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ミッション:外観検査装置ガラミちゃんを動画で宣伝せよ
お久しぶりの投稿となります。広報担当のほうの山田です。ここ数年はコロナの影響もあり、これまで展示会に製品を展示して売り込むという方法が取りづらくなってしまいました。そこで、まだまだ知名度の低い我が社の外観検査装置「ガラミちゃん」の知名度を上げるべく、「検査実例をYouTubeチャンネルに投稿せよ(週一)」とボスからお達しが。しかし現場は装置の組み立てで結構てんやわんやしており、時間の余裕はあまりない…というわけで、2022年から私が自分でガラミちゃんを操作し動画を撮ることになりました。そんな私が最初に選んだテーマは…星型グミ!!…ではなく、星型ビーズです。こんなグミありそうですけどね。左...
ソフトウェアビジネス
先日、Wantedlyで知り合った方とやりとりした中で、ソフトウェアビジネスについての話題がありました。ソフトウェアビジネスの形態として、1)パッケージソフトウェアを大量に「売り切り」で販売する形態。2)受託でソフトウェアを開発する形態。3)パッケージソフトウェアを「利用料」をいただいて提供する形態。が考えられます。弊社の形態は、・パッケージ(に近い)ソフトウェアを「売り切り」で販売する形態。量は多くない。・顧客は人件費抑制が目的であり「利用料」の形態は受け入れてもらえません。・カメラやPC、さらにはメカ部分まで、ハードウェアもセット販売する。であり、前にあげた形態とはちょっと違います。
成長が義務付けられた会社
1999年に起業して22年。関わった検査装置は1000台以上になります。400台近く採用いただいている半導体材料メーカーは業績絶好調とのこと。あのスマホの部品の重要部品を、秒10個以上で検査する装置も100台規模になってきた。CMでよく見るあのお菓子メーカーでも数十ラインで全数検査中。車1台に何個も使われているあの部品も・・・気が付けば、弊社が無くなるとかなり困りそうな企業、というか、社会に影響が出てしまいそうなレベルかも・・・もはや「継続」は必須。しかし現在でも総勢わずか7名の体制では、あまりに脆弱。増員し、10年、20年、30年継続可能な組織を作らなければならない。人員数に比例して売...
自宅事務所で1人起業して22年
1999年の春、前職を飛び出し、自宅の地下1階を事務所にしてオービットを起業しました。もともと「将来は自分で」という意識が強かったこともあり、前職における「経営・営業側の論理に、現場のエンジニアが振り回される」構図が我慢できずに飛び出しました。外観検査を自動化するソフトウェアを請負で作ることを想定していました。いわゆるB2Bの仕事です。当初はホームページやネットの掲示板などを経由して「たまに」入ってくる仕事をこなしていくレベル。1年目の売上は500万そこそこだった記憶があります。今考えると、何の信用もない状況でB2Bの仕事に突っ込んでいくのはかなり無謀だったと思います。そんな中で最初の転...
マーケティング初心者がオービットを分析してみた
美大をデザイナーとしてから卒業して早1年半。大学時代から勤めていた会社をやめ、オービットへ仲間入りしました。一応PythonやC++は一通り触っているのですが、まだまだ実務で使うには経験不足...ということで、今のところはWEBやパンフレットなど広報寄りの仕事をさせていただいてます。オービットの募集記事を読んでからこの記事に辿り着いた方なら見ていただけたと思いますが、オービットは外観検査業界内でトップクラスに利益率が高い会社です。従業員数7名(しかも私含め2名は新人)という小規模なチームで、どうしてこれほどまで利益をあげることができたのか?広報活動をする上で勉強したばかりのマーケティング...
ロボットもやってみたけど
昔からロボットをやってみたかったこともあり、ちょっと余裕が出てきたタイミングで、ロボットを使った検査装置を作って、展示会に出展したことがあります。しかし「面白い」とは評価をいただいたものの、「人の方が早くない?」の声に撃沈。確かに外観検査なんか高いスキルは要りませんし、「ちょっと検査しといて」で終わります。慣れればどんどん早く検査できるようになるし。それをわざわざ「高くて」「難しくて」「遅い」ロボットにやらせなくても・・・適材適所。人がやったほうがよければ人がやる。ロボットでやったほうがよければロボットでやる。ロボットに「夢」はあるかもしれないけど、現実は厳しいような・・・
転機
30歳で起業して22年。ここにきてはじめて経営者としてのスイッチが入った感じ。既存のスタッフからも、戸惑いの声も。これには転機があって、一番は、今までずっと悩んできていた「この仕事は本当にお客様のメリットになっているのか?」「自信をもって勧めることができるのか?」という問題に答えが出せたことが大きい。人ができることをわざわざ機械に置き換えて、人より遅い、人より高価、人より使いこなすのが難しい。そんなものがお客様のメリットにならない。人にできないことをする、人には不可能なレベルでやる、そうすることではじめてメリットがあるということに気が付いた。そのメリットにより、お客様が儲かることではじめ...