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【社員インタビュー】サービスデザイン部 / 水橋 大地さん

大学卒業後、外食企業に新卒で入社し約3年勤務された後、Webマーケティングの世界に転身。
その後、2019年10月にクックビズ広告宣伝部 広告運用課(現:サービスデザイン部)へ入社。
現在はデジタルマーケティンググループ マネージャーとして、ディスプレイ広告やアフィリエイト広告※1 の再開など、積極的に新しいチャレンジをしながら、来期以降のデジタルマーケティング戦略にも繋がる、数々のファインディングス※2 獲得に貢献されている水橋さんへ代表 藪ノと採用担当 宇野でお話をお伺いしました!

※1 Web広告の一種で「成果報酬型」の広告収入を得る仕組みのこと。ブログやWebサイトなどに広告主の商品広告を掲載し、その広告がクリックされたり実際に商品が購入されることで、成果報酬を得ることができる。
※2 調査情報や分析データなどから得られる、一次的な発見や気付きや所感、意見、解釈のこと。

2023年(16期)上期MVPの受賞、分析した受賞理由とは

藪ノ:16期上期MVPのおめでとうございます!昨年から頭を悩ませていた人材紹介サービスの集客ですが、広告費を抑えつつ今回集客数達成率は130%と大幅に目標を達成し、立て直してくれたということで文句なしのMVP受賞でした。今回集客が上手くいった要因についてどう感じられていますか? 

水橋:ありがとうございます。15期下期から16期に投資するつもりで色々と準備を進めていたことが、想定以上に上手く効果が出たことや、代理店で行ってきた集客をインハウス※3 に戻した際に時に大きな伸びしろがあった、というこの2点が数字が伸びた要因になってと考えています。
※3 インハウスマーケティングの略称。マーケティング業務を外部委託(代理店)せずに社内で行うこと。

藪ノ:以前は水橋さんへマーケティング代理店を紹介しても「今はいらないです...」と断わられることもありましたが、最近では「一度聞いてみます」と積極的に情報をキャッチアップされていると感じています。6月からデジタルマーケティンググループのマネージャーになられて、立ち振る舞いも成長されたように感じますが、ご自身で変わったと感じることはありますか?

水橋:そうですね、変わったところはあると思います。確かに昔は尖っていました...笑
マネージャーになってからは、私以外のメンバーがそのマーケティングツールや手法を利用したときに、集客を “伸ばせる” か “伸ばせないか” という視点で見るようになりました。例えば、リスティング広告※4 に改善点がある場合、気付けたのは私だからであって、私以外のメンバーが見たら気付かない点だったかもしれません。
ですが経験の浅いメンバーでもツールを利用することで、同じレベルの広告運用改善ができるのなら、そのツール導入を検討することが私の仕事だと思っています。
そのためには、実際にツールを導入するかどうかは置いておいても、情報収集は大切だと考えるようになり、積極的に話を聞くようになりました。以前は私自身がプレイヤーとして集客を行っていたので「自分が運用改善できればそれで良い」と思っていましたが、今は「自分以外のメンバーが活躍できる環境が整うのであればツール導入も価値がある」という考え方に変わりつつあります。
※4 検索エンジンの検索結果画面に掲載されるテキスト広告のこと。商品やサービスに一定の興味や関心を持っている顕在層へ効果的にアプローチできるため、他のWeb広告と比較して費用対効果を高めやすい傾向がある。

藪ノ:1人で取り組んでいた集客が、今はメンバーが増えチームとなったことでマネジメントの観点からも集客について考えるようになったんですね。それはとても良い視点の広がりだと思います。
マネージャーになってからの心境や周りの反応はいかがですか?

水橋:周りのみなさんから「おめでとう」と言われることはとても嬉しいですし、応援してくれているんだと実感しています。以前から上長のシニアマネージャーには「マネージャーになることを見据えて視座は高く持て」と言われていたので、リーダー時代からマネージャーのつもりで仕事に取り組んでいました。ですが、いざその立場になってみると、さらに視座は高まりマネージャーという肩書や責任を持つことの重要性を身をもって感じています。

藪ノ: “職位が人をつくる” という言葉もありますが、確かにリーダー時代から考えると行動や考え方が明らかに変わりましたね。私も水橋さんには、ぜひマーケティング組織を引っ張っていってほしい、と思っていたので、成長や変化を定点観測できるのを嬉しく感じています。
来期以降は集客チャネルの多様化にも期待しています!

新VISION、MISSION、VALUEについて

藪ノ:新しいVISION、MISSION、VALUEについて、水橋さんは何か感じていることはありますか?

水橋:「食に関わる、あらゆる制約を解き放つ。」というMISIONが気に入っています。 学生時代マクドナルドでアルバイトをしており、大学卒業後は外食企業に就職をしました。合計すると約8年ほど飲食の現場で働いていたこともあり、実は業界に対する思い入れも強いんです。飲食業界は世間から低く評価されがちですが、マネジメント能力であったり料理人の技術はもっと高く評価されるべきだと思っています。なので正直に言うと、昔の「食を人気の職にする」というMISSIONは分かりやすくて、使命感を感じられるものであり愛着をもっていましたが、確かに制約は多いとも感じていたので、そこには深く共感しています。

藪ノ:実際に飲食の現場で働いていたこともあり、実際に負の部分や制約を感じてこられたんですね。私はこの事業を始めて17年目ですが、昔の飲食業界での転職となるとハローワークに行くか、アルバイト情報誌を見て「正社員を募集していますか?」と尋ねるくらいしかなく、圧倒的に情報が少なかったんです。ミスマッチが起こっても当然のような状態でしたが、現在のような転職市場を作ることができたというのは、1種の “制約を解き放った” といえる事実だと、私自身誇りに思っています。それでいうと、”ミスマッチ” という制約から飲食従事者を解き放つためのすべては集客から始まっていると思うので、水橋さんもWebマーケティングという仕事にぜひ誇りをもって取り組んでいただきたいです。

クックビズ入社のきっかけ・経緯について

宇野:クックビズへ入社される前はどんなお仕事をされていたんですか?

水橋:大学卒業後は外食企業に新卒で入社し、飲食店の現場で勤務していました。その後、キャリアチェンジでWebメディアの企画・運営をしている企業に転職をし約3年Webマーケティングを経験した後、クックビズへ入社し今年で4年目になります。 

宇野:入社のきっかけや決め手について教えてください。

水橋:前職ではアフィリエイト広告を扱うことが多かったので、キャリアの幅を広げるためには他の広告モデルや商材を経験したいと考え、転職を考えました。人材サービスは商材的にも自分の趣味趣向と合っていたので、入社するにあたって迷いはありませんでした。

入社して感じたこと

宇野:実際に入社してみていかがでしたか?

水橋:転職で実現したかったことが叶う環境でしたし、特に大きなギャップなどはありませんでした。
ただ、予想外にクックビズへ入社して良かったと感じたことがあって、それは “陰口を言われる” という経験ができたことです。転職しておきながらですが、前職は同僚にすごく恵まれた環境だったんです。
スキルや経験よりも、パーソナリティや企業理念への共感を重視した採用をしていたので、社内で誰かの陰口を聞いたこともなく、合わないと感じるような同僚は一人もいませんでした。だからこそ、「こんなに恵まれた環境でマネージャーになってもマネジメント力は身につかないのではないか」「この環境から離れられなくなるんじゃないか」という不安も感じていました。なのでクックビズへ転職して、陰口をいわれていると知った時「あ、この転職は成功だったな」と思いました。

宇野:尖っておられたんですね...笑
社風やメンバーの方々についてはどうでしたか?

水橋:コロナ禍以前は営業至上主義な風土もあったので、マーケティングや開発組織の立場が弱いなと感じていましたが、当時の上長は私の意見を尊重しながら「水橋がやろうとしていることを実現させるのが俺の仕事だ」といってくださる方でした。自分が納得する方法でやりたいように集客に取り組めたことが、結果にも繋がったと感じているので、信じて任せてくださったことにとても感謝しています。

宇野:2021年頃から会社の体制が大きく変わりましたが、違和感はなかったですか?

水橋:確かに会社の体制や上長が変わり環境は変化しましたが、私自身の仕事や組織の方針は大きくは変わっていません。今の上長であるシニアマネージャーも裁量を与えて仕事を任せてくださるのと、かなり先のゴールを示してくれる存在でもあり、更に仕事を進めやすくなりました。
私としては、会社も組織もより良くなっていくための必要な変化だったと感じています。

仕事をするうえで一番大切にしていること、モットー

水橋:”再現性を持つ” ということ、また ”ことに向かう” という考え方を大切にしています。世の中に必要とされる存在であるために「運が良ければ結果が出せる人材」ではなく「結果を出す方法を知っている人材」でありたいと思っています。先月の数字がなぜ良かったのか?が分かっていれば、これからも安定して結果が出せるはずで再現性を持つことはとても重要だと考えています。

宇野:そう考えるようになったのは、何かきっかけがあったんですか?

水橋:また前職の話になりますが、運が良く出た成果はボーナスに、再現性のある成果は基本給に反映する、という評価制度であったことが影響していると思います。もちろん宝くじが当たったような成果も評価はされますが、基本給が上がる方が未来永劫の安定がありますよね。なので再現性を意識して仕事をしていた、そんな経験が自分の考え方に染み付いているんだと思います。

宇野:”ことに向かう” についても聞かせてください。

水橋:DeNA創業者 南場智子さんの言葉で、簡単にいうと「プライドを捨てろ」ということです。
自分の評価を上げたい、活躍したい、という切り口で “仕事=こと” に取り組むのではなく、“仕事=こと” を遂しとげることを目的に取り組む。それを南場さんは ”ことに向かう“ と表現されています。
私もそうでしたが、実際プライドが邪魔をして助けを求められなかったり、自分だけで何とかしなければ、と思っている人は多いと思います。でもそれは仕事に真摯に向き合っているとは言えない、と学んだ経験から仕事において ”ことに向かう” という考え方を大切にしています。

今後のチャレンジ、目標について

水橋:今までは自分で集客の戦略を立て、戦術を実行していたので戦略が戦術に落ちているかわざわざ確認する必要はありませんでした。ですが、これからは私が戦略を立て戦術はメンバーが実行していくことになるため、戦略が戦術に落ちているか、しっかりとモニタリングしていくことが重要だと考えています。また、私が戦略に集中できるようになる分、これまで以上に価値ある戦略を生み出せるよう “こと” に向き合っていきたいと思います。

藪ノ:今後関西は2025年の万博、そして大阪IRなど日本のメインになるイベントが多く予定されています。そう考えると、関西本社の企業で ”食” × 人材” ビジネスに関わっているのはとても優位性があると思います。将来に向けて水橋さんの意気込みを聞かせてください。

水橋:私は人材ビジネスにおいて、”情報の非対称性を解消できる” ということがやりがいだと感じています。また、マネージャーとしてメンバーにもこのやりがいや、情報の非対称性を解消していくことの価値を感じてもらいたいと思っています。 

藪ノ:マーケティングは “応募数” という近視眼的な目線になりがちですが、水橋さんがおっしゃった情報の非対称性を解消するというのは、マーケティングの本質でありこのビジネスの醍醐味だと思います。ぜひ、その気持ちを忘れずに後進を育てていってください。大きく成長をされ、これからが楽しみな水橋さん、改めて上期MVPおめでとうございます!

水橋さんのとある一日のスケジュール

10:00 メール・チャット確認・メンバー1on1

12:00 数字確認・施策等の実施・情報収集

13:00 Web広告運用作業等

14:00 ランチ

15:00 事業部との集客定例MTG

16:00 代理店との商談

17:00 資料作成・企画の準備

19:00 タスクの整理・1日の振り返り


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