こんにちは!IIJプロテックの採用担当です。
本日は、入社15年目を迎え、現在はコンサルの役割も担いながら活躍しているインフラエンジニア・米村さんにお話を伺いました。
運用からキャリアをスタートし、サーバー、ネットワーク、クラウドと経験を広げてきた米村さん。いまはお客様に伴走する立場として活躍しています。
インフラエンジニアとしての醍醐味や成長の実感、そしてIIJプロテックで長く活躍し続けられる理由とは何か。インフラ領域でキャリアを築きたい方にとって、きっとヒントになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
早速ですが、IIJプロテックに転職した経緯を教えてください。
前職は受託のソフトウェア開発会社でした。開発に携わる中で、Webサービスの裏側にはサーバーやネットワークがあり、さまざまな仕組みが支えていることを強く意識するようになりました。その土台の部分に、次第に興味を持つようになったんです。
ただ、前職ではインフラ領域の案件が多くなく、「一度しっかり挑戦してみたい」という思いが強くなっていきました。それが転職を考えたきっかけです。
転職活動中に検索していて、IIJプロテックの当時の社名「竜巧社ネットウエア」を見つけました。最初に惹かれたのは、「名前が格好いいな」というシンプルな理由です(笑)
面接では、当時社長だった会長と、現在情報システム部の部長を務めている尾身が対応してくださいました。これまでのアプリ開発の経験に強い関心を持っていただき、評価してもらえたことが印象に残っています。
話したときの雰囲気もとてもよく、自分をきちんと見てくれていると感じました。その安心感が決め手となり、入社を決めました。
現在の業務内容について教えてください。
現在担当しているお客様は、大手不動産会社です。私が担当してから約3年になりますが、IIJコンサルチームの一員として、情報システム部門に常駐しています。
当初はネットワークの運用アウトソースからスタートしました。ただ、そこにとどまらず、情報システム部門として本来取り組むべき業務全体に目を向け、足りない部分を整えていく役割も担っています。必要であれば自ら手を動かし、仕組みづくりまで行います。
明確に「これだけをやる」という契約ではなく、常駐の立場で状況を見ながらベストエフォートで支援していく。いわば、お客様の情報システム部門の一員のような感覚で伴走しています。
現在のチーム体制について教えていただけますか?
現在は私と、別の商流から参画している個人事業主のネットワークエンジニア、そして当社の若手メンバーの3名でチームを組んでいます。
クラウドセキュリティ領域の拡大に伴い、若手メンバーを新たにアサインした形です。単に業務をこなすだけでなく、将来的にはリーダーとしてチームを引っ張っていけるような視野を持ってほしいと思っています。そのためにも、日々の業務の中で考える機会を意識的に増やし、経験の幅を広げてもらえるよう関わっています。
米村さんのようにコンサルとして関わっているエンジニアは、社内でも多いのでしょうか。
IIJプロテックの中では、まだ少数派だと思います。ただ、特別なキャリアというよりも、足元の運用から着実に経験を積み重ねてきた結果だと感じています。
運用を通じて現場を理解し、お客様の立場に立って情報システム部門を支えられる力を身につける。そして、対応できる領域を少しずつ広げていく。そうした積み重ねの延長線上に、今の役割があります。
会社からは、若手に後を追ってほしいキャリアの一つだと言ってもらっています。
自分の歩んできた道が、これからの世代の選択肢になれば嬉しいですね。
具体的には、どのような経験を積み重ねてこられましたか?
IIJプロテックでのスタートは、金融系のお客様先でのメインフレーム運用でした。基幹系システムを支える立場として、土台となる部分を経験しました。
その後はメーカー系企業で、オンプレミスのサーバー構築・設計を担当しました。物理サーバの設計から構築、バックアップや監視、データベースなどの導入まで幅広く携わりました。この期間が5年ほどあります。
さらに食品メーカー系の大手企業では、DaaS環境の運用を担当しました。ヘルプデスク所属ではありましたが、実際にはVDI環境の運用やOSイメージ構築を行い、事業部門と調整しながらアプリ導入やサイジングにも関わっていました。
長年エンジニアとして活躍されていますが、今も変わらず楽しいと感じる瞬間はどんなときですか?
IT業界に入った頃からずっと変わらないのは、「自分が考えた通りに動く」瞬間の面白さです。コーディングしたものや、自分が設計・指示した内容がその通りに形になり、結果として目に見える。この感覚は、Webやアプリ開発をしていた頃からずっと楽しいと感じています。
ネットワークやインフラの領域でも本質は同じです。トラブルが起きたとき、最初は原因が見えませんが、仮説を立てて切り分け、深掘りしていくと必ず筋の通った理由にたどり着く。「おそらくここだろう」と予想を立てて調査を進め、それがぴたりと当たったときの楽しさは、今もまったく変わっていません。
インフラエンジニアならではの醍醐味は、どんなところにあると感じていますか?
少し誤解を招くかもしれませんが、大規模な障害が発生すると、むしろスイッチが入ります。「よし、やるぞ」と自然にギアが上がる感覚ですね。
もちろん当事者ですから、責任は重い。今、何が起きているのか。自分がどこまで踏み込んでいいのか。そうしたことを瞬時に考えながら、まずは調査を進めます。どれだけ早く原因にたどり着けるか、お客様とどう暫定対応を決めるか。そこからさらに、根本対応まで詰めていきます。
ホワイトボードの前にみんなが集まって、「ああでもない、こうでもない」と議論する。あの一体感が、私は大好きなんです。
こういう状況を前向きに受け止められるかどうかは、向き不向きが分かれる部分かもしれません。プレッシャーは確かに大きい。ただ、その中で力を発揮できる人にとっては、やりがいの大きい仕事だと思います。
IIJプロテックで働く中で、ご自身の成長を感じるのはどのような部分ですか?
トラブルが起きたときの「見立て」の精度が大きく変わったと感じています。その背景には、開発、仮想デスクトップ、サーバー、ネットワーク、クラウドセキュリティと、複数の領域を経験してきたことがあります。いろいろなレイヤーから物事を見られるようになったことが、自分にとって大きな成長です。
特にインフラエンジニアとして大きかったと感じるのは、業務として経験を積めたことですね。アプリ開発やパソコン周りの知識は個人でも学びやすいですが、インフラ全体を横断して見る視点は、実際の現場で積み重ねないと身につきません。現場での経験を通してこそ、初めて持てる視野があると思っています。
IIJプロテックの魅力はどんなところにあると感じていますか?
私が入社当時から信じているのが、「愛を基本とし 技術を基礎に 進歩を目的とす」というIIJプロテックの社訓です。
担当の営業の方やこれまでの上司、社員の方々と接する中で、その考え方が自然に根付いている会社だと感じてきました。技術を大切にし、人としても成長し続ける。その姿勢をきちんと評価してもらえる環境があります。
私自身、技術を磨くことを大事にしてきました。今年で40歳になりますが、今でも勉強を続ければまだまだ伸びると本気で思っています。そうした姿勢がきちんと認められ、社訓に沿った働き方が評価につながることをとても嬉しく感じています。
エンジニアとして成長したい人にとって、どんな環境だと感じていますか?
資格取得をしっかり後押ししてくれる点は、大きな魅力だと思います。IPAの国家資格はもちろん、LPICやCCNAなどのベンダー資格、AWSやGCPといったクラウド系資格まで幅広く対象になっています。
資格を取得するとお祝い金が支給され、努力がきちんと形になります。ただ、それ以上に大きいのは、取得した資格を活かせるプロジェクトにアサインされやすいこと。学んだことがそのまま実務につながるので、「取って終わり」にならないんです。
私自身もそうした機会をいただいてきましたし、周囲を見ていても、挑戦した分だけステップアップしやすい会社だと感じています。
今後のキャリアパスはどのように描いていますか?
できる限り、生涯現役のエンジニアでいたいと思っています。マネージャーや営業にも挑戦させてもらいましたし、今もその視点は活きていますが、軸はあくまでエンジニアであり続けることです。
いまはクラウドセキュリティに取り組み始めた段階なので、まずは数年しっかり向き合いたい。ただ、その先を明確に描ける時代ではないとも感じています。技術の移り変わりが速いからこそ、キャリアは固定できない。
だからこそ、変わらない基礎を大事にしています。ネットワークのレイヤーの概念や、セキュリティの本質的な考え方は今も昔も変わりません。一方で、生成AIのような新しい技術とも向き合い続ける必要がある。
基礎を磨きながら変化に適応する。その積み重ねが、生涯現役でいるための道だと思っています。
どんな方と一緒に働きたいと思いますか?
インフラの話で言えば、やはり障害対応のような場面で、「よし、やろう」と同じ方向を向ける方とは、自然といいチームになると思っています。
あとは、好奇心があって、それをきちんとスキルにつなげていける方でしょうか。新しいことに興味を持ち、それを自分の力に変えていく。その姿勢を持っている方と働くと、自分自身も刺激を受けますし、まだまだ伸びられると感じます。
一方で、自分の成長やメリットだけを目的にしてしまうと、長く活躍するのは難しいかもしれません。やはりお客様に喜んでいただけるか、貢献できているかという視点があってこそ、スキルや知識は本当に活きるものです。
動機とスキルの磨き方がきちんと連動している人は、持続的に活躍できる。そんな方と一緒に働けたら嬉しいですね。
米村さん、ありがとうございました!