医療・ヘルスケアドメインの事業を推進する責務とやりがいを胸に、スピード感のある環境に挑む。リンケージという変化の多い環境で成長し結果を出せる人は、何を大切にし、どのような行動を重ねているのでしょうか。
今回は、リンケージの中核を担う若手事業責任者のうち、中途入社で活躍している山口耕一郎(以下:山口)と、新卒から実力派として活躍している樫本悠佑(以下:樫本)の2人に、対談形式で話を聞きました。
ーーまずは現在の社内での役割と、担当されている事業の概要について教えてください。
山口:2025年2月に入社後、同4月に生理痛体験事業の責任者となり、また同7月より営業部のマネージャーに就任し、現在はその2つを兼務しています。
生理痛体験事業では、生理痛を疑似体験できるデバイス「ピリオノイド」を使った、企業や健康保険組合向けの研修・体験イベントを実施しています。
一方営業部は、すべての事業を横断して配置されており、現在はセールスオペレーションを含めて7名のチームです。私はマネージャーとして、事業部ごとの営業戦略の立案や人的リソースの管理、メンバーの育成などを担当しています。
樫本:僕は2021年9月にインターンとして参画後、翌年4月に新卒で入社しました。社内事業のカスタマーサクセスやプロダクト開発、事業開発などを一通り経験した後、2024年11月、禁煙事業の管理システムの全面改修に伴い専任となり、プロダクトやオペレーションの改修、事業戦略の立案、遂行といったプロダクトマネージャーとしての業務を経て、2025年12月より事業責任者になりました。
ーーお二人の共通点は「事業責任者」ですが、現在のキャリアに至った道のりについて聞かせてください。
山口:リンケージやその事業については、前々職からの知り合いだった曽根さん(当社CTO/COO)から話をいただいたことで初めて知りました。
私的なことですが数年前に結婚し、未来や生活をより意識するタイミングが重なり、健康やヘルスケア領域への事業貢献に対して、高いモチベーションを持って取り組めそうだと思いました。
曽根さんからは「営業を軸足にしながらも事業開発メンバーと対話ができる人材」というオーダーがあり、そこに対して力になれそうと思い、参画を決めました。
中途入社で転職してきた私を信じて期待してくださった経営陣には感謝ですね。
樫本:僕はインターンを経て新卒で入社しましたが、リンケージを選んだ理由は3つあります。1つ目は、自分が受けた会社の中で、一番何も整ってなかったんです(笑)。ファーストキャリアに悩む中で、大企業やコンサルティングファームなどで働いているイメージがあまり湧かず、また僕が就活していた時期は「キャリアの正解がなくなっていく」というようなことがメディアで盛んに言われていたため、自分で意思決定をする機会が多い環境で働きたいと考えていました。
2つ目はリンケージが扱うヘルスケア領域について、自分の仕事が社会に与える価値が明確だと思えたこと。
そして3つ目は、生駒さん(当社代表取締役社長)やCMOの石澤医師をはじめ、“人がよかった”ことです。上司が仕事を任せるときにはメンバーを信じて”任せ切る”。でも決して責任を押し付けたり突き放すことはなく、直接代表や役員にも相談がしやすい環境だと感じていました。そんな環境であれば少人数の体制でも安心して仕事ができるという確信が持てました。
「事業責任者を任せたい」という話は、就任の1年ほど前にいただいていました。もっと言えば新卒入社の時点で生駒さんから「2、3年目くらいには責任者になるというスピード感で頑張ってほしい」という話があったくらいです。
しかし、実はそのタイミングで転職も考えており、一旦保留とさせてもらいました。そして、目の前にあるプロジェクトに打ち込みつつ、これまでの自分の仕事を振り返り、経営陣と対話を重ねる時間を設けました。
その結果、「自分で責任を持って事業の成果を目に見えるかたちで変化させるところまでやり切りたい」と思い、責任者を引き受けました。
振り返ると、経営陣は新卒の頃から期待をかけていただきつつも、僕が保留にしたいと言ったときは急かさず、納得できるまで待ってくれました。そういう懐の深さがリンケージにはあるんです。
スタートアップならではのスピード感や裁量の大きさがありながら、一人ひとりのキャリアに対して本気で向き合ってくれる。そのバランスがリンケージの良さだと思います。
ーー事業責任者としてメンバーと関わる際に意識していることや、マネジメントで大切にしていることがあれば教えてください。
山口:仕事をしていると、挑戦した結果が振るわなかったということが起こり得ます。そこで落ち込むのではなく、どうリカバリーするか、どうプランを立てるかを考えることが一番大事だと考えています。特に事業責任者になってからは自分で意思決定しなければならない機会が増え、決断するスピードも速くなったと感じています。
メンバーは他事業部と兼務でプロジェクトに参加してくれているため、私がボトルネックになりやすいのですが、それは避けるべきだと考えています。事業としてブレてはいけない部分や意思決定までの経緯、理由をしっかりと共有してすぐ判断できる環境を作ることについては、工夫している点かもしれません。
樫本:僕は自分でやること、やらないことを決める、人に任せられることがないかを考えることを意識しています。継続的な成長のための戦略を考えたり、探索したりするには時間の余裕がないとできないからです。
一方で、メンバーとのコミュニケーションでは現場に近い立場で対話することも重視しています。僕自身、入社してから電話受付や事務作業といった業務も一通り経験してきたため、経験と実感をもって現場に向き合うことの大切さは理解しているつもりです。
医療ドメインのサービスでは安定的に仕事をするのが当然と思われがちです。しかし、事故なく当たり前に仕事が回っていることに対して、価値を認める、理解に努めることは、メンバーとコミュニケーションをとる上でも、プロダクトやシステムを変えていく上でも、大切にしています。
チームの環境としては、メンバーは自分より年上で、経験や知見が豊富な方々に囲まれて仕事をしています。そのため、僕から何か指示をするというよりも、相手に相談することから始めるよう意識しているかもしれません。
山口:今の樫本くんの話を聞いて、周囲にちゃんとリスペクトを持っていて、事業責任者という役割として調整役に徹する姿勢がブレていないところが彼の強みだと思いました。
今はそれがたまたま事業責任者だっただけで、自分の得意なポジションや、メンバーとのハレーションが起きない立ち位置を確保できるというところが、評価・支持される理由なんだろうなと。
樫本:ありがとうございます。仕事のスタンスの話でいうと、山口さんは本当に意思決定が速いんですよ。これまでの経験あってのものだと思いますが、クライアントへの感度や、必要なものとそうでないものを判断し実行するスピードの速さは、真似ができない山口さんならではの強みです。
また、営業部にピリついた空気を感じないのは、山口さんの持つコミュニケーションの柔らかさが影響していると思っています。僕に対してもいつも指示ではなく相談ベースで話をしてくれますし、シビアな話題を議論する場でもポジティブに、安心して対話できるというのは、山口さんの人柄やスタンスがいい方向にはたらいていると思いますね。
山口:柔らかさについては意識していませんでしたが(笑)、役割としても、人としても、私が起点で空気が悪くなることはできるだけ避けたいとは思っています。すべてのコミュニケーションにおいて争いを生まないようにしているというか。特に今目の前にいる人や、直接関わる人に対しては、丁寧に向き合っていきたいと考えています。
ーーリンケージで活躍する中で、若手のお2人からみたこの組織について、どんな印象を抱いていますか?特徴的だと思う文化や社風もあれば教えてください。
山口:入社して驚いたのは想像以上にカオスで(笑)、やらなければならないことが結構多い組織だということです。市場やクライアントの状況と事業が密接に関わっていて、かつ変化のスピードも速いので、月次、週次で考え方をすぐに変えざるを得ないところがありますね。
樫本:そんな中でも、以前より前向きな会話が増えたと感じています。2024年に組織の見直しが行われるまでは、部署間、例えば営業とオペレーション、営業と開発などで対立構造が生まれがちな印象でしたが、今は事業が目指す方向に向かって部署間で連携し、状況がプラスに転じることも多くなりました。
また専門性を持つ人が増えたことで、医学から開発まで広く深く相談できるようになったのは、責任者として仕事をする上でも特に心強く感じているポイントです。
山口:私も、役員や他部署の責任者に相談することが結構ありますね。市況感などは経験豊富な人に直接聞きに行くことも多いですし、話すことが好きなメンバーが多いので、営業部内はもちろん、部署間を超えた対話も活発です。
営業担当だけですべての事業のオペレーションや開発、プロダクトを細かく理解するのは難しい側面がありますし、その逆のケースももちろんあるので、対話によってうまくエスカレーションされて、意思決定や判断につながっている実感はありますね。
樫本:禁煙事業ではオペレーションとエンジニアの距離を近づけるということを意識しています。具体的には、業務フロー改善のためのインタビューに開発部にも同席してもらったり、逆にテスト環境のプロダクトをオペレーションに早めに触ってもらったりして、なるべく情報のギャップを減らして会話しやすい環境を作っています。結果的にはプロダクト開発のスピード・質も上がると考えて取り組んでいます。
ーーそのような環境の中で、これから一緒に働く仲間に求めることや、メッセージがあればお願いします。
山口:状況が目まぐるしく変化する環境なので、手元のボールをできるだけ前に進めることを先陣切ってやれる人、仕事を抱え続けずに少しでも前に進めるべく行動できる人が、リンケージでは活躍できると思います。
樫本:個人的には、起こったことを「自分ごと」にできる人、他責にしない人と一緒に働きたいなと思います。周りの人を巻き込みながら解決していける人、感情ではなく手段としてコミュニケーションを取って物事を前に進められる人が来てくれたら心強いです。
「メンバーに裁量を与えます」と言う企業は山ほどあると思いますが、リンケージには任せる文化がしっかり根づいているので、想像する以上にかなり多くの範囲を任せてもらえます。裁量を持って挑戦したいタイプの人にはぴったりの環境だと思います。
山口:事業部の話を中心にしてきましたが、開発、営業、広報などは部署を横断していますし、部署や職域に関わらず越境して仕事をする機会も多くあります。また今後は、AIの活用によって開発側とビジネス側が相互に関わることも増えていくと思います。
職種や手段にこだわらず、成果を出すために実践すべきことを考えていける人、周囲を巻き込んでプロジェクト化して物事を進めるのが好きな人には、心地よく、楽しく働いていただけると思いますね。
樫本:医療、ヘルスケアの領域に対して熱量を持って取り組みたい人、自分の仕事が社会に対して価値を与えられるか、人々の生活にどれだけいい影響を与えられるかという点を重視したい人には、ぜひ挑戦してもらいたいです。
リンケージは経営陣やメンバーだけでなく、クライアントとの距離も近いので、より与える価値や影響の大きさに実感を持っていただけると思います。
山口:医療、ヘルスケアの事業領域は、この先も時代に左右されず半永久的に求められ、価値を生み出し続けることができる領域です。価値を創出していきたい、事業を伸ばしていきたいと思ってくださる方をお待ちしています!