【社長インタビューvol.2】就活~新卒編
皆さんこんにちは!株式会社giobaiのページをご覧いただきありがとうございます。D2C事業・広告代理店業・SNSマーケティング事業の3本柱を展開して事業を拡大し続けているgiobaiグループ。
起業したのは25歳の若手社長でした。
前回は宮下社長の学生時代のことについてお聞きしました。前回の記事はこちら⇒
今回は宮下社長の就職活動やファーストキャリアにフォーカスして、お人柄に迫ります!
【プロフィール】
氏名:宮下宗 年齢:30歳
関西大学卒 卒業後マザーズ上場のIT企業に入社
ーーどんな就職軸で就活をされていたんですか?
就職軸は「IT×○○」「成長している企業」で就職活動を行っていました。成長している企業なら絶対的に多くの機会がある、その結果、自分へもチャンスが多いと思ったからです。
ーー就活当時の自分を客観的に見たらどんな印象だったと思われますか?
就職活動をしていたころの僕って結構尖っていたんですよ。ありがたいことに内定も何社もいただけていて、普通の学生よりは収入も起業経験もあるという自負があったので、少し斜に構えていた部分があったんですよね。
外見も長髪で色黒だったので。面接官の方から見たら少し偉そうに見えることもあったと思います。
ーー内定を何社もお持ちの中、どうやってファーストキャリアを選択したんですか?
クラウドソーシングといった新しい働き方を提供している事業に興味を抱いたことをきっかけに、 後に就職する会社を知りました。面接の際、「素の自分」をズバズバ言い当てられました。
「自分の本質を見てくれる」と感じましたし、見た目ではなく本当の自分を理解してくれた上で僕と働きたいと思ってくれていたことが嬉しかったです。
自分を理解いただけることで、パフォーマンスを高めて、アウトプットできるのではというのが最終的な決め手です。
ーー入社してからはどんなお仕事をされていたんですか?
入社して、ポイントメディア事業部に配属され、事業部のマーケティング担当をすることになりました。自社サービスを使ってくださるユーザーをどうやったら増やすことができるのか且つユーザーに継続的に利用される為の施策を考え、マーケティング活動をしていました。
ーー入社してみてどうでしたか?
当時のポイントメディア事業部の上長がかなり厳しい方だったんですよ。今振り返ると、僕のことをどう成長させるかをすごく考えて、真剣にコミュニケーションをとってくれた結果だったんですよね。
ただ、それを当時の僕は若くて受け止めきれなくて..実はその時の上司の方とは、今でもお付き合いさせていただいてご指導いただいているんです。
本当にありがたい出会いだったんですが、当時は自分の未熟さから、気づくことができませんでした。
入社するまで自分は仕事ができる方だと思っていました。ただ入社してからは本当に上手くいかなくて..当時の先輩たちが本当に優秀な方ばかりだったんですが、自分と先輩の成績を比較して、結果が出せないことが心底恥ずかしくて、情けなくてとても辛かったです。
朝起きて、準備をしていて..気づいたら出勤時間を過ぎているなんてこともありました。体重も40キロ台まで落ちてしまって。今振り返るとうつ状態だったんだと思います。
周りもそんな僕の様子を見るに見かねてか、入社半年後に事業開発部という新規の部署に異動になりました。
ーー宮下さんにも挫折された経験があったんですね..事業開発部ではどんなお仕事をされていたんですか?
事業開発部では大きく2つのお仕事に関わらせていただいてました。
配属されてすぐ他社から買収したポイント関係のアプリが数十件あったんですけど、買収後の引き継ぎの担当をしていました。
その後、某大手通信代理店とジョイントベンチャーを作るという話が上がって事業責任者を僕に任せてもらえるという話になり..当時の社長と先方の社長のもとで働かせていただいたんですが、この2ヶ月は業務的にめちゃくちゃ辛かったですね。
スピード感についていけず、毎日必死に食らいついていました。
話している言葉も理解できず、頑張り方が分からなくなってしまった事もありました。でも今振り返ると自分を短期間で大幅に成長させてくれた環境でした、一気に基準が上がりましたね。
精神と時の部屋みたいな。
結局その話は頓挫してしまったんですが、主にマーケティングだったり市場調査の業務を担当させていただいていました。
ーー頑張るベクトルが分からなくなるくらい高いレベルでお仕事をこなす..本当に大変そうですね..
その後はどこの事業部に異動されたんですか?
そこからはアライアンス営業事業部というところで退職するまではお仕事をさせていただいていました。SSPという広告のアドネットワークのツールを用いて、各メディアさんが売上に繋がるツールを開発して提供するというお仕事をしていました。
ーーなぜ退職しようと思ったんですか?
自分が仕事をしていてあまり面白いと思えなくなってしまっていたんです。結果も出せず、会社は機会は用意してくれていたのに自分のモチベーションが保てなくなっていました。
本来ならもっと努力して、多くのことを学ばせていただいた会社に恩返しすべきだったとは思います。
ただ、このまま続けていても自分にも、会社にもプラスになるビジョンが見えなかったので、退職の道を選択しました。
ーー就職していた1年半を今振り返って何が一番辛かったですか?
新卒で入社してすぐは「対事業」や「対仕事」ではなく「対人」とか「対自分」にベクトルが向いていて辛かったんですよね。
仕事ができない恥ずかしさや、結果が出せない不甲斐なさを自分の中でうまく消化できなくて精神的に辛かったです。今振り返ると、精神的に未熟だったなぁと感じます。
業務で辛かったのは、やっぱり社長直下で働かせていただいた2ヶ月間ですかね。
スピードが早すぎて揉まれて、頑張っても頑張っても死ぬほどダメ出しされて..頑張り方が分からなくなった事もあったので。自分のことを間違いなく成長させてくれた環境だったんですが、本当に辛かった。
ただ、振り返ってみると今の自分にはその当時の環境ってすごくポジティブにうつっているんですよ。厳しく辛く大変だったけど、大きな成長を与えてくれたその環境は今の僕のマネジメントや人材育成の価値観に繋がっていると思います。
ーーなぜ転職ではなく起業の道を選ばれたんですか?
学生時代の起業経験もあり、自分で会社をやりたいという思いはずっとあったんですが、何より他の会社に就職しても、大きくアウトプットを出せる自信がありませんでした。
新卒から退社まで、パフォーマンスを上げることができなかったので、このままではいけないという思いと、自分を変えるしか無いなと考えていたんです。
今後は自分が変わらざるを得ない環境に身を置きたいと考え、その中でも一番ストイックなのが起業だと思いチャレンジすることにしました。
ーー突然起業となるとリスクがあると思うんですが、不安はなかったんですか?
フィリピンに留学した時に、「ここでの生活は自分にマッチしているな」と思ったんです。ワンルームでボロボロの部屋でも楽しく毎日充実して過ごせていたので。最悪失敗してもフィリピンで質素に暮らすような生活も悪くないなと。留学の経験が、リスク=不安と捉えずに前に進むことができました。
ついに新卒で就職された会社を退職されて、起業の道を歩み始めた宮下社長。
次回はついに起業編です!
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