンラインでしたし、このまま続けたいって話をしたのもオンラインだったし、ずっとオンラインでしたね。Slackなどでも普通にコミュニケーションができていて、必要な時は通話もしていたので問題はあまり感じなかったです。

一度も対面せずに入社するというのは一般的に考えたらそんなにないケースなのかもしれないですけど、自分としてはそんなに違和感はなかったですね。

■ファンファーレはオンラインで業務されているんでしょうか。

中山:週1回、月曜日に出社して、お互いの状況とかを把握しています。対面じゃないと把握しづらいこととか、即座に質問したりとかを月曜日にパパッとこなして、その後は家でがっつり作業という感じです。すごい効率的で、あまり問題は感じていないですね。

■ファンファーレでお仕事されてから入社までの期間はどれくらいですか。

中山:たしか、4月頭ぐらいから4月末ぐらいまでフロントエンドの立ち上げを外部で手伝って、5月ぐらいから入社だったような気がします。

短く感じるかもしれませんが、普通の面接プロセスに比べればすごく時間が取れていますし、自分に納得のいく選択ができたのかなという気がします。仕事の内容にはすごく満足していますし、自分に足りなかったピースを埋めつつ、ゼロイチでプロダクト作って楽しんでるみたいなのがすごいしっくり来ている感じです。

■最後に、未来で一緒に働くかもしれないエンジニアの方にメッセージをいただけますか。

中山:そうですね。現在の採用の世間的な流れとして、副業などで入ってきて、職場を実際に体験して正式にジョインする流れって結構あるのかなと思っています。それって、すごい理にかなっていると思うんですよね。

やっぱり面接で100%把握するのは難しいし、お互いに隠せてしまう部分があったり、実際に仕事をしてみないと分からないことって結構あると思います。実際に働いてみてお互いの「現実」を確認するというのは会社と個人の両方にとっていい気がするんですよね。なので、そういう方法が可能であれば、そこから始めてみるっていうのはすごくいいんじゃないかなと。自分もすごいよかったなと思っているので。

あと、ファンファーレは信頼に基づいた組織というか、非常にフレキシブルに働ける組織だと思っています。ちゃんと結果を出していれば何も言われない。休憩していても、それはその人が必要だと思ってやっているから信じて待っている、みたいなところがあるのかなと思っています。

一方で、ベンチャーなので結果を出さなければ自分たちに厳しい結論が待っているというのは当たり前だと思うんですけど、その辺のバランスを見ながらやれる人が向いているんじゃないかな。現在はまだ人数の少ない立ち上げ時期みたいなところなので、自分でプロダクトをゼロから作るっていうのをやりたいなと思っているけど大企業の中でうまくできない人にはいい環境なのかなと思います。

ゼロから何かを作っていくっていうのは逆に言うと、自分たちで全部決めていかなければいけないということだと思うので、それはそれで茨の道です。プログラム上の作り方を決めるのも、仕様を決めるのも全部。ユーザーにとっていいはずだという視点とエンジニアの視点を組み合わせて、プログラムはこうあるべきだという判断をしています。

お話ありがとうございました。
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