USCPA事業部 川添 裕生(Kawazoe Yuki)
「昨日よりも、ほんの少しでも前に進んでいたいんです」
そう語ってくれたのは、アビタスで学校営業を担当する川添さん。穏やかな笑顔の奥に、確かな熱量を感じる方です。
前職は金融機関。いわゆる「安定」とされる世界から一転、教育というフィールドで、しかも変革期の組織に飛び込むというチャレンジを選んだ背景には、「もっと自分の手で事業を動かしたい」という想いがありました。
転職活動をしていたわけではない彼がなぜアビタスを選び、今どんな想いで働いているのか。じっくりと話を聞きました。
※現在は、グループ会社TCJグローバルに、養成講座事業ユニット 営業マネージャーとして出向中
金融から教育へ。きっかけは「もっと事業に触れていたい」という想い
「転職活動をしていたわけではなくて、たまたまアビタスで働く知人から”ちょっと会ってみない?”と声をかけられたのがきっかけでした」
当初は軽い気持ちだったものの、話を聞いていくうちに少しずつ興味が湧いていったという川添さん。
前職では、法人向けの金融支援を担当。クライアントと密に関わる仕事ではあったものの、「もう一歩深く、事業そのものに関わりたい」という気持ちが徐々に芽生えていったそうです。
「金融業界にいたときは、あくまで“支援者”という立場。もちろんやりがいはありましたが、自分の関わりがそのままサービスになったり、目に見える形で成果に繋がるような“手触り感”を求めていました」
そんな中で出会ったのが、ちょうど変革期に入っていたアビタス。面談やカジュアル面談を通じて現場の話を聞くうちに、「ここなら、変化の真ん中で、自分の力を試せる」と感じたと話します。
今の仕事:法人営業と新規事業。どちらも“人”との関わりが軸
現在は、教育機関や企業向けに、USCPAなどのグローバル資格を広げるための法人営業を担当すると同時に、新規事業の開発にも関わっています。
「大きく言えば“教育をアップデートする”というテーマに取り組んでいて、たとえば、大学や専門学校と連携して新しい学びの機会を作ったり、社会人向けのカリキュラムを設計したりと、本当に幅広いです」
特に印象に残っているのは、ある学校と取り組んだカリキュラムづくり。担当の先生と何度も打ち合わせを重ね、「この世代にはどんな学びが必要か」「どうすれば興味を持ってもらえるか」を一緒に考えていったといいます。
「“うちの学生にすごく合ってました。やってよかったです”って言ってもらえたときは、嬉しかったですね。少しでも誰かの将来に貢献できた気がして」
正解のない領域に飛び込んだからこそ、おもしろい
前例のない領域を担当している分、悩むことも多い。
「営業だけど、商品が“まだない”こともあるんです(笑)」
マーケットのニーズを自ら掘り起こし、社内で検討して、形にしていく。ある意味、営業であり企画でもあり、開発でもあるというのが今の役割。
「答えがわからない中で動くのって、最初は怖かったです。でも、“誰のためにやるか”をはっきり持っていれば、自然と動けるようになりました」
そんな時に大切にしているのが、“現場に行くこと”。オンラインが主流になってきた今でも、できるだけ現地に足を運ぶようにしているそうです。
「相手の空気感や表情から、ふとした気づきがあるんですよね。“あ、ここ困ってるのかも”って」
変化を楽しむ人には、最高のフィールド
入社前に感じていた“変化のタイミング”という印象は、いい意味で裏切られたそう。
「想像以上に変化の真っ最中でした(笑)。でも、そのスピード感や、正解が決まっていない感じを楽しめる人にとっては、本当に刺激的な環境だと思います」
社内はフラットで、部署を越えた相談もしやすい雰囲気。リモートと出社のハイブリッドで働いており、非常に生産的な働き方ができる環境。
「意志を持って動く人を、ちゃんと見てくれるカルチャーですね。“何をやるか”より“どう向き合うか”を大事にしてる感じがします」
目指すのは、経営視点で教育に関わる存在に
将来的には、グループ全体を俯瞰しながら事業をつくっていく、経営的な立場を目指しているといいます。
「“教育”って、人生においてすごく大きなインパクトを与えるものじゃないですか。だからこそ、そこに携わる以上、もっと広い視点で、社会にとって意味のある価値を作っていきたいと思っています」
転職を考えている人へ。「変わるタイミングに立ち会えるって、実はすごく貴重です」
最後に、これからアビタスへの転職を考えている人に向けて、こんなメッセージをくれました。
「“変化”って、不安もあるけど、成長のチャンスでもあると思うんです。アビタスはいま、まさに変わっていこうとしている会社。その真ん中に飛び込んで、一緒に作っていけることって、すごくおもしろい経験になると思います。挑戦してみたいって気持ちが少しでもあるなら、ぜひ来てほしいですね」