弊社SCREENは、AIエージェントを使い中小企業のDX化に取り組んでいます。
SCREENのエンジニアは、画面に向かう時間よりも「お客様との対話」を重視しています。その理由は、DXの成否を分けるのは最新技術の有無ではなく、現場にある「真の課題」を正しく定義できるかどうかにあると確信しているからです。
技術者としての心構えをブログにまとめました。
具体的には、以下の4つの背景から対話を最優先事項としています。
1. 現場の「なんとなく不便」を言語化するため
中小企業の現場では、非効率な業務があっても「最近忙しい」「人が足りない」といった曖昧な感覚で捉えられがちです。
- エンジニアは対話を通じて、この曖昧な感覚を「事務のAさんが1日3時間かけて手書き伝票を入力している」といった具合に、「誰が・何を・どのくらい」行っているのかという具体的な数字と主語に翻訳(言語化)します。
- この「言語化」のプロセスこそが課題定義の第一歩であり、現場に入り込んで声を聴く対話なしには成し遂げられません。
2. 「システムのプロ」と「現場のプロ」の隙間を埋めるため
外部のIT業者はシステムのプロですが、お客様の「現場のプロ」ではありません。
- お客様に「丸投げ」されると、業者は現場の実態を知らないままシステムを作ってしまい、結果として現場にフィットしないツールが出来上がってしまいます。
- SCREENのエンジニアは、お客様と「膝を突き合わせて」対話する共創(Co-creation)のプロセスを重視することで、現場のボトルネックを正確に把握し、実態に即した解決策を導き出します。
3. AIを「目的」ではなく「正しい手段」として使うため
どれほど高機能なAIも、解決すべき課題が明確でなければ「宝の持ち腐れ」になります。
- エンジニアが対話を重視するのは、まず技術を忘れて「理想のプロセス」を描くためです。
- 対話によって「入力作業そのものをゼロにしたいのか、ミスを減らしたいのか」といった本質的な要望を引き出し、その上でAIを最適な「道具」として当てはめる判断を行います。
4. エンジニアの価値が「作る技術」から「定義する力」へ変化しているため
AIの台頭により、単にコードを書くだけの作業者の価値は相対的に下がっています。
- これからのIT人材に最も求められるのは、現場の混沌とした状況を整理し、「解決すべき課題は何であるか」を定義できる力です。
- SCREENのエンジニアは、お客様のポテンシャルを最大限に引き出す「課題解決のプロフェッショナル」として、対話を通じてビジネスの根幹にある課題を解くことを自らのアイデンティティとしています。
このように、SCREENのエンジニアが対話を重んじるのは、お客様の現場に深く入り込み、共に汗をかきながら「本当に解くべき課題」を見つけ出すことが、DXを成功させる唯一の道であると考えているためです。