1
/
5

【代表インタビュー】「日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ」起業に至るまでの想い

こんにちは!株式会社羅針盤 採用担当 酒川です!

今回は、羅針盤 代表の佐々木に、今までの経歴から羅針盤設立に至るまでの歴史と想いを語っていただきました!

さっそく、ご経歴をお聞かせください

3歳の頃に愛媛県松山市から横浜市青葉区に引っ越してきて、大学まで横浜に住んでいました。中学受験して、中学高校完全一貫の駒場東邦に進みました。現在、羅針盤で取締役をしている河野とは中学で出会って、大学まで同じです。

卒業後はインバウンドとは関係のない損保会社に就職しましたが、本当は商社に行きたかったんです。モテるし、英語を使えるし、給料もいいし、経営スキルを早く身に付けられると思って。でも、主な商社は全部落とされて、心が折れました(笑)。

最終的に、商社に行きたいと言っても受け入れてくれた損保ジャパンに入社することになりました。入社当初は自動車保険の開発部署配属され、その後営業部署に転属しました。

組合活動や部活動、同期後輩先輩との飲み会や社外異業種交流会企画など、仕事外も全力で楽しんでましたね。

転職を考えられたのはなぜですか??

仕事面でも楽しんではいたのですが、もっと働きたいのに働かせてもらえない、というフラストレーションを抱えていました。21時にはオフィスの電気が消えるため、”あと2時間あればもっといい形でクライアントに提案できるのに。もっと働けるのに。”と不完全燃焼感がありました。

独立を目指すにあたり、保険分野での仕事は遠回りに思えましたし、10年後の自分のイメージがもてなかったので、転職を考えはじめました。

いつ頃から独立を考えていたのでしょうか?

大学生時代から考えていたと思います。高校時代から部活動や文化祭に熱中しチームで何かを成し遂げたり一生懸命になる楽しさを体験していました。なので「いつか仲間たちと一緒に起業したい」という思いをもっていました。

自分で裁量をもって、楽しくできることをやりたい。そう思って一時期は農業も選択肢にいれていました。「何か」がまだ白紙の状態だったのもあって、大企業に入り、その後、外資系コンサルティング会社に転職することに。そこで身につく「考える力」は普遍的だし、独立に役立つだろうと思ったからです。

BCGを選ばれた理由は何ですか?

なんとなくこの会社となら、はまる気がしたからですね。BCGは「多様性からの連帯」を掲げていて、色んな人が集まったら楽しいよね、という感じの会社で、右向け右的な社風ではなく楽しそうだなと。

BCGでは、極論、働きたいだけ働かせてくれました。働きたいのに働かせてもらえないというフラストレーションがなくなり、思い切り仕事ができる環境がうれしかったです。

量質転化で、たくさんやるからこそ見えてきたこともありました。


(BCG時代。前列右から3番目)

やりがいを感じている中でBCGを退職し、観光業に身を置き羅針盤を設立されたのは何がきっかけだったのでしょうか??

結婚のタイミングで「人生で一度は、仕事を離れて旅に出るのも良い経験になるかもしれない」と考えBCGを退職し、1年間の世界旅行に出ました。この旅行をきっかけに、観光領域での起業を決意し、2014年に羅針盤の前身となるノットワールドを立ち上げました。その後、もろもろのご縁があり2023年に3つの会社が合併し、いまの羅針盤となりました。

奥様との世界旅行を通して、やりたいことは観光領域にあると考えられたわけですね。ぜひ、設立までのストーリーを詳しく教えていただけますか??

妻との新婚旅行でもありましたが、実は共同創立者の河野も私たちと同じタイミングで、当時勤めていた会社を辞めて海外を周る計画をしていたことを知り、いくつかの国で合流して過ごすうちに、私も河野も観光業の可能性に気づきました。旅先ではさまざまな人に出会いますが、誰と出会うかによってその土地の印象が変わるのが面白いと思いました。

1年の世界旅行で出会った人の中には、日本に来たいと言ってくれる人も多かったのですが、自分たちが観光業に関わることでもっと日本を楽しんでもらうことができるんじゃないかと思うようになりました。



帰国後すぐにツアーでの起業を考えていたんですか?

最初は、ゲストハウスを運営して、宿泊者にツアーを販売していくことを考えていました。というのも、世界一周中は都度現地でツアーを見つけて参加していましたが、日本には訪日旅行者向けの現地発着ツアーがとても少ない。

そこでまずはゲストハウスをはじめようと、品川にあるゲストハウスでバイトをしながら、自分たちの物件を探しました。でもなかなか良いと思う物件がみつけられず・・・。

理想的な物件を手にいれるにはお金も時間もかかりすぎると判断して、2015年1月からツアー事業を先にスタートさせました。最初は留学生やMeetup(インターネット上でイベント参加者を募るウェブサービス)で集めた外国人を無料で案内していました。

僕も河野も観光業界やガイドの経験もありませんでしたが、お互いにガイディングのフィードバックをしながら、ツアーのノウハウを溜めていきました。未だに英語は得意ではありませんが、当時は今の2割くらいの英語力で、それでもゲストに楽しんでもらいたい一心で、必死にやっていたのを覚えています。



インバウンドの課題は何だと思いますか?

インバウンドは可能性の大きい領域だと考えています。ただ、日本経済には必要不可欠な要素ですが、観光業界はまだまだ収益性が低いという課題もあります。効率化していく仕組みは必要ですが、観光業界全体で向き合うべき課題はどう働き手の待遇を改善していくか、ということにあると感じています。

観光産業の未来のためには、そこで生まれた利益を働き手に還元し、より魅力的な人材が集まり、さらに発展していく場を創っていく必要があると考えています。

そうすれば、益々日本の観光は活性化していくと感じています。

ありがとうございます!最後に、メッセージをお願いします

私たちのミッションビジョンは【日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ】こと。海外から来た人に、どれだけ日本から楽しい思い出を持ち帰ってもらえるか。旅行に対しての情熱や愛を持って、一生懸命取り組む人と一緒に働いていきたいです。

好奇心旺盛な人ならきっと楽しんでもらえると思います。事業部によって求められるスキルが違うので、どんな人にも活躍の場所があります。

一緒に新しい景色を見に行きましょう!









株式会社羅針盤では一緒に働く仲間を募集しています
24 いいね!
24 いいね!
今週のランキング
株式会社羅針盤からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?