「人手不足だから自動化」。この言葉を、私たちMenuMenuはずっと信用しきれずにいました。標語としては正しい。でも、標語のまま端末を入れた店ほど「思ったより効かない」と漏らす現実を、現場で何度も見てきたからです。
先日取材した焼肉2店舗の事例が、その違いを鮮やかに示してくれました。その店は最初、客のスマホで注文するモバイルオーダーを入れていた。けれど利用率が上がらず、スタッフの手間はむしろ増えていた。方式を卓上のテーブルオーダーに切り替えて初めて、1店舗で1日10時間ぶんの労働が消え、2店舗で年間およそ1,000万円の人件費が圧縮されました。
私たちが惹かれたのは、1,000万円という数字そのものより、その裏にある問いです。「導入したかどうか」ではなく「使われる方式を、工数の詰まる場所に入れたか」。テクノロジーの価値は、導入の有無ではなく、現場の動線に正しく接続できたかで決まる——この当たり前を、私たちはプロダクトの真ん中に置いています。
飲食店の人手不足は、もう「採れない」段階を越えて「採る前提を捨てる」段階に入りました。だからこそMenuMenuがやりたいのは、節約ツールを売ることではなく、「採用に依存しなくても回る店」を一店ずつ増やすこと。注文や多言語対応という、機械に任せられる工数を引き受け、人にしかできない接客に人を返す。そういう仕事です。
数字で語れる現場の変化を、もっと多くの店に届けたい。そう思える仲間と一緒に挑みたいと考えています。事例の詳しい計算は、ブログにまとめました → https://menumenu.life/blog/restaurant-dx-self-order-roi-yakiniku
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