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なにをやっているのか

植物の3Dモデル解析
ドローンによる圃場モニタリング
①品種改良データマネジメントツール CULTA(カルタ)では、植物に特化した画像解析・3Dモデル解析を応用して、品種改良の高速化を推進するアプリケーションを開発しています。 これまで属人的だった品種の評価や手間のかかる測定業務を自動化し、より多くの優良品種が生まれることに貢献します。 また事業を進める上で既存育種資源の表現型データベースを構築し、将来のゲノム育種へつなげることで、さらなる育種高速化を目指します。 ②共同開発事業 弊社のもつ植物画像解析技術を応用して、農業関連企業さまと共同で事業開発を行っています。

なぜやるのか

品種は農業の世界を大きく変える、重要な要素です。 病気に対する強さや収穫のしやすさといった、生産者の作業性。食味や味、色、形といった消費者の認識。 これら全てを一変させる可能性を秘めています。 そして日本は世界を見渡しても、非常に優れた品種が多く生み出されている国だということをご存知でしょうか。 途上国の中間層人口の増加に伴い、世界の園芸品種の種子需要は急激に増大しています。 効率化が求められている日本の農業においても、優良品種が生産性向上に寄与するでしょう。 品種は農業をレバレッジする可能性を秘めています。 しかし、品種改良された農産物が世の中に出回るには、5年から場合によっては20年以上と非常に長い期間を要します。 また昨今の気候変動の影響でそのスピードアップ化は喫緊の課題となっています。 一方、品種改良を行う現場の効率化は進んでいません。 私たちはまずこの品種改良の現場を変えていくことで、数多くの優良品種が生まれる可能性を高めていきます。

どうやっているのか

CULTAは東京大学農学生命科学研究科のメンバーが中心となって設立されました。現役博士課程のメンバーもいます。 これまで農学研究の成果が、なかなか農業の現場に実装されてきませんでした。 私たちは農学の知をしっかりと現場にインストールするべく、手法論から入るのではなく、現場の本質的な課題にしっかりと向き合うことを常に意識しています。 そのために現場に赴くことを欠かしません。 サービス初期の段階から大きく成長するフェーズに関わってみたい方にはおすすめです。 「複雑×大きな市場規模×王者がいない×レガシー×社会インパクト」 こんな産業を変える大きなチャレンジをしたい方、ぜひ門戸を叩いてみませんか?