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「新しいアイデア」+「信頼されるチーム力」 -長く付き合い続けられるイベント会社を目指して【笑顔がふえれば、明日が変わる /スマイルタンク】

「笑顔がふえれば、明日が変わる」を企業理念に、キャンペーン・イベントの企画・運営、自社製品の企画・制作などをおこなう、スマイルタンク株式会社。2007年の設立以来、企画・運営に携わったイベントはのべ15,000件以上にのぼります。

今回は、そんなスマイルタンクのイベントを、現場で取り仕切ってきた取締役COO 榎本正治にインタビューを行いました。

※以下インタビュー内では、いつものように「榎本さん」と呼ばせていただきます。

1万5千人動員の大規模イベントを若くして担当。「安全なイベント運営」を追求する日々

イベント事業部の中でも、大手子ども服メーカーのイベントをメインで担当するチームに配属されました。当時の仕事内容を振り返り、榎本さんは次のように語ります。

「歴史ある子ども服メーカーのイベントは全国各地で行われ、多い日には2日間で1万5千人を動員するほどでした。

元々自分は人に頼られることが好きで、より大きな仕事をすることに喜びを感じるタイプ。言い方を変えれば目立ちたがり屋でしたから、全体を見ながら大人数を動かす仕事はとても楽しかったです。
『自分にやらせてくれ』と、どんどん仕事を任せてもらい、経験を積んでいきました。

あと、今だから言えますが、若い頃は『でかい仕事をして、モテたい』という気持ちもありました(笑)そういう気持ちも、仕事を頑張る上でモチベーションになっていましたね」

子ども連れのファミリーがメインの顧客となるため、チームのミッションは「いかに安全に、楽しんでもらえるイベントを作るか」ということだったそうです。

目立ちたがり屋と言いつつも、当時の具体的な仕事内容は、会場のあるエリアの消防署・役所などへの申請業務、当日運営を手伝ってもらうスタッフの募集、イベントブースごとのチーム分けなど、細やかな作業ばかり。

また、どれだけ準備を重ねても、お客さまは小さなお子さまを含むため、予想外のトラブルが多く起こっていたと言います。

「地味な作業も多いし、難しい仕事ではありましたが、子どもたちや親御さんが喜んでくれる姿を見るとやりがいを感じました。

年に数回のイベントを楽しみにしているお客さまに会えたり、自分を覚えてくれるお客さまがいることもあり、そんな時はすごく嬉しかったです」

大規模イベントで培ったイベントの安全管理・運営ノウハウは、今も榎本さんの礎になっていると言います。

東日本大震災で揺らぐイベント業界。イベント業界で生き残るために東京へ

榎本さんが大規模イベントも主戦力としてこなせるようになってきた頃、社会全体に大きな変化をもたらす出来事が起こります。

2011年3月11日の、東日本大震災です。

いつ余震が起こるかわからない状況、原発停止による電力不足などから、人が集まるイベントの実施を見送る企業が増え、イベント業界全体が厳しい時代へと突入しました。

そんな折、現スマイルタンク代表取締役の上村さんからスカウトがあったと言います。

「上村さんは前職のイベント会社時代からずっとお世話になっていて、独立してからもずっと『いつかは一緒に仕事がしたい』と互いに話していた方でした。

また、自分はそれまで大手子ども服メーカーとの仕事を通して『いかに安全にイベントを運営するか』という運営力を磨いてきましたが、上村さんが持っているようなアイデア力は乏かった。

東日本大震災でイベント業界全体が揺らぐ中、これから生き残っていくためには上村さんのアイデアと、自分の運営力両方がないと、イベント会社として生き残っていけないと思い、ジョインすることを決意しました」

その後、榎本さんは上村さんが立ち上げた会社へ移るべく、大阪から東京へ移り住み、共に新たな道を歩み始めました。

培ったイベント運営力で、「相手のやりたいことを叶える」提案営業へ

現在、スマイルタンクでは取締役COOとして組織運営を牽引する榎本さん。
プレイングマネージャーとして営業をまとめつつ、給与・経理や助成金申請を担当するなど、その業務範囲は多岐にわたります。

営業としては、前職の経験を活かして、大手玩具店、玩具メーカー、子ども向けの番組を持つ衛星通信事業者などを主に担当。

スマイルタンクの規模で、広告代理店などを介さず大手企業と直接やりとりをできている会社はそれほど多くはありません。
どのように、大手企業を開拓しているのでしょうか。

「自分の強みは、小さな案件から懐に入り、『相手のやりたいことを聞き出し、叶える』企画営業です。

大手企業に対してはまず足繁く通って提案し、小さな抽選会などきっかけとなるような仕事から入り、当日の安全でスムーズな運営を見てもらい、信頼を築きます。

そうして小さな実績を積み上げていく過程で、必ず相手から『実はこんなイベントもやってみたいと思っていた』『もっとこんな顧客を獲得したいけど、どうしたらいいかわからない』と言った本音が聞けるようになってくる。

それを逃さず、『自分達ならそれを実現できますよ』という具体的な企画を持って提案する、という流れで関係性を築いてきました」

榎本さんはこうした地道な営業と提案の積み重ねで、誰もが知る大手玩具店で全国全店舗のクリスマスイベントを任されるなど、大きな成果をあげています。

また、信頼を得るためには当日の運営をトラブルなくこなすことが必要不可欠。当日1日だけ手伝ってくれるスタッフのためにも、イベント全体の目的やテーマから細かな作業手順まで記載したマニュアルを作成するという緻密な作業もおこなっています。

「イベント運営にはいろいろなやり方があります。誰が聞いても『おもしろい!』と思えるアイデアで勝負できたらそれもいいですが、自分は『榎本さんなら失敗しないだろう』と思われるような運営で関係を築くのが得意。

そういう運営を目指すためには準備が本当に大変ですが、その分、イベントが形になった時の喜びはひとしおですよ」

これからのスマイルタンクは、「みんなで遠くへ」。個々が強い会社→チームで強い会社を目指す

これまで上村さんのアイデア力と、榎本さんの運営力の2つの柱で事業を拡大してきたスマイルタンク。
これからはどんなチームへと進化させていきたいのか、組織運営のトップである榎本さんの意見を聞きました。

「これからは、もっとチームとして強い会社を目指していきたいです。

今はスマイルタンクの第二創業期と捉えています。
これまでは個々の力が強く、クライアントからも『○○さんだから任せる』というお声をいただいていました。

これも非常にありがたいことではありますが、今後は『スマイルタンクだから任せる』と言ってもらえるフェーズに進みたいです」

また、スマイルタンクはイベントのアイデア・運営といったこれまでの強みに加え、自社オリジナルの商品開発にも注力。1〜2年に1つのペースで、新たな事業を立ち上げています。

今後も、新規事業開発には力を入れていくのか、榎本さんの考えを聞きました。

「新規事業は、これからもどんどん企画・開発して、チームとして売るという実績を積み上げたいと思っています。

そのためにまずは、社歴・ポジションに関わらず、1つのプロジェクトに対してみんなが『もっとこうしたらおもしろいのではないか』『こんな展開もあるよね』とより一層気軽に言い合える会社にしていきたいです」

最後に、スマイルタンクへ興味を持ってくださっている方に向け、メッセージをもらいました。

「スマイルタンクは『働いてお金をつくる』、そんなマインドの方が楽しめる環境です。

新しい事業をどんどん立ち上げていますが、ヒットしたものがあれば、利益に応じて社員に還元するような仕組みも作っていく予定です。
『自分のアイデアで稼ぎたい』という方に、夢がある会社にしたいなと。

また、小さな会社ではありますが、時代に合った働き方を模索しています。
『会社に来て決められた時間を指示通りに働いて、お給料をもらう』という価値観より、『好きな時・好きな場所で、それぞれがやるべきことをやり、一緒に仕事をつくり上げていく』という会社にしたいのです。

『早く行くなら1人で、遠くへ行くならみんなで』という言葉がありますが、スマイルタンクはまさに『みんなで遠くへ』のフェーズへ入ってきたところ。
まだまだやらなくてはいけないことはたくさんあるし、伸びしろもあります。

小さな会社ですので、与えられたものをこなすより、一緒に組織や事業を育てるところから力を貸してくれる人を求めています。

一緒にたくさんの人を笑顔にして、たくさんの『ありがとう』をもらいましょう。そして、でかい仕事をして、たくさんモテましょう!」

(大阪出身の代表取締役・上村さん(写真右)と榎本さん。いつもオフィスに笑いを提供してくれています)

インタビューの随所で「モテたくて、仕事を頑張った」という言葉が出てきた榎本さんですが、そんな気持ちから頑張っているとは思えないほど、普段の仕事ぶりは丁寧で迅速。

一見華やかなイベント業界ですが、その裏側では入念かつ地道な準備が必要不可欠なのです。

「クリエイティブな業界に興味はあるけど、自分にはセンスがない」「1を10にするのは得意だけど、0→1は苦手」と思っている方でも大丈夫。

「先回りして準備をするのが得意」
「チームの参謀や、No.2としてサポートすることが多かった」
という方にも充分に輝けるチャンスがあります。

少しでもご興味をお持ちいただけたなら、一度私たちとオンラインでお話ししましょう!

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