オービットの会社ページを、少しずつ更新しています。
見た目を新しくしたかったからではありません。
私たちが何をつくっている会社なのか。
何を基準に仕事をしているのか。
どんな人たちと、どんな関係で働きたいのか。
それを、あらためて言葉にしておきたいと考えたからです。
私たちが掲げているのは、
For HAPPY Visual Inspection
という言葉です。
技術をつくって終わる会社ではない
オービットは、画像処理やロボットの技術をつくって終わる会社ではありません。
それらの技術を、製造現場で使い続けられる外観検査の工程として成立させる会社です。
実験では高い精度が出ても、現場では使えないことがあります。
速度が足りない。
ワークのばらつきに対応できない。
段取り替えが難しい。
担当者が変わると扱えない。
トラブルが起きても保守できない。
どれほど高度な技術でも、現場で止まってしまえば、工程としては成立しません。
だから私たちは、精度だけでなく、速度、再現性、操作性、運用、保守、そして投資に見合うかまで考えます。
外観検査に、魔法はない
外観検査の対象は、一つひとつ違います。
製品も、不良も、品質基準も、現場環境も違う。
さらに、どこまでを良品とするかという判断には、人の主観も含まれます。
AIや画像処理を導入すれば、すべてが自動的に解決するわけではありません。
人が担うほうが早く、合理的なことは、人に残す。
機械が人よりも安定して、速く働けるところは、機械に任せる。
私たちが目指しているのは、人を機械に置き換えることではありません。
人と装置の役割を、工程全体で最適化することです。
できないことは、できないと伝える
外観検査の仕事では、「やってみなければ分からない」ことが少なくありません。
それでも、できそうに見せて受注することが正しいとは考えていません。
できないことは、できないと伝える。
条件を変えれば実現できるなら、その道を考える。
完璧な自動化より、現場で無理なく続けられる方法を選ぶ。
それは、消極的な姿勢ではありません。
お客様の投資と、現場で働く人と、仕事を担うエンジニアを守るための判断です。
私たちが大切にする3つの価値観
オービットでは、次の3つを価値観として掲げています。
プロダクト愛
自分たちの技術に固執することではありません。
現場条件や制約、失敗に向き合い、使い続けられる形へ育てること。納品して終わらず、得られた経験やデータ、設計ノウハウを、次の工程へ生かすことです。
カスタマーファースト
お客様の言う通りにつくることでも、最新技術を勧めることでもありません。
お客様の大きなWINを先に置き、その結果として私たちのwinが生まれる。長期的に利益を生むかどうかを、判断の基準にします。
エンジニアドリブン
現場を理解するエンジニアが、考え、決め、結果に責任を持つことです。
属人性を無理になくすのではなく、判断の背景や失敗を共有する。強い個人が孤立せず、互いの経験を使える関係をつくります。
正解ではなく、判断の過程を公開する
このWantedlyでは、完成した製品や成功事例だけを紹介するつもりはありません。
外観検査がなぜ難しいのか。
なぜ自動化しないという判断をすることがあるのか。
失敗から何を学び、何を変えたのか。
技術者が力を発揮し、正しく報われる会社とは何か。
私たちが現場で考えていることを、できるだけ率直に書いていきます。
正解を持っているように見せるのではなく、何を見て、どう考え、なぜその答えを選んだのかを公開する。
それが、オービットらしい思想の伝え方だと考えています。
現場にも、経営にも、エンジニアにも無理を押しつけない。
それが、私たちの考える
HAPPYな外観検査です。