1
/
5

物流業界の"当たり前" "仕方ない"を変えるためにスタートアップに転職してみて思うこと

はじめに

はじめまして!
貿易テックスタートアップShippio Operationチームの増田です!
2021年7月、初めて開催されたShippio Awardという全社イベントにおいてShippioの行動指針「Anchors」のひとつである「ど真ん中を攻める」部門で表彰をしていただきました。

今回は、そんな私がShippioのOperationチームと会社のカルチャーについて、ご紹介させていただきます!
この記事が、ShippioのOperationチームやカルチャーに少しでも興味を持ってくださっている方の参考になれば嬉しいです。

※全て写真撮影時のみマスクを外しています。

自己紹介

前職について
2018年新卒で、国際物流企業のDHLジャパンに入社しました。
配属先は、Operationチーム。Operationが好きみたいです。
主な仕事内容は、航空小口貨物の集配業務(クーリエ)と輸出業務でした。
実際に人が貨物を動かす、物流業界の現場で働いていました。

振り返ると、職場には常に活気があって「チームで仕事をする」ことの難しさや楽しさを学んだ2年間でした。

↑前職の最終出社日の写真。一番右が私です。


転職のきっかけ

2年間働いた後、社会人3年目になるタイミングで転職を決断しました。
私の転職をする際のテーマ(軸)は、「圧倒的な成長」でした。
物流業界の現状や自分のキャリアに対しての危機感を感じ、今のままでいいのか?と考え抜いた結果、私の中での答えはスタートアップ企業への転職一択でした。
そのとき抱いていた「物流業界の現状や自分のキャリアに対しての危機感」とは、具体的には次の通りでした。

①非効率で属人的な業務
→特に現場は貿易書類は紙ベース、書類に手書き、データの転記など非効率な業務が多く存在していました。
属人化した業務や、その人しか知らない情報も多くありました。
物流クライシスも話題になっていたときでもあり、現場のデジタル化は喫緊の課題と感じていました。

②物流業界あるあるの職場環境、働き方
→物流業界の現場で働いたことで、今後の物流業界への危機感を感じるようになりました。
残業することが当たり前だったり、現場は休みが取りづらかったりと、既存の物流企業であればよくあることですが、これを「当たり前だから」と諦めている、その現状を変えないといけないと思うようになりました。

③このままでいいのだろうか、という自身のキャリアに対しての不安
→物流業界でお勤めの方や、若手の社会人なら1度は考える(考えた)ことではないでしょうか。
おそらく前職に残っていても充実していたと思いますが、圧倒的に成長できる環境を求めて、転職の決断をしました。
転職に不安はありましたが、挑戦して良かったと本気で思っています。

〜ちょっとだけ、小ネタを…〜
Shippioの存在は、前職の上司に教えてもらいました。
物流の中でも荷主と物流会社の間にいるフォワーダーなら、業界全体を良い方向に導けるのではないかと思いました。
現場から変えていくのは難しいと前職で感じていたので、貿易全体を良くしていくことを目指しているShippioに惹かれました。

教えてもらった後にネットでShippioを調べたのですが、当時のShippioはOperationメンバーの募集をしていませんでした。
「Shippio募集してないじゃん!」と一度は諦めて、別の会社から内定をもらっていました。
しかし諦めきれずに見ていたShippioブログの記事の最後に、「仲間を募集してます」と1文が書いてあるのを見つけ、「これは、一か八かで履歴書を送るしかない!」と決意をして、会社に履歴書を送りつけました。笑

手書きの履歴書を送ったのは、私が最初で最後だと思います。
そんな私を仲間に入れてくれたShippioには感謝しきれません。
ありがとうございます!

ShippioのOperationチームとは

Shippioは日本初のデジタルフォワーダーです。
フォワーディングと呼ばれる貨物の輸出入手配に加え、企業の貿易業務プロセス刷新のためのクラウドサービスを提供しています。
Operationチームの主な役割は、フォワーディングサービスを提供してお客様の貨物を運ぶことです。
ここで、Shippioと既存フォワーダー企業との違いを紹介させていただきます。

1.自社のクラウドサービスを使って、顧客にフォワーディングサービスを提供していること

顧客が使用するクラウドサービスとは別に、社内専用のクラウドサービスを使用してフォワーディングサービスを提供しています。

弊社のOperationメンバー全員が同じプラットフォームを使用する為、業務の見える化が実現されています。

もちろん紙の書類は使用しないです。
おかげで、弊社のOperationメンバーはリモートワークも柔軟に対応しています。


2.お客様やオペレーターからのフィードバックを元にプロダクトチームが機能を開発、実装してくれる環境があること

物流業界の企業にエンジニアなどの開発チームがいる環境はとても新鮮でした。
毎週行われるプロダクトチームによる新機能のデモは、毎回ワクワクします!


3.徹底的に業務の見える化を進めて、業務の標準化を目指す

フォワーディングは多くのステークホルダーが存在する為、複雑な業務です。

その業務を見える化して標準化を実現するために、業務の洗い出しと見直しをしています。
マニュアルを1から作成し、内容や業務フローはどんどんアップデートをしていきます。

時には業務にかかる時間を測り、振り返りを行います。
標準化の為に、より良いやり方を追求していくことは重要だと考えています。

まだまだこれからのチームですが、一丸となって前に進んでます!

↑OperationチームのJob/ Task Set Dashboard (一部加工済み)


4.貿易業界のあるべき姿を追い求めている

これまでの業界慣習や働き方を見つめ直して、あるべき姿を目指しています。
「今まではこのようにやっていた」、「このようにやるのが当然」、といった考え方を見つめ直して、あるべき姿をチームで追い求めています。

例えば、物流業界は「残業は当たり前」という風習が強い企業も多いイメージでしたが、ShippioのOperationチームでは各メンバーの1日の業務時間を予測できる仕組みがあるので、偏りがないようにメンバー間で調整をします。

調整するだけではなく、業務の効率化を進めています。
物流業界には古き慣習が多く残っており、非効率な業務が多々あります。
なぜ、こんなに非効率なことをしているんだ?と不思議に思うほどです。
そこを打開するのは我々だと思っています。

少しでも今の業務を効率的にしたいと思っても結局諦めてしまっていた課題を、ShippioのOperationチームは本気で解決しようとしています。

↑Operationチーム 朝のチェックインミーティング時の集合写真

私の仕事内容

主に、Operationチームのフォワーディング業務のリードと実務を行っています。
具体的には、メンバーの日々の業務量に偏りがないように管理と調整をしています。
各メンバーの予測業務時間が分かる仕組みがありますので、適切な配分を心がけています。
他には、業務の効率化と標準化に向けた活動のリードを行っています。
メンバーを巻き込んでWBS(Work Breakdown Structure)を作成して、プロジェクトを進めることに注力しています。
上手くいかないことも多くあるので、先輩方からフィードバックをいただきながら、日々成長できています。
新しい仕組みを1から作るのは大変ですが、形になったときの達成感は半端ないです!

他には、チームを前進させる役割が自分にはあるかなと思っています。
Shippioに入ってから、「とりあえず、やりましょう!小さくでもやってみましょ!」とやってみるマインドを持つことができました。
そのように思えるのは、背中を押してくれて一緒に本気で取り組んでくれる仲間がいるからだと思います。
Operationチームには、現状に満足している人は誰一人おらず、向上心に溢れているメンバーが集まっています。
何か疑問に思っていることやアイデアに対して一緒に答えを探してくれる、そんな心強いチームです。

Shippioのカルチャー

Shippioには、Anchors(アンカーズ)と呼ばれる独自の行動規範があります。
これを詳しく説明すると噓くさい内容になりそうなので、私が感じるShippioの良さを紹介します。
Shippioには、「正しいことを言い合える」環境があります。
これって当たり前のことかもしれないですが、案外続けることが難しかったりするものです。
忖度したり、気を遣ったりと、実際に相手に直接言うとなるとめんどくさいですよね。
環境によっては、関係性が悪くなってしまったり…
Shippioでは、それが一切なくオープンな環境なので、全員が正しいことを目指していると感じられる環境だと感じています。


Award受賞を受けて

2021年7月、はじめて開催されたShippioの全社イベントであるShippio Award 2021で「ど真ん中を攻める」という部門で表彰していただきました。
過去1年間を振り返ると、大変だったけど今までで最も濃く成長できた時間でした。
フォワーディング業界は未経験で入社して、まずは業務のキャッチアップに苦労。
新しいITサービス(Slack、Zoomの使い方わからない…)にまた苦労、といった年でした。
なぜ自分がこの賞に選んでもらえたのか、受賞理由を個人的に分析してみました。
まず、Shippioに自分がいる意味を常に考えていました。
私を採用してくれた会社は、何を求めているんだろうと。

そうだ!業界慣習にとらわれずに、Operationチームのあるべき姿を求めているはずだ!と考えて体現してきたつもりです。
そして、苦労しながらも頑張れたのはShippioで実現したいことがあるからです。
実際に物流の現場で働いた前職での経験から、現場の大変な労働環境をどうにかしたい気持ちを強く持っています。
その現状を変えるのがShippioだと確信しています。
”自分はなぜここにいるのか”、入社当時の気持ちを忘れずに持ち続けることは大切かもしれません。


これからどんなキャリアを描いているのか

Shippioは、まだ6年目の会社です。
毎日やることが沢山あって将来の姿は想像できません。笑
でも、ここでなら圧倒的な成長は得られるはずなので、結果を残すことだけに全集中しています。
と言いつつも、チームマネジメントはこれから学んでいきたいことの1つであります。
ShippioのOperationチームが貿易業界はもちろんのこと、他の業界からも注目される魅力的なチームになることを夢見ています。夢の実現のためにもまずは一歩一歩、地道に取り組んでいきたいです!

最後に

ShippioはOperationメンバーをはじめ、各ポジションで絶賛採用を強化中です!
少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひカジュアル面談などでお気軽にお話しましょう!

お待ちしております!

株式会社Shippioでは一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング