エンジニアとして活躍中の兄弟が、サックルに未経験から入社した理由。

サックルのエンジニアとして活躍されている高橋兄弟。
兄弟入社はサックルとしては初めて。
お二人とも未経験からエンジニアを目指したからこそ語れる成長秘話をお話しいただきました。

【プロフィール】
兄
・エンジニア／2016年8月入社
・第二新卒入社。
・新しく入社したメンバーの研修を行いながら、Webアプリ設計や開発を担当
・趣味はアニメ、ゲーム

弟
・エンジニア／2020年7月入社
・入社1年目は鹿児島オフィスへ配属。2年目から仙台オフィスへ異動。
・Webアプリ開発を担当
・趣味はアニメ、ゲーム、旅行など

兄弟で入社した理由とは？

ーまず、お兄さんのサックルへ入社のきっかけについて教えてください！

兄：高校時代に情報工学科を専攻していて、C言語やJava言語に触れる機会が多かったので、自然とプログラミングや電子機器系の仕事をしたい考えていました。

高校時代まで奈良県にいたのですが、高校を卒業するタイミングで両親の地元宮城県仙台市に帰ることになり、仙台で募集している「プログラマーの会社」で求人を探していた時に見つけたのがサックルでした。実は、応募締め切り間近だったので、ハローワークの方からも「ダメ元で受けてみますか」と言ってもらえてなかったら今、サックルに居なかったかもしれないですね。

ー実際にサックルに入社してみて、魅力に感じた部分はありますか？

兄：エンジニアとして着実に近づける仕事環境ですね。
私自身、エンジニアになりたい！と思っていたので、それが実現化できる環境は一番の魅力です。
周りの先輩方も丁寧に優しく教えてくれましたし、仙台メンバーは特に趣味や好きなことの話が合うメンバーが多いので私としてはとても良い環境だなと思います。

また、仕事の面でも自由度が高い点では私には合うのかなと感じてます。具体的に、プログラムを書くときの自由度が高いと言えば良いですかね。完成するものが同じであれば、そこまでにたどり着くまでのやり方は自由ですね。効率良く進められるような方法を自分で選択しながら進めています。

ー続いて、弟さんの入社きっかけについて教えてください！

弟：一番は、兄がエンジニアとして働いていたことがエンジニアを目指すきっかけでしたね。
私は普通科の高校でしたが、選択授業でプログラミングに触れる機会があり、楽しさを実感した記憶があります。
中学の時には、大好きな蒸気機関車の運転手になりたいと思っていましたが、現実は厳しく、近場で仕事をすることは難しいことを知りましたが、好きなことを仕事にしたい思いは持っていました。
兄が身近でプログラムに詳しくなっていく姿を見ていて、「かっこいいな～自分も兄みたいになりたいな」と思っていたことを覚えています。

私が就職するタイミングは、コロナ渦真っ只中で、学校も閉鎖したりと大変な時期だったので就職活動には苦戦していました。兄にサックルを紹介してもらえたのは奇跡に近かったです。
実は、サックルで一度面接はしてもらったのですが未経験だったこともあったので、一旦成果を作るまでは保留状態だったのです。
この時、兄には色々と助けてもらいながら３－４ヶ月で成果物を作り上げられました。兄には感謝でしかないです。実際に成果物を持って、再度面接していただきサックルに入社することができました。

ー実際にサックルに入社してみて、魅力に感じた部分はありますか？

弟：一緒に働くメンバーが良いことでしょうか。
兄がいることで安心感もありますが、気の合うメンバーとのランチや雑談ができることは、入社の浅い私にとってはとても心地よく感じています。

話がずれてしまうかもですが、初めて一人暮らしができたこともよかったです。
当時、兄も私も仙台に住んでいたので、仙台オフィスに配属されるかと思っていましたが鹿児島オフィスに配属でした。
これは代表の計らいだと思っているのですが、始めから兄弟で同じ環境で働くとなると甘えがでてしまう可能性があると考えてくださっていたのでしょうか。自立するためにも鹿児島へ配属されて良かったと思っています。
一人暮らしはやってみたいことの一つでしたので、経験できて良かったですが思った以上に家事もしながら仕事をするのはかなり大変でしたね。

二人とも未経験からエンジニアを目指し奮闘中

―未経験からエンジニアを目指している中で印象深かったことはありますか？

兄：一番初めに担当した車両管理システムの開発ですね。規模が15名くらいメンバーがいるプロジェクトだったのですが、私についてくださった先輩エンジニアから学んだ事が一番印象深かかったですね。

ソースレビューをしていただく中で、「メソッド名はこう書いた方が良い」「この状態だとソースの処理が遅くなるのでこうしたら良い」など細かくアドバイスしてもらいました。
初めての事ばかりだったので、覚えることも多く大変さの方が多かったですが、きちんと教えてもらえた事が今に活かされていると思います。

弟：最近あった事で、ある機能を開発するにあたり、どのくらいで完了できそうか見積もりを立てたのですが、結果見誤ってしまったことです。自分で自分の首を絞めてしまい、スケジュール通りに終わらせることができませんでした。
普段は定時で業務を進めているのですが、巻き返すために1週間くらい終電まで残って対応しました。
この山を越えられなかったらいつまでも乗り越えられないという強い気持ちを持って、最後までやり抜きましたね。その甲斐もあって、なんとかやり切れた時はほんとに良かったなと達成感でいっぱいでした。

もう一つ！鹿児島での初めの一人暮らしも印象に残ってます。
高校を卒業後の知らない土地での一人暮らしだったのもあり、始めは頼れる人もいなくて心細かったですが、私にとってとても貴重な体験ができたことは感謝しています。

―お二人は現在どういったお仕事をメインに行っているのですか？

兄：私は、エンジニアとしてWebシステムの開発業務を行っています。
具体的には、お客様との要件確認から、設計、実装、テスト、ソースレビューなどを担当しながら、ここ最近は新しく入社される方のメンターとして、また同じプロジェクトに新しく入られる方のフォローなども担当しています。
開発プロジェクトとしては、車両管理システムや、お寺の管理システムなどを担当しています。

弟：私も兄と同じくエンジニアとしてWebシステムの開発業務を行っています。
経験がまだ浅いので、PMの方が振り分けていただいたタスクを確認して、自分で工数を見積もり実装、テストまで担当しています。開発プロジェクトとしては、サブスクのシステム開発ですね。

―兄弟で同じ会社で働いて良かったことはありますか？

兄：ありますね。兄弟だからと言うのもあるかもしれませんが、どこで躓いているのか、今どんな状態なのか顔を見ればわかるので、できるだけ早めに気づいて話を聞いたりしてます。
仕事が終わってから、家で食事している時や一緒にゲームしている時もたまに仕事の話をしたりしてますね。
私が中々抜け出せない沼にハマった時があったのですが、弟に状況を話したことがきっかけで、沼から抜け出すヒントをもらえた事があったんです。その時、弟がエンジニアで良かったと思いましたね。

弟：私もあります。分からない事があればすぐ聞きやすいので、とてもありがたいです。
もちろん兄弟なので話しやすい関係性だからと聞きやすいと言うのはありますが、兄としても、エンジニアとしても心から尊敬していますね。

ーお互いの成長した部分や頼れる部分はありますか？

兄：弟は昔から私に対して、頼り癖があったのですが、少しずつ成長しているように思います。
自分でやろうとする姿勢が最近はとても感じています。
もう1歩成長するために、もっと周りの先輩方に質問したり、会話することを増やしたら良いのになと思ってます。
社内には技術に突出している方もいますし、色んな方のやり方や考えを聞く事で、自分の成長幅が広がると思うんですよね。弟にはエンジニアとしてもっと成長して欲しいですね。

弟：私が悩んでいる時やしんどい時に、自然と声をかけてくれる事ですね。
兄からは2つ見習いたい事があるんです。
1つ目は、コミュニケーション能力です。兄はいつも誰かと話ながら仕事を進めている事が多く、誰とでも分け隔てなく話せる部分ですね。
2つ目は、技術力です。兄も未経験からエンジニアとして働いていますが、自分の技術力を磨きつつ、人にも教えられる部分は尊敬できる部分ですね。

ー兄弟で同じ会社でエンジニアとして働いている事について、親御さんはどんな風に仰ってますか？

兄：同じ会社で働いている事に関して、両親は安心してくれていますね。
弟が入社する前、私が先に勤めていたことで「この会社なら信用できるし大丈夫だろう」という思いはあったようでしたね。お休みも大体同じタイミングで取れるので、家族旅行の計画も立てやすいとは言ってましたね。