なにをやっているのか
■事業内容■
病院や製薬会社などを取引先として、主に治験と臨床研究を行っています。
治験では、市販する前段階で新薬や新しい医療機器を被験者様に試していただきます。臨床研究では、「現状の手術方法から改善できる点がないか」「どのように改善すれば良いか」という視点から研究・提案しています。
どちらも医療の進歩に欠かせないものであり、社会に大きく貢献できる仕事です。
なぜやるのか
日本の臨床試験は、欧米と比較して遅れていると長らく言われてきました。その代表例が、新薬開発から実際に臨床使用されるまでのタイムラグである「ドラッグラグ」です。最新の医薬品を日本では使えない状態が長く続いてきました。
しかし、近年はドラッグラグや臨床試験の遅れが解消されつつあります。私たちは新薬開発に関するノウハウを臨床試験全体に活かし、日本医療の更なる進歩に貢献します。
■身近な人を救いたい■
クリニカルサービスの代表は、元々医療とはまったく違う業界で働いていましたが、病気で後輩を亡くし、身近な人を救う仕事がしたいと考えるようになりました。
35歳で治験の支援を行う会社に転職し、良い仲間に恵まれたものの、自分の力を試したく独立。がんで亡くした恩師が生前に臨床研究に携わることを望んでいたこともあり、代表はその遺志を継いでクリニカルサービスを設立しました。当初は小規模で行う予定でしたが、良い縁に出会いながら会社として成長を続けています。
■治験は医療に欠かせない■
私たちの治験は、新薬だけでなく既存の医薬品も扱います。未だ解明されていない病気は多く、既存の医薬品にも改善の余地があるからです。
一般に、「治験」という行為に良いイメージを持っている方は多くないかもしれません。しかし、治験は医療の発展に欠かせないプロセスであり、誰かが行わなくてはなりません。私たちは治験という「医療のインフラ」とも言えるプロセスにこれからも一生懸命取り組みます。
どうやっているのか
■会社の特徴■
クリニカルサービスは正社員・アルバイト・契約社員を合わせても10人に満たない小さな会社です。そのため組織はフラットで、仕事に関するコミュニケーションをスピーディーかつ容易に行うことができます。。会社としては取引先と患者様が第一であり、「お客様」のためになることであれば何でも積極的に行動します。
■行動指針■
日本の治験は昔に比べて大きく改善されているとはいえ、実施に伴う作業量が多いという課題が残っています。私たちは、作業の多くの手順を工夫で短縮できると考えました。各社員が報告・連絡・相談を密に行い、迅速に行動することを徹底しています。
■社内環境■
私たちは患者さんを第一に考えており、多くの社員が治験という仕事に誇りを持っています。業務は概ね個人で進めることになりますが、社員間で円滑にコミュニケーションをとれているため社内で孤独感を感じることはありません。
■働き方の工夫■
オフィスは地下鉄の浜町駅から徒歩1分、人形町駅から徒歩7分とアクセスが良く、出勤に適したロケーションです(主な勤務地は病院となります)。
勤務時間を固定していないため、作業が終わり次第帰宅可能です。人によって勤務時間がバラバラになるため、親睦会などは不定期の開催となりますが、社員同士の仲は良好に保つことができています。
家庭と仕事を両立するため、出産休暇や育児休暇も柔軟に対応しており、安心して子育てができる環境を作っています。