こんにちは!
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です。
今回は、事業推進部で新人育成責任者を務める橋本雄斗さんをご紹介します。
2024年8月にSIへ入社。プレイヤーとしてキャリアをスタートさせた後、入社半年も経たないうちに会社全体の運営を担う「事業推進部」へと昇格。新人育成担当として入社して間もないメンバーらをマネジメントしてきたのちに、2026年4月からは、新たに立ち上げられた「アプレンティス担当」へ。次のステージへ進めずに立ち止まっているメンバーの隣に立ち、もう一度立ち上がる瞬間まで伴走している。同時に、新人育成担当全体の責任者も務める。
「人の第一想起を獲れるようになりたい」。そう語る彼の仕事観の原点と、これからの目標を聞きました。
母を、安心させたかった
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、母の病気でした。大学3年のときに、母にがんが見つかったんです。あの瞬間からずっと「自分は、母を安心させられる人間でいられるんだろうか」という不安で胸がいっぱいでした。
また、就活に対する漠然とした不安もありました。それまでの自分はバイトをして、友人と遊んで、いわゆる普通の大学生でした。そんな学生時代を過ごしてきて、社会に出てから自分を支えてくれる武器が何もないことに気がついたんです。就活のことを考えたときも、「自分の行きたい企業に堂々と進める実力が、果たしてあるのか」自分に問いたとき、はっきり「ある」と思えなかったんです。
母を安心させたい。そして、自分自身が胸を張って社会に出られる人間になりたい。その想いをきっかけに、大学3年の夏、長期インターンを始める決意をしました。
「人が何を考えているか」を、知りたかった
__ 数ある会社の中で、SIへの入社を決めた理由は?
一番の理由は、SIがSNSマーケティングの企業であったからです。
ものを売る仕組みって、どうやって成り立っているんだろう。誰がどんな心理で動いて、何が人を動かすんだろう。そういうことに、昔から興味があったんですよね。
根本にあるのは、心理学への興味です。人って、何を考えているか本当のところはわからない。だからこそ、その「わからないもの」を解き明かしたいという気持ちが、自分の中にずっとありました。SNSマーケティングは、人の心理と数字が直結する世界。ここなら、自分の興味と仕事を重ねられると感じたんです。
もうひとつ、当時面接をしてくださった人羅さんへの憧れも大きかったですね。チームビルディングに携わって、マネジメントの本質を学びたい。「この人のような存在になれる場所で働きたい」と思って、SIを選びました。入社してからは、「絶対に幹部まで昇格するんだ」と心に決めていました。会社の運営や経営に関わる側に行きたい。その想いが、自分を最初から走らせ続けてくれた気がします。
30人の人生に、本気で向き合う
__ お仕事をする中で一番大変だった部分はなんですか?
タイムマネジメントと、その責任の大きさですね。
新人育成担当の時代は、最低でも15人、多いときには30人もの新人メンバーをひと月で担当させていただいていました。SIには毎月昇降格があるシステムがあるので、人数の変動はありますが、常に複数の新人と向き合う日々でした。
何が大変かというと、自分の裁量で、その子の人生を良くも悪くも変えてしまうかもしれないということです。学生時代って、今後の人生の基盤となる大切な時期じゃないですか。その貴重なターニングポイントに関わるからこそ、軽い気持ちでは向き合えない。リソースの配分にはとても気を使ってきました。
30人いれば、30通りの性格があります。同じやり方では絶対に通用しないので、その人に合った関わり方を一人ひとり見つけていかなければならない。毎日が、自分との戦いでもありました。
今のアプレンティス担当は、これまでSIになかった新規部署として、今年度よりゼロから立ち上げています。今は10人ほどのメンバーを抱えながら、一人ひとりと真剣に向き合い、試行錯誤しているところです。
「雄斗さんのおかげで成長できました」
__ お仕事のやりがいや楽しさは、どんなところに感じますか?
一番のやりがいは、自分の介在価値を強く感じられることです。
事業推進部の仕事は、一人ひとりの人生に対して、本気で向き合うことです。だからこそ、みんなの苦労も喜びも、自分のことのように共有することができる。そして、担当したメンバーから「雄斗さんのおかげで成長することができました」と言ってもらえる瞬間がある。あの言葉をもらえたとき、この仕事をしていてよかったと、心から思えるんです。
プレイヤー時代は、また違うやりがいがありました。自分の努力が、数字としてダイレクトに返ってくる。それは、もともと競争環境の中で生きてきた自分にとって、とても性に合っていたんです。スポーツで味わってきた競争を、ビジネスの場で経験できることが、純粋に楽しいと感じていました。
また、周りの学生のレベルが高いことも、SIで働く面白さです。本気で取り組む仲間と切磋琢磨できる環境って、学生の時間でなかなか出会えるものじゃないと思います。
質は、量の後にしかついてこない
__ SIで働くことを通じて、どんな成長を感じましたか?
行動を起点に意思決定できるようになったことが、一番大きな成長だと感じています。
特に印象に残っているのはやはり、新人育成担当として30名近くを抱えた時期のこと。その頃は、向き合うべき変数が爆発的に増え、求められる行動量もプレイヤー時代と比較すると次元が違いました。
このとき、初めて自分の行動量に限界を感じたんです。これまで通りのやり方では、絶対にこの状況を回しきれない。そこで、ようやく「質」と本気で向き合うことになりました。より短い時間で本質に届くために、質にこだわるようになりました。
そのときに掴んだ教訓が、「質は、量の後にしかついてこない」ということです。
最初から効率よくやろうとしても、見えてくるものは少ない。圧倒的な行動量をこなすからこそ、そこにパターンが見えてきて、結果的に質も生まれていく。これは、SIに入ってからの自分の働き方を、根本から変えてくれた学びでした。
もうひとつ、SIには顕在的な失敗を賞賛する文化があります。それまでの自分は「失敗したくない」という気持ちが先行しがちでしたが、SIに入ってから、まず先に動き、行動しながら考える癖がつきました。失敗を恐れずに動ける人が評価される。この文化に、自分は何度も背中を押されてきました。
学生のうちに、深層心理に触れる
__ SIで担当業務をやってきたからこそ得られたスキルや経験はありますか?
学生のうちから、本気でマネジメントに向き合えること。そして、人のインサイトに触れる機会が圧倒的に多いことです。
SIでは新人期間から、業務を通じて顧客やユーザーのインサイトに触れることができる。さらに、マネジメント側に回ってからは、部下や上司など、社内のメンバーのインサイトを理解する経験も積み重なっていきます。
人間の本質的な気持ちを理解できるようになると、人間関係で悩むことが減るんですよね。相手が何を考えているかが見えてくると、関係性も自然と円満になっていく。これは、ビジネスを超えて、人生全体を豊かにしてくれるスキルだと感じています。
本来、マネジメントを任されるのって、大企業なら50〜60代、ベンチャーでも入社5年目くらいからじゃないですか。それを、学生のうちから経験できる。社会人としての発射角度が高い状態でキャリアをスタートできるのは、SIならではの大きな価値だと思います。
学生では経験できない領域に、踏み込める場所
__ あなたの感じる「SIの好きなところ」について教えてください。
仕事も遊びも、普通の学生では絶対に経験できない領域に踏み込めるところですね。
仕事面では、マネジメントであったり、toBの事業であったり、学生のレベルを超えた仕事に、本気で挑戦できる環境が揃っています。これだけでも貴重なんですが、加えて遊びの面でも、そこら辺の大学生よりはるかに濃い時間を過ごせるんですよね。中学や高校で同じクラスだったら仲良くなれなかったような、個性豊かなメンバーとも深く関わることができる。これは、SIの良さだと感じています。
時間を気にせず働ける環境であることも、自分にとっては大きな魅力です。「とにかく成長したい」という気持ちで動いている自分にとって、時間に縛られずに本気で打ち込める環境は、何より価値があると感じています。
人から信頼や尊敬を、勝ち取れる人間になりたい
__ 今後の目標や、これから挑戦してみたいことを教えてください。
最終的な目標は、「人から信頼や尊敬を勝ち取れる人間になりたい」ということです。
人の第一想起を取れる存在 __。つまり、「困ったらこの人に相談しよう」と真っ先に名前を思い出してもらえる、そんな人間になりたいです。そのためには、より大きな責任を伴う業務に挑戦して、自分の可能性を最大化していく必要があります。
「GIVER精神」という言葉が、自分の核にあります。誰かに与えられる人間でいたい。常に誰かの力になれる存在でいたい。その姿勢を貫いて、信頼や尊敬を、一つひとつ積み重ねていきたいです。
失敗を恐れず、新しいことに触れ続けてほしい
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
シンプルですが、
失敗を恐れず、新しいことにたくさん触れてください。
SIには、「まずは打席に立つ回数を増やしましょう」という考え方が根付いています。最初から完璧にやろうとしなくていい。とにかく動いて、たくさん失敗して、その中で見えてくるものを掴んでいけばいい。
自分の知らない世界に飛び込んだ先でしか出会えないものが、確かにあります。だからまずは、一歩を踏み出してみてほしいですね。