こんにちは。
株式会社羅針盤、代表取締役の佐々木文人です。
昨日、訪日外国人旅行者に関する統計が発表され、2025年は4,200万人超の外国人が日本を訪れ、その消費額は9.5兆円とのことでした。2015年が2,000万人、3.5兆円だったので、10年間で人数は2倍、消費額は2.7倍成長したことになります。
インバウンドが注目を集める中、オーバーツーリズムといった問題がニュースを賑わせることもあります。騒がれようと自分たちは観光の持つ力を信じてゲスト・地域・事業と向き合っています。今回は、株式会社羅針盤として目指す世界観・求める人材を取締役河野有との対談でお届けします。
「観光地」で仕事をするのではなく、自分たちが関わる地域を目的地に出来る力が必要になる
――2人とも世界一周の経験があるが、なぜ観光で起業しようと思ったのか?
佐々木:8年くらい社会人生活をしたのち、1年間旅行をしていました。海外で多くの出逢い・発見もある中で、観光・日本の魅力を改めて感じるとともに、そのポテンシャルを活かしきれていない勿体なさも感じて、帰国後前身の会社を立ち上げました。
河野:世界を旅する中で『観光は人である』と感じました。人を中心とした観光により、今までの物見遊山的な一過性の観光から、ゲスト・地域・社会の三方よしである、サステナブルな観光を自分たちの手で実現することができると感じました。
佐々木:単純に、旅も好きだし、旅行者が喜んでくれると嬉しいし、地域・日本の為にもなるしって言うことで、「これは没頭できそうだ!」と感じたというのもあります。
――羅針盤は「旅の目的地を創出し、日本の観光をリードする」をビジョンに掲げているが、どんな想いを持っているか?
河野:ビジネスをするならお客様の多いところで商売をする、というのは鉄則です。結果、自分たちも含め、東京や京都、大阪で多くの人は事業を行っています。でも、それだと「日本の魅力で、世界を豊かに」というミッションをほんとに実現できるのか、というとそうではないと感じています。
佐々木:「世界を豊かに」というのは、ゲストに日本をもっと楽しんでもらいたい、というのはもちろん、日本の地域をもっと元気にしていきたいという想いがあります。人口が減っていく中で、地域消費を拡大させ経済も元気にしていきたいですし、日本に居ながらに国際交流の機会を創り、住んでいる人の精神的な豊かさにも関わっていきたいです。その為には、「観光地で仕事をする」のではなく、「自分が関わる地域を目的地にする」ことが必要だと考えています。
河野:観光・インバウンドは市場も大きく、今後も引き続き成長が見込まれます。一方で、まだ生産性も高くなく、改善の余地も大きい。そこを自分たちがリードしていくことができればと考えています。
目の前の人に感動・満足してもらうこと。それを続けた先に「目的地を創る力」が培われる
――「旅の目的地」を創出する上で、羅針盤の現状をどのように考えているか?
河野:正直にいうと、現時点では、ゼロから目的地をつくることは、なかなか難易度が高いと感じています。まずは既存の訪問地で満足度を高めることが重要で、そうした活動を通じて、集客力やコンテンツ力を身に付けていくことが必要だと感じています。
佐々木:ゲストが既に来ている「観光地」においては、ゲストに楽しんでもらえるサービスを提供できていますが、その為にわざわざゲストに足を運んでもらえるものを創れているかというとまだまだです。でも、羅針盤になって3年経つ中で、それぞれの事業もメンバーも成長してきたし、日本全国で多くの機会を頂ける縁が積み重なってきたことは実感しています。
河野:まだ、観光をリードして「日本の観光を変えた」と言える段階ではないし、目標の10分の1程度のステップ1にいるという認識でしょうか。
佐々木:今は、宿泊と体験の提供に留まっていますが、交通・飲食・物販等にも展開し、いずれはプロデュース力・送客力をより高めていきたいと考えています。昨年、TRAPOLがグループにジョインしてくれましたが、栃木で運営してる元気炉というアートインスタレーションや沖縄の無人島脱出ゲームは一つの事例だと考えています。
――どう「目的地を創出する」を実現しようと思っているか?
河野:繰り返しになりますが、まずは目の前の人に満足・感動してもらうことが大事だと思っています。ゲストはもちろんのこと、地域にも喜ばれる存在でいたいですね。
佐々木:大きくは集客と受入れの2点だと思っているので、ビジョン達成に向けてDMCの立上げと地域プロデュース事業を強化したいと思っています。
河野:DMCでは、まだそこまでプロモーションをしていないのに、ウェブサイト経由で多くの問い合わせを頂いて、大きな可能性を感じています。多くは、ゴールデンルートに足を運びたいという人が多いものの、ゴールデンルートの提案に留まらず、自社のコンテンツや全国で育成したガイドと連携した提案を織り交ぜていくことで、強みを作っていきたいと考えています。
佐々木:そこまでプロモーションしてない中でたくさんの問い合わせを貰っている事には、日本に対する海外からの注目度を感じているので、それをしっかり未来に繋げていきたいと思っているところです。地域プロデュース事業では、羅針盤のノウハウの共有により、地域の観光を盛り上げていきたいと考えています。
価値観を体現できる方と一緒に「旅の目的地」を創りたい
――どんな人と一緒に働きたいか?
河野:DMCは当面の目標として、組織づくりとクライアントとの関係構築を進めていきたいと考えています。2人目のメンバーとして、組織を一緒に創っていきたいです。日本のことも理解していて、欧米のクライアントとも対等に話せる旅行会社経験者の方がまさに適任だと思っています。新しく組織とビジネスをつくる面白いフェーズです!
佐々木:僕たちのバリューは「スピード最優先」「挑戦を楽しむ」「尊重と信頼」を掲げていますが、まさにそれを体現できる人と一緒に働きたいです。DMCももちろんですし、地域プロデュースにおいても机上の空論ではなく、現場に入って一緒に手足を動かせる人、多様な関係者とのコミュニケーションが円滑に行える人は、馴染みやすいと思っています。
河野:プラスで行くと、旅・旅行に熱意のある人が望ましいですね。
佐々木:一緒にビジョンの実現に向かって歩んで行ける方とご一緒したいですね!!
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観光は大きな可能性を持っています。日本を一緒に盛り上げていきましょう。
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