こんにちは!
株式会社ギグーで採用・広報を担当している宇佐美です🐰
今回は、
「みんなはプロンプト、どうやって作ってるの?」をテーマに開催した、
3月のラウンドテーブルの様子をお届けします!
AI時代の「聞き方」に正解はあるのか🗣️
AIを使う上で欠かせない「プロンプト」。
しかし実際には、
- しっかり設計して作り込む人
- 思ったままスピード重視で打つ人
など、使い方は人によって大きく異なります。
今回のラウンドテーブルでは、エンジニア・営業・採用など様々な立場から、「普段どうプロンプトを作っているのか」についてリアルな使い方を共有しました。
そこで見えてきたのは、プロンプトに「正解」はない。
ただし、精度を上げるための「共通パターン」は存在する。
ということです。
なぜ今「プロンプト設計」が重要なのか🤔
AIは同じツールを使っていても、
「どう聞くか」によってアウトプットの質が大きく変わる
という特徴があります。
つまり、AIの性能差ではなく、
使う人の「問いの質」が成果を分ける時代になっているということです。
作り込む派:ルール化・事前設計で精度を上げる📈
まず一つ目は、プロンプトをある程度「設計する」タイプです。
特徴的だったのは、
- あらかじめルールを定義しておく
- 特定タスク用のプロンプト(Gemなど)を作る
- 出力フォーマットを指定する(マークダウンなど)
- ショートカットやテンプレを活用する
といった使い方。
つまり、「毎回考える」のではなく、
「再利用できる形」にしているのがポイントです。
📝このパートの要点
プロンプトはその場で考えるだけでなく、
「仕組み化」することで安定した精度を出せる。
スピード重視派:考えずに打ち、対話で精度を上げる🗣️
一方で、真逆のスタイルもありました。
それが、「とりあえず打つ」タイプ。
特徴はシンプルです。
- 思ったことをそのまま入力
- 一発で完成を狙わない
- ラリー(対話)で精度を上げる
特に印象的だったのは、
「プロンプトは小出しにする」という考え方です。
- 一度に多くを指示しない(多くても2つまで)
- 少しずつ修正していく
- 方向性を確認しながら進める
📝このパートの要点
AIは一発で完璧を出すよりも、
対話を重ねて精度を上げる方がうまくいくケースが多い。
分割・整理派:質問の構造を整える🧠
もう一つ共通していたのが、「分ける」ことの重要性です。
具体的には、
- 質問を箇条書きにする
- 番号を振る(質問1、質問2…)
- 長いコードは分割して渡す
- 「まず読ませてから質問する」
といった工夫です。
これにより、
- AIが理解しやすくなる
- 後から会話を続けやすくなる
- 回答の精度が安定する
というメリットがあります。
📝このパートの要点
プロンプトは「長く書く」よりも、
構造化して分ける方が精度が上がる。
精度を上げる鍵は「具体性」🔑
議論の中で何度も出てきたのが、「具体的に書く」ことの重要性です。
特に有効だったのはこの2つ。
・現状と期待値を明確にする
- 現状:どうなっているか
- 期待値:どうしたいか
この2点をセットで伝えるだけで、
アウトプットの質は大きく変わります。
・背景をしっかり伝える
- どんな状況か
- なぜそれをしたいのか
- どんな制約があるのか
これがないと、AIは一般論を返しがちになります。
📝このパートの要点
AIにとって重要なのは、
「正しい質問」ではなく「具体的な状況」である。
精度を上げるテクニック集✨
現場で使われていた実践的なテクニックも多く共有されました。
- 「嘘をつかないでください」と明示する
- 「もう少し時間をかけて考えてください」と再指示する
- 「70点を100点にしてください」とブラッシュアップさせる
- 「あなたはコンサルです」など役割を与える
- AIに自分の質問傾向を分析させる
これらはすべて、
AIの「思考の前提」をコントロールする工夫です。
📝このパートの要点
AIはそのまま使うのではなく、
「どう考えさせるか」を設計することで精度が上がる。
プロンプトは「設計」か「対話」か🤔
最後に議論になったのは、
プロンプトは考えてから書くべきか?
それとも、とりあえず書くべきか?
結論はシンプルです。
どちらも正しい。
違いは、
- 一発で答えを取りに行くか
- 対話で詰めていくか
というスタンスの違いでした。
ただし共通していたのは、
「AIは段階的に精度を上げていく方が相性が良い」という点です。
GiGOOOが考える、プロンプトの本質
今回の議論から見えてきたのは、プロンプトとは単なる入力ではなく、
「思考をどうAIに渡すか」という設計行為であるということです。
- ルール化する人
- 対話で詰める人
- 分解して整理する人
やり方は違っても、全員がやっているのは、
「AIとの思考のすり合わせ」でした。
今回のラウンドテーブルの結論📝
最後に参加者で写真を撮りました!!好きなポーズに個性があって良いですよね✨
プロンプトに正解はない。
しかし、良いアウトプットには共通点がある。
- 分ける
- 具体的にする
- 対話する
- 前提を伝える
そして何より、「自分の考えを言語化できるか」がすべて。
AI時代に求められるのは、プロンプト力ではなく、
思考を伝える力なのかもしれません。